エリザベートちゃんは無罪かも?
●エリザベート・バートリー
エリザベートは16、17世紀のハンガリー貴族のお嬢さん。
日本ではドンパチ賑やかな戦国時代。
ヨーロッパでは、政略結婚などで勢力を拡大した「ハプスブルグ家」や現在のトルコあたりから領土を広げていった「オスマン帝国」が活躍する時代。
彼女は「少女を○問・虐殺」した話で有名。
「少女の血のお風呂に入浴した」とか「600人以上殺害した」とか「鉄の処女と呼ばれる○問具で血液を集めた」とか…。
・日本(弁護人):それでは早速ですが!「エリザベート・バートリー」ちゃんが無罪であるという私の主張をお聞きください!
●「無罪」である主張
1 エリザベートの親戚たちが遺産欲しさに罪を着せ、殺害に追い込んだ
2 「負債をチャラにしたい・バートリ家の権力を抑えたい」国王の陰謀
3 権力闘争・政治的駆け引きなどに巻き込まれた
4 他の貴族たちも「ハプスブルグ家に背いた」などの罪を着せられていた
5 共犯者とされる「使用人」の証言は○問で得られたもの⇒信用性に欠ける
・ドイツ(検察):今度は俺だな。これが↓彼女が有罪である主張だ。
●「有罪」である主張
1 城を調査した役人達により、多くの残虐行為が行われた死体と衰弱した生存者…及び、埋められていた死体を確認している
2 「陰謀・捏造」はあくまで「可能性」であり、決定的な証拠に欠ける
・日本:まずは私の主張「1」に関してですが、エリザちゃんは1609年に貴族の「ベンデ・ラースロー」との再婚を望んでいました…。
しかし、彼女の遺産の取り分を心配する「親戚たち」によって妨害されたのです。そしてこの時から、親戚たちによる彼女への誹謗中傷攻撃が始まったのです!つまり!親戚たちが「遺産を目当てに罪を着せた」ということなのです!
・日本:次に「2」です。
エリザちゃんの逮捕に関する説の1つに、ハプスブルク家のハンガリー国王「マティアス(マーチャーシュ2世)」が、エリザちゃんの夫「フェレンツ2世」に対して抱えていた負債をチャラにし、有力なバートリ家の権力を抑えるための計略である…というものがあります。
すなわち!彼女が犯したとされる罪は、「国王の陰謀・捏造」である可能性があるのです!
・日本:続いて「3」です。
16~17世紀頃、「オスマン帝国」と「ハプスブルク家」の2大勢力の狭間にあった、ハンガリー系などのマジャール貴族たち…。
中世後期において、ハンガリー・ルーマニア・ポーランドなどの東欧地域に強い影響力を持っていた「バートリ家」は、このマジャール貴族の中でも大きな存在感を発揮していたとされています。
そのような状況下にあったエリザちゃんが彼らの「権力闘争・政治的駆け引きなどに巻き込まれた」としても不思議ではないのです!
・日本:最後に「5」です。
エリザベートの共犯者とされる「使用人」の証言は○問で得られたもの…つまり「信用性」に欠けています。
そして、ハンガリー語版のウィキペディアによると…証人の1人に「エリザベートが女性の血を浴びていた」というような証言があったのですが…。
これに対し、「数100人の殺害はほとんど不可能である。有名な血の入浴も、血液の急速な凝固という深刻な疑問がある。被害者の負傷も、当時の医療的な処置である…とする見解があり、これは支持されなければならない」
…ハンガリー語版では、そのように書かれていました。
つまり!証言に信用性はなく、裁判・証拠などが「やらせ」だったのです!
・ドイツ:異議あり!弁護人は「Google翻訳」を使用している!彼がハンガリー語版のウィキペディアで得た主張・翻訳には信用性がない!
・日本:ま、まあ、そうですけど…
・ドイツ:そして彼の主張は「推測」ばかり…決定的な証拠に欠けている。死体や虐○された生存者という「証拠」がある以上、彼女の有罪は決定的だ。
・日本:(ここは感情に訴えるか…!)ば、陪審員の皆さん!これはエリザちゃんだけの問題ではありません!これは「イメージ・偏見で被害を受けた全ての人」のための裁判なのです!」
・ジル・ド・レ(陪審員):・・・・・・・・
・ヴラド三世(陪審員):・・・・・
・ドイツ:何なの…この陪審員のメンツ…。
・アメリカ(裁判長):面倒くせぇ!有罪!!
・エリザベート:役立たずッ!
・日本:ゴメン!
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