リボンの武者　１１巻　感想

　涙が出るほど面白い。こんなに面白い漫画が読めるなんてなんて幸せなんだ。
　この作品はガルパンのメディアミックスだけれど、深めるだけでなくさらに未来への発展までやり遂げた。リボンの武者すごいぞ！
　ここ何冊かで一番物語を動かしてるのがダージリンだっていうのが面白い。そしてこの巻ではいつもの優雅さをかなぐり捨てて戦車に夢中になってるのがまたいい。
　
　にしてもいい。ガルパンの過去から、そして未来まで見据えた作品になってる。今やってる劇場のその先まで描いてることになってるのがすごい。
　スポーツとしてのガルパン。道としてのガルパン。競技としてのガルパン。『公式戦車道の否定』それらを踏み越えてダージリンが道を開いていく。ああ、ガルパンはいいぞ！リボンの武者はいいぞ！