史上最多の撃墜王 エーリヒ・ハルトマン
エーリヒ・ハルトマン
1922年4月19日 - 1993年9月20日
【史上最多の撃墜王】
・フランス「この俺、フランスが撃墜王ハルトマンを紹介する!」
ハルトマンは自分の乗機である戦闘機メッサーシュミット Bf109Gの機首に黒いチューリップ風のマーキングをしちゃうキザなやつだ。
カッコいいとでも思ってんのかよ~!
・エーリヒ・ハルトマン「うるせー。」
・ドイツ「普通にクールだと思うが・・・。」
総撃墜数は戦史上最多(らしい)の352機だ。
この先、よっぽどの戦争がない限り、この記録は破られないだろうな。
ソ連との戦いである東部戦線で活躍。
ハルトマンは「観察」・「決定」・「攻撃」・「離脱」または「小休止(コーヒー・ブレーク)」という4段階の一撃離脱戦法に徹していたぜ。
ヒット・エンド・ラン戦法だな。
ハルトマンの場合は・・・。
1上空から敵機をよく観察。
2こちらの存在に気づかれれば小休止し、その敵機と離れ2度とその相手とは交戦はしない。
3もし気づかれなければ一撃離脱攻撃を行う。
という感じの戦術だ。
こうして、慎重かつ確実にソ連機を撃墜していったわけだね。
ハルトマンはとっても愛妻家!
高校時代に生涯をともにする女性ウルスラ・ペーチュと出会うぜ。
ハルトマンはイケメンぞろいのドイツ空軍内でも、トップクラスだったそうで・・・休暇に街に繰り出せば、街の女性たちから黄色い声が上がったという!
キャー!ハルトマンサーン!
でも!彼自身は妻一筋で、他の女性に一切手を出すことは無かった!
妻との愛に生きる撃墜王か・・・映画が一本出来そうだね。
1944年3月2日には202機撃墜の功によりアドルフ・ヒトラー自身から柏葉付騎士鉄十字章を授与される。
その際に、移動中の列車で車掌から振舞われた酒を飲みまくってしまう。
当然、酔うよ。
授賞式が行われるのはヒトラーの別荘「鷲の巣」で、自動車に乗り換える必要があった。
そして、ヒトラーの空軍担当の上級副官ビューロー少佐の命令で、酔いをさます為に氷点下の中をオープンカーで送り届けることに。
――――――
・ハルトマン「寒いぃぃい!!ギャアアア!!」
・ビューロー「さめろ~さめろ~。」
・同僚A「さむいぃ!!」
―――――――
みたいな?
しかし、完全に酔いはさめなかった・・・。
そのまま酔った勢いで、「鷲の巣」の玄関のイスの上にあった帽子をおどけて被っちゃう。
―――――――
・ハルトマン「グリフィンドォォオォォオル!」
・同僚A「お前天才www」
・ビューロー「・・・・・・。」
――――――――
結局、「総統の帽子だぞ!」と副官に取り上げられてしまう。
お茶目な撃墜王だね。
ウルスラとの愛を育み、1944年9月10日ついに結婚!
その頃ハルトマンは、撃墜数が301機に到達し、柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章(ドイツ軍人のうちから27名のみ。ロンメルとかが貰ってる)をヒトラーから授与されている。
そんな死亡フラグをへし折って、彼は大戦終結まで生き延びる!
「この戦争が終わったら僕と結婚してくれ。」なんて台詞を言っていたら、危なかったかもね。
だが、そんな彼を不幸が襲う!
大戦後、アメリカ軍の捕虜となり、あのソ連に引き渡されてしまう!
引き裂かれるウルスラとハルトマン!
・・・10年半の抑留・強制労働の後、釈放。
過酷な10年間により、ハルトマンすでに目の輝きが消え失せてしまっていた・・。
だが2人の愛は奇跡を起こす!
そう!彼にはまだ、愛するウルスラがいたのだ!
彼は妻の元へ生還を果たす!
ハルトマンとウルスラは空港で抱き合ったという・・・。
―――――――
・ハルトマン「もう君を離さない・・・!」
・ウルスラ「もうアナタを忘れない・・・!」
・同僚A「良かったねぇ・・・!」
・ハルトマン「いたのかよ。」
――――――
1957年にハルトマン夫妻の間には可愛らしい女児が誕生。
そして現在も「Im Liebe fuer immer(永遠の愛とともに)」と刻まれた墓標の元で妻と2人で眠っている・・・。
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