【重要なお知らせ】
前回の記事で軽く触れましたが、今回はAstereflet作品の今後について色々と書いていきます。
まず、この作品企画が始まったのが2021年11月頃です。
VRoid Studioという3Dキャラメイキングツールが正式版公開になった際に、モデリングをして好感触だった為、ファイル形式VRMを使用したツールで色々と試用していた際に、VRM Live Viewerという所謂MMDと同じ機能を持った踊らせるアプリケーションで主要3人のキャラを踊らせていた事が始まりでした。
画像を見て貰えると分かるように、初期コンセプトは歌ってみた、踊ってみたをしている女の子達に声と少々の背景ストーリーを持たせようと企画しました。
その後、ヘッドマウントディスプレイを使用したVRアプリケーションであるPlayAniMakerで画期的なアニメーションが作れるかも?と、作者さんの公開している動画を見て判断し、機材の調達やアプリケーションの試用をしました。
キャラクターのモデリングはVRoidStudioのツールが優秀な事と、BOOTH上で数多くのアセット(髪型や洋服など)があった為、お手軽に1ツール上で完結可能でしたが、アニメーションとなると3D背景(教室であったり、ロケーションすべて、小物もすべて)の入手難易度がかなり高く、また3Dモデリングソフト(Blenderなど)を駆使しないと使えない物も多数ありました。
無料で手に入る物も少なく、それらを用意するだけでもかなりの金額を費やしました。
1~10まで全て個人でやるのはかなりハードルが高く、色々な方のご協力の元プロローグと第一話を完成させました。
ただ、その時点で作者が描いていたストーリーや作品のイメージを具現化するコストが非常に高くつく、制作に割く労力が非常に高い、動画の性質上YouTubeが公開する場に適していますが再生回数などを見るとリターンが薄いなと感じておりました。
また、3Dアニメーションと銘打つと色々なツールに熟知している方のアニメーションと比べるとチープな表現しか出来なく、描いているアングルやシーンを制作する為には長い時間を要する為、サイドストーリーにて様々な試みを行いました。
BloomSymphonyでは、エンドロールにPlayAnimakerの作者さんの新作ツールShoostを使用し、動かないながらも画面効果により綺麗な映像のテストを。
LastingMemories第一話ではグリーンバックにShoostを組み合わせて映像そのものの質感を向上させました。
ただ、どちらも映像効果という点のみで動きのある映像表現ではあまり思ったような物が作れていません。
現状、VRM形式を読み込みお手軽に動きのあるアニメーションを作れるツールが出てこない限りは求めるレベルの映像作品を作る余裕はないというのが本音です。
以上が前置きとなり、ここからはAstereflet本編に関する事になります
【新生アステルフレ】
■3Dアニメーション作品としてスタートしたアステルフレですが、上記理由と作者一人での制作体制の限界により、作者である桜葉玲のアカウントをアステルフレ公式アカウントとして変更運用しました。
それに伴い運営体制も変わります。
負担の軽減、分散の為、広報、制作と計3名体制となります。
公式アカウントは状況により複数で運営する場合があります。
■VRM Live Viewerを用いた映像作品へ
先にも述べましたが、旧来のPlayAniMakerを用いた3Dアニメーション作品から初期構想であるキャラクターの歌ってみた、踊ってみたに重きを置いた作品に変更になります。
旧来アステルフレから設定の引用で、本編シナリオのその後の世界観として構築されます。
https://youtu.be/W3GXg4FFA_A
メインキャラクター3人を上記ツールで踊らせた映像です。
https://youtu.be/QW6ClM7uqkI
こちらは、企画初期から制作協力をして頂いている遥風役の瀬多さん自身がyoutubeに公開している音源をMIXしました。
https://youtu.be/SNA0kZb7WW8
こちらは、メインキャラクターの一人である心優役の楠あかりさんが公開されている音源を使用し制作しました。
※以前、公開作品を自キャラ(心優)と合わせて使用する許可を頂いております。
このように楽曲映像作品に加え、昨今のゲームにもあるような会話パートによるキャラクターの掘り下げなども合わせて制作します。
サンプル画像の通りになりますが、動かすかどうかは今のところ未定です。
・続いて、旧来のシナリオの扱いについて
メインストーリーはプロローグから始まり、最終回の7話前編・後編で完結になります。
脚本は既に完成していますが、上記の理由により描きたいシーンを思うように作れない為、全映像化は現段階では無理と判断しています。
別案としてボイスドラマやそれに準じた方法も考えましたが、キャラクターの映像があってこそと思っているので、それが十分に行かない現状、今後メインストーリーに関してはHP上にシナリオを加筆して掲載予定となります。
■サイドストーリーに関して
元々、サイドストーリー込みでメインストーリーがより楽しめる構想でした。
中には本編の演出を誤魔化す為のフェイクもサイドストーリーには盛り込んでおりましたが、上記メインストーリーの理由により今後は一番収録が進んでいるLastingMemoriesのみ完結まで展開、BloomSymphonyに関しては設定を引き継ぎ、新生アステルフレにて展開されます。
よって、LastingMemoriesのみ従来方法等にて年内完結予定で制作中です。
■メインキャラのサイドストーリー2つについて
七海、心優のサイドストーリーは全収録済みとなっておりますが、こちらの展開については以下の通りです。
・七海サイドストーリー
こちらは本編第二話に続く重要なシーンが含まれたお話でした。
メインストーリーの処遇につき、音声記録としてHP上でアクセス出来るように後々更新いたします。
・心優サイドストーリー
前編、後編とかなりのボリュームで構成されております。
こちらも過去の世界観の記録としてHP上でアクセス出来るように更新致します。
※上記2作品については、HPの改修が終わり次第順次公開となります。
■まとめ
・3Dアニメーションドラマからプロローグで描いた初期構想の歌ってみた・踊ってみたを投稿している女の子達の日常を描いた作品へ。
(大まかなイメージはアイマスのような歌唱・ダンス→会話パートを想定して頂ければ分かりやすいかと思います。)
・長編シナリオの映像化を辞め、日常やキャラクターの掘り下げを重視するショートシナリオへ変更。
・制作・運営体制の変更。
アステルクスに関しましては、また後日記事をアップ致します。
Astereflet運営一同