【注意新作ネタバレ】忘れ物はありませんか?

こんにちは、カマキリです。
いつもごひいきにしていただきまして、ありがとうございます。

チームランドセル11月26日発売の駅員さんとペンギンさんの耳かきボイス
「ぐっすり眠れる耳かきボイスω」

もう、聞いていただけましたでしょうか?

本作は、説明文にもある通り
かなりボイスドラマチックな作品でして、
今までの作品とは異なる作品です。

なので、かなり違和感を感じられた人がいたものと思っています。


カマキリはもともとノベルゲームの制作をしたくて、
サークル活動というか、同人活動を始めておりましたので
こういったストーリー付きのボイスドラマを作りがちです。

かなり意識してそうならないように台本を書いています。

なぜなら、この界隈の多くの方がそういった
ストーリー一筋に重きをおいた作品を求めているわけではないと思っているからです。

これはストーリーは重要ではないという意味ではなく、
ストーリー以外のASMR要素や、声優さんの声、作品の雰囲気、演出など様々な要素における比重が高いという点です。

これが自分にとってはかなり特殊な世界で面白い部分だなぁと思うところです。
(どこに重きをおくかは人それぞれ分かれると思うのですが・・・。)


ただ自分は寝る前に寝れればいいやーと思ってこういう音声作品を聞くので、
物語を強く書こうとすると本来の目的と用途が著しくズレてしまうんですよね。

「え、いつになったら、耳かきはじまるねん?」

とか思うことってありますよね?

もしかしたら本作でもそう思った方もいるかもしません。
だとしたら申し訳ないです。


一応言い訳をさせてもらいますと

徐々に徐々に眠たくなるような演出にはしたつもりで、
最後の最後まで起きている人が、物語を楽しんでくれれば嬉しいなぐらいの気持ちで作りました。

構成を誤ると、視聴者のフラストレーションがたまって爆死しかねないので
こういう作品を作るときはかなり慎重にならないといけないと勉強になりました。


そういうリスクを犯してでも、

「自分が作りたいものを作る」

と決めているので、お付き合いいただいた方には頭が下がる思いです。


お詫びとお礼を。
ありがとうございます。

あと、毒針とかエビフライの罠を期待されていた方はすいませんでした!!!
今回は本当に何もありませんw



ネタバレ・補足

最後までお聞きいただいて、
シナリオがほわっとしている人、
内容がよくわからなかった人のために補足をさせていただきます。

もちろん人それぞれ、思ったところがあると思いますので、思っていただいたものが正しいです。

なので見たい人だけ見てください。

正解などというものではなく、
あくまで自分がどういう意図で作ったかを書かせていただきます。

駅員さんの存在について

駅員さんは幽霊のようなものかなと思われた方もいるかもしれませんが、そうではありません。

町に住んでいる人々の"想い"によって形作られた存在で、
実態が全くなく、かつて存在していた人間でもなければ、幽霊でもありません。

町の中で駅こそが最も多くの人が行き交う場所であり、
その町に住んでいる人びとが作りだした幻のようなものです。

実態がないので、(ときに改札ペンギンさんの力を借りて)
特定の人間の記憶や、思い出を見たり、干渉したりすることができます。

作品の趣旨について

自分の中で1つのテーマを持って作っています。

耳かきをしている最中というかなりふわっとしたポイントに女性が

「私、自分の生まれ育ったこの町が好きです」

というセリフがあるのですが、非常に大事なポイントになっています。

駅という町の人が行き来する場所を舞台にしていますが、
駅は町であり、町を作っているのは、人です。

町に住んでいる人びとが、自分の住んでいる場所を愛することで、自分も幸せになれる。幸せは巡り巡って循環してくるという考え方を示唆したものです。

もちろんいい思い出ばかりではないでしょうが、
それをひっくるめて自分を成長させて育んでくれるものが町であって

同じ場所に住む人を大切にすることで、きっと自分も幸せになれるんだぜ!
人を大切にしていれば、必ず自分に還ってくるし
もしかしたら、理や科学などでは説明できないような何かが降りてくることもあるかも・・・

ということが作品全体を総括した内容になっています。


次回作は、
ユキトさんと、結崎有理さんの百合ボイスドラマになります。



こちらもどうぞお楽しみに。

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