SHA 2018/01/29 12:10

ギャラハッド(ガラハッド)の所持品

●ギャラハッド(ガラハッド)の所持品 円卓の騎士であり、聖杯探索に成功した1人として有名なギャラハッド君。
今回は、彼の所持品を紹介します。




▶白い盾



白色の盾で、「アリマタヤのヨセフ」の血で描かれた大きく赤い血の十字架が存在する(どんなデザインなのかは分からんッッ)



ギャラハッドはこの盾を、聖杯探索中に修道院で手に入れるのだが…「持つ者に災いをもたらす」という呪いがあった。



その証拠に、ギャラハッドの前にその白い盾を手にした男は「謎の白い騎士」にぶっ倒されている。



だが、ギャラハッドは偉大な騎士なので…白い騎士にも盾にも認められることが出来た。



まあ、この「盾」の獲得までの話も、色んな展開が
存在しているけどね…。




▶選定の剣



ある時、川のほとりに流れ着いた「石に刺さった剣」



元々は精霊の剣だったけど、アーサー王の元部下「ベイリン卿」が手に入れる。



だが、その剣には「自分の最も愛するものを殺害する」という呪いがあって…なんやかんやでベイリンは弟と戦うことになり、兄弟共に亡くなってしまう。



そんでその剣がファンタジー的な力で川のほとりに流れ着き、
ギャラハッド達の前に姿を現したのだ。



剣には「最も優れた騎士だけがこの剣を抜ける」と
銘文されており、ギャラハッドは強キャラ設定なので見事この剣を抜くことに成功する。








▶聖槍



ギャラハッドのひいお爺ちゃんであるぺラム王を、傷つけた槍。



キリストを処刑する時に使用した「ロンギヌスの槍」なんだ
そうな…作品によっては名前がついてないやつもあるよ。



ぺラム王とベイリン卿が対立した時に、ベイリンがこの槍を使用…



ぺラム王は自然回復しない傷を負い、城も崩れる。



その後、聖槍が「どこにいって、どうやってギャラハッドが
入手する」のかは…ちょっと資料不足で分からなかったんだけど…



確か、ぺラム王の城(聖杯城、カーボネック城)にギャラハッドたちが着いた時に…「ファンタジー的な力で聖槍が聖杯とセットで現れた」…だったかな?



ともかく、その聖槍は「傷を癒す力」もあったので…ギャラハッドはぺラム王に槍を当てて「自然回復しない傷」を癒したよ。



そしてぺラム王を回復させ、聖杯も入手した後…ギャラハッドは
最期に昇天するので…「聖槍も一緒に持って昇天した」っぽいね。



ちなみに、パーシヴァルを主人公とする作品では…
このギャラハッドの役目をパーシヴァルが行っているよ。








▶ソロモン王の船・ダビデの剣



「ソロモン王の船」は聖杯探索用の船で…
「ダビデの剣」はその船の中に入っていた剣。



ソロモンが古代イスラエル王国の王様で、ダビデは彼のお父さん…
2人ともFGOに登場してたね。



一応、2つともぺラム王の持ち物らしいよ…聖槍といい船といい
一体どんなルートで手に入れたんや!?



…これらのアイテムはパーシヴァルの姉「ディンドラン」の
情報提供によって、入手する…という流れになっているよ。



特定のキャラに話しかけないとゲットできないアイテム…
ゲームあるあるですね、わかります。



まあ、これも作品によってディンドラン自体が登場しなかったり、船にも剣にも名前が無いパターンもあるんだけどね。








▶聖杯



ギャラハッドたちが手に入れた聖遺物…アーサー王伝説においては「何でも願いが叶う」とかそういう設定はない。



「キリストが処刑される前夜に使った杯」…
または「キリストの血を受けた杯」なんだそうな…。



聖杯を探す理由は「ぺラム王の傷・国土を癒すため」や
「騎士、キリスト教な名誉・加護的なものを受けるため」や「何かマーリンが言ったから」など…これも作品によって異なるよ。



聖杯を探しに行ったのは円卓の騎士全員…ただし、モードレッドなど一部の騎士は登場しないよ。
『アーサー王の死』などの作品では、最終的に聖杯探索に
成功するのはギャラハッド、パーシヴァル、ボールスの3人。



ランスロットは不倫してるからダメで、ガウェインも…
何かダメだったんだよね…。



「聖杯を獲得できる条件」は高潔な騎士である事で…まあ、簡単に言えば「童貞限定」みたいなので…多分、ガウェインは
童貞じゃなかったんだね。



そんなわけで、最終的に聖杯探索に成功するギャラハッド、
パーシヴァル、ボールスは童貞になるね…別に深い意味はないよ。



「聖杯を獲得する場所」は基本的に「ぺラム王の城、聖杯城」だけど…船の中に置いてある作品もある。



「聖杯を獲得した後」は聖杯を守る王になったり、
探索自体に失敗していたりと…色々ある。



ギャラハッドが登場する作品では…
「聖杯獲得後サラスという島に立ち寄る」⇒「アリマタヤのヨセフと出会う」⇒「ギャラハッド昇天」という流れになっているよ。



聖杯そのものはギャラハッドが昇天した時に、
一緒に持って行っちゃったみたいだよ…置いてけや!



その後、共に旅をしたパーシヴァルは隠居する事を決め…
ボールスだけがアーサー王の元に帰還したのであった…。

…また、アーサー王文学初期の作品では「聖杯を獲得する騎士」はパーシヴァルであることが多い。
ガウェイン獲得しちゃっている作品もあるゾ!
つまり「ギャラハッドが登場し、聖杯に関わってくる」のは、後になってから…ということになる。
つまり、ギャラハッドは後付け設定なんだよ!(偏見)
まあ…アレですよ…「後付けじゃね?」とか言われても面白ければいいんですよ。




















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