片倉九時 2019/12/18 22:05

違国日記は絶望読書にはいるのではないか?

 違国日記はヤマシタトモコさんが描いてる漫画で両親を亡くした中3の田汲朝が母の姉の小説家である高大槙生(こうだいまきお)に引き取られる話だ。
 それで絶望読書とは頭木弘樹さんが唱える絶望してるときは絶望読書がいいというものだ。
[違国日記](<a href="https://honto.jp/isbn/978-4-396-76717-4?partnerid=aftoc8407944871&booktype=ebook" alt="【期間限定価格】違国日記(1)" style="display:inline-block;text-align:center;font-size:13px;text-decoration:none;"><img src="https://image.honto.jp/item/1/98/2879/1287/28791287_1.png" width="100">【期間限定価格】違国日記(1))
[絶望読書](<a href="https://honto.jp/isbn/978-4-86410-487-6?partnerid=aftoc8407944871&booktype=ebook" alt="絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~" style="display:inline-block;text-align:center;font-size:13px;text-decoration:none;"><img src="https://image.honto.jp/item/1/98/2795/5449/27955449_1.png" width="100">絶望読書~苦悩の時期、私を救った本~)
 頭木さんは病に伏したとき、元気になる本より絶望するような本を読むのがいいというようなことを確か書いてて、なるほどと。例えばつらいときに太宰の人間失格を読みたくなったりするのと同じかなと思ったりした。
 
 違国日記はとても面白い。それと同時に「そうそう!」と頷くようなところがある。でもそこは楽しいじゃなくて悲しい記憶と連鎖してくるようなものだ。

 違国日記は。そもそも両親の死から始まり、姉妹の相互不信。親が信じられない等だれにでもありそうな絶望がかかれている。
 これは読む人にとって、寄り添うようなものになるのではなかろうか?

 

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