【雑談】個人ゲーム開発は過酷すぎる趣味だよね、という話
こんばんは。
今作っているゲームの開発は順調に進んでいて、予定よりだいぶ早く完成しそうな気がしますが、お見せできる進捗がないのでまた雑談でも書こうと思います。
今回はタイトルのとおりで
- 個人ゲーム開発って過酷すぎる趣味だよね
- これまで失踪した個人ゲーム開発者を何人も見てきたし、それもまた過酷さを物語っている
というお話です。
個人ゲーム開発が過酷な理由
では早速ですが個人ゲーム開発が過酷な理由を挙げてみようと思います。この理由は人によって色々あると思いますが、個人的には大きく分けて次の3つが挙げられます。
- やることが多すぎる
- 苦労してゲームを公開しても文句を言われることが多い
- ライバルが多すぎて競争が激しい
それぞれ詳しく見てみましょう。
理由1:やること多すぎ
まず一つ目は、ゲームを作って公開するまでにはやることが山ほどあるので大変だということです。
ゲームを開発するにあたって具体的にどんなことをやらなきゃいけないか、という点は以前の記事に書いたのでここでは省略しますが、とりあえずゲームは色々な要素の集合体なのでそれを個人で作るとなるととにかく苦労します。また、ゲームは作って終わりではなくアフターサポートもやる必要があるためそれも考えるとかなりの労力が必要です。
正直、他の創作物と比較すると洒落にならないほどの手間と時間をつぎ込まないとまともにゲームを作ることはできません。私はそこまでやったことはないですが年単位で数千時間かけてゲームを作り込む方も多いですし、単純にゲームを作るだけでも十分過酷だということがお分かりいただけるかと思います。
理由2:辛辣なプレイヤーが多い
次に二つ目は、苦労して作ったゲームを公開しても称賛されるとは限らず、それどころか罵詈雑言を浴びせられることすらあることです。
実際、以前丁寧にゲームを作って「楽しんでもらえるといいな」と思って公開したら速攻で難癖コメントがついて辟易したことがあります。あのときはコメントした奴をぶん殴ってやりたいと本気で思いました。
…まあ、そもそもゲームは頑張ってプレイしないと先に進まないのでバグや不親切な部分があると受け手の不満が噴出しやすい創作物であることは確かです。しかしどういうわけか、プレイヤーさんの中にはなぜかイライラしている人が一定数いる場合が多くてレビューに辛辣なことを書いたり、難癖をつけてくる人も少なからずいます。
このようにせっかく楽しんでもらおうとゲームを公開しても心無い批判にさらされたりするのでゲーム開発は過酷です。
理由3:ライバル多すぎ
最後に三つ目は、ライバルが多すぎてせっかく作ったゲームが速攻で埋もれてしまうことです。
今の時代は高性能なゲームエンジンが無料で使えたりするので非常にありがたい反面、誰でも少し勉強すればゲームを作れるようになったことからライバルがめちゃくちゃ多くなりました。当然、開発者が増えるほどゲームもたくさん供給されるわけですが、プレイする側はそんなに増えないため供給過多になりゲームがあふれてしまっています。
そのような中で自分のゲームを多くのプレイヤーさんに届けるにはマーケティング的な能力も必要になっているわけですが、残念ながらほとんどの個人開発者にはそんな素敵な能力はありません。つまりせっかくゲームを作っても速攻で埋もれてしまうだけです。
自分が丹精込めて作ったゲームが埋もれて誰の目にも触れないままになってしまうのは悲しいものです。なんたってゲームはプレイしてもらって一人前ですからね…自分で作ったゲームを自分で遊んでいてもむなしいだけです。このことを考えてもゲーム開発は過酷ですね。
失踪するゲーム開発者は多い
さてこのように個人ゲーム開発は過酷なので、ちょっと見ないうちに失踪してしまうゲーム開発者の方は多いです。
私はもうTwitterをやめちゃったので最近のことは知りませんが、以前Twitterをやっていたときは知り合いが年に何人も失踪していて「ホントにこの界隈大丈夫か?」と思ったものです。…ま、それ以上に新しく入ってくる人も多いのでつり合いはとれているのかもしれませんが。
ちなみに失踪した人の傾向を書いておくと
- 繊細すぎる人(※これが特に多い)
- 他の開発者と揉めた人
- なんか偉そうなことを言っていた人
が多かった気がします。…私はあまり当てはらないと思っていますがとにかく失踪しないように気を付けたいところですね。
おわりに
以上、ゲーム開発は過酷な趣味だよなーというお話でした。ご覧いただきありがとうございました。
とりあえず私は好きでゲームを作っているので、過酷だろうが売れなかろうが力尽きるまでしつこくゲーム開発を続けていくつもりではあります(※私からゲーム開発を取ったら何もなくなっちゃうのでやめられない)。
ただ何が起きるか分からないものまたゲーム開発ですから、常に油断せず・かつ無理せず長く取り組めればいいなぁと思っています。