VXAce対策
以前、VXace 素材管理の謎という記事でVXAceで画像をインポートする際に「透明部分が認識されない」という問題について書きました。
今作成中の「歩行アクター&顔グラ」も前回と同じソフト(クリスタ、Photoshop、Aseprite)で作成しているため、同じ事態が起きることは必須です。いちおう記事内でGIMPを使用した解決策というのを書いたので、その通りにやればこの問題は解決します。
しかし!
これには大きな欠陥があるのです。
まず、何より個人的なことで何ですが、自分自身がGIMPの操作に習熟してないということと、(それにより間違ってたらスイマセン)GIMPにはPhotoshopやクリスタにあるアクション機能がないため、すべての画像に対して手作業で一つ一つ処理しなければならないという事です。
めんどくせー…
GIMPでなんらかの一括処理をやるには、スクリプトを書いてプラグインとして自前で実装する必要があるのだそう。
もちろん自分はプログラムなどできないのでそんなことは無理です。
で、ダメもとで Edge の Copilot にそのようなプラグインを作ってくれと頼んでみたところ、(この記事を書いてる時点でお分かりかとは思いますが)奇跡的にうまくいきました!
なぜダメもとかと言えば、これまでにも何度もプログラム系の要望を出したことがあるのですが、ほとんどうまくいった試しがないからです。まあ、自分プログラムをやる人間ではないから、単純に支持の仕方が悪い説もありますが…。
需要あるか分かりませんが、こちらがそのプラグインです。
VXAce対策プラグイン.zip (906.00B)
ダウンロード■プラグインの適用方法■
1.スクリプトの保存:
このスクリプトをGIMPのプラグインフォルダに配置します。
通常、プラグインフォルダは以下の場所にあります:
Windows: C:\Users<ユーザー名>\AppData\Roaming\GIMP\2.10\plug-ins
macOS: /Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/GIMP/2.10/plug-ins
Linux: /home/<ユーザー名>/.config/GIMP/2.10/plug-ins
2.GIMPの再起動:
GIMPを再起動して、プラグインを読み込みます。
3.プラグインの実行:
メインメニューから「フィルター」→「Batch」→「Convert and Export」を選択します。
入力フォルダと出力フォルダを指定し、「OK」をクリックします。
これで、指定したフォルダ内のすべてのPNG画像がインデックスカラーに変換された後、「8bpc RGBA」で出力フォルダに保存されます。
※ちなみにスクリプトはpythonで書かれているので、PCにpythonが入ってない場合は入れておいてください。
もっともこのプラグインも一発でうまくいったわけではないですが、いつもは延々と何度もうまくいかずに修正を繰り返し、最終的に「やっぱりうまくいかなかった」でおわるため、今回は自分にとっては奇跡のようです。
ついテンションが上がって記事にしてしまいました💦