夢見月すぐる 2022/09/19 10:12

無茶レビュー、迷レビュー割と好き

通販サイトやゲームのダウンロードサイトの謎レビューが割と好きで、よく見ています。
考え方は普通に面白くて、実際に試したくなります。

例えば、畑で栽培している野菜が、ひとつでも傷んだり虫に食べられたりすると、
もうその畑は傷物だから興味をそそらないとか、田んぼの端の雑草が取り尽くされていなくて、管理が甘いとか、一瞬しか映らなかった場面で石ころの色や形を気にしたりだとか。
そんな感じの話。

なぜその考え方で作品をつくってはいけないかとか、こだわってはいけないとか、
そういう点をひとつずつ考えていくのが楽しいです。

畑と田んぼの話は、普通に出来ないんですよね。以上で、何か考えて、考察することが間違っているんです。
石ころの話は、確かに突き詰めれば石の種類や、なぜその場所にその石ころが落ちているのかは理由があるからで、誰かが歩いているとき足にぶつかったのを何度も繰り返されてそこにあるのかもしれないし、誰かが意図して置いたのかもしれない。でも、そのことを気にする人がどのくらいいるのか?と考えると、ほぼいないんですよね。そういう話大好きです。

「ブリキ先生はゼンマイで動く」の作中でも、文化祭で上映する映画を決めるために、視聴覚室に置いてある映画をひとつずつ見ていく場面があって、学校に置いてある映画が面白いわけないんですよね。普通に考えて。だから、映画を選んで見ていることが間違いなんですよ。その間違った選択の先にあるものが見えて来たことで、普段何気なくしている行動が、
よく考えられた選択ということに気付いていき、その後の行動も具体的な内容になっていきます。

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