夢見月研究所 第4回 読書感想文の話 その1
CV:さとうささら(CeVIO)
小説家からみた読書感想文についての話をしていきたいと思います。
読者感想文の課題の狙いは、自分の考え、おかれている状況を文章にまとめて、他の人に伝えられることが出来るようになることが目的なので、内容は特に指定はないのです。
全体の論理構成を考える
そこまで、深く考えなくて大丈夫です。専門書を読みあさるなどは不要で、ラジオのニュースや番組などから推測していくといいです。一度にすべて完璧に仕上げるのではなく、
数回にわたって少しずつ覚えていきましょう。
まず全体のあらすじを簡易に説明する
その中で気になった場面をひとつ提示
どうして気になったのかをまとめる
それが第三者、客観的にみて、どういった意見が提示されるのか推測して述べる。
それに対して、自分個人の意見を述べる。
今回の感想文で得られたこと、気付いたことを述べる。
まとめ。全体を通して、作品の印象、他の人にお勧めできる点を一言かく。
ざっくり書くとこんな感じです。
今回の話は長丁場になるので、続きは次回からやっていきます。