流れ雪月花 Aug/09/2025 20:00

東京ゲームダンジョン9 十二兵装物語出展レポート

体験版、ver0.02が出ています!エラー修正等が行われているので、該当する方はダウンロードしなおしをお願いします。遊べている人はそのままで結構です!



東京ゲームダンジョン9は無事終了しました。
設営で腰をやって一瞬マジで立てなくてどうしようかと思ったけど、バファリンで何とかなった。

SRPGはアウェイ


結構評判もいい感じで嬉しい反応を貰えたのですが、基本的に感じたのはコレです!超アウェイ! まず試遊するかしないかの段階で滅茶苦茶弾かれてるのを感じました。老若男女がいる場面でしたが、本作の試遊プレイは90%がゲーマー寄りの男性で女性はゼロ、という感じでした。

自分のブースだけコアゾーンになっているのを感じる……対面がキラキラのかわいい音ゲー?ブースだったので、……あの皆が持ってる星型のノベルティ欲しいな……と思いながら自ブースの対応に追われる。9時半に入場して17時までほぼ飲まず食わずです。トイレにも行けないワンオペの悲哀である。

準備編


まず、当初はオフラインイベント専用版を用意しておりました。最初のステージは使えるユニットが主人公、僧侶、飛行兵の三種類だけ。これじゃつまらないかも……という事で槍騎兵を増やして、その分の雑魚敵を3体追加していたのです。さらに専用のエンディングもありました。しかし、これには滅茶苦茶問題があったのである。

最初の過ち

最初に一般客が入場する前、恐らく他のブースから数名の方が遊びにきてくれたのですが、その方たちはこういったゲームが初めての印象でした。そして、そのプレイというのは主人公が一直線に突っ込む、導線を引いた最初の村に訪問しない、後から参加する飛兵を操作できる事に気づかない、といった物でした。


勘違いして欲しくないのは、ゲームが悪かったという話です!操作するユニットなんて増やしちゃいけなかったんですよ。自分が作ったゲームに皆が正面から向き合ってくれるとは限らないのです。

槍騎兵が斧相手に仕事しないのも合わさり、敵の数に押されて仲間が壊滅し、主人公一人がボスに向かって逃げる様なプレイが続きます。その時点でこれはヤバイ、と確信して、一般客の入る前にバージョンを入れ替える作業に移りました。

別バージョンを使用する

手持ちにあったのはα5クライアント、ゲームダンジョン版クライアント、体験版クライアントの三つです。事故ったらイヤなので、複数バージョン持ってってたのだ。自分がチョイスしたのはそのうちの体験版クライアントでした。今ダウンロードできるヤツですね。


で、これは正解でした。その後のプレイヤーの方は大半がエムブレマーで、最初に見た戦況が崩壊している感じは無くなります。ただ、それでもそんなにスムーズに遊んでいる様子ではなく、10分~15分くらいが平均時間になってたかな。エンディングが無いので皆さんステージクリア後の拠点探索を隅から隅まで楽しむ感じで、20分くらいのプレイ時間になっていたと思います。


ほとんどのプレイヤーさんが拠点イベントを全てこなしてから最後にステージ2へ、その辺りで試遊終了を告げる……みたいな導線を辿っていたので、多分楽しんでくれていたんじゃないかと思う! 基本的に迷っている人以外にはアレやれコレやれって干渉したくなかったので、時間がかかってもベガ立ちで見守るプレイに。

試遊台を二つ用意したのが正解で、ほとんどプレイヤーは途切れない様な形になっていました。客を急かすのはストレスになるので、できれば複数台用意した方が自分の気持ちが安らぐと思います。多分お客さんサイドとしてもタイマンでじっと見られるより分散している方が気が楽ですからね。


現実に気づく

ロストや武器耐久の無い遊びやすい緩めのSRPGという認識が間違っていた事に気づけたのが今回一番の発見でした。回転悪いなりに数十名の方に遊んで貰えたと思うんですが、スイスイ遊んだ人はゼロである。

分かりやすい所で言うとこの辺。


基本的に一章は斧の敵が多い上、HPが低いのでゴムの剣で確殺できる作りになっています。ロックローチも岩属性なので、打属性のゴムの剣が有効です。ボヨンボヨン言う面白武器に見せかけて、序盤のゴムの剣はガチなのです。


しかし、ほとんどの方が攻撃力の高い獣の槍に持ち替えて攻撃していました。数字を見ると、確殺数は同じで外れる確率が上昇し、被弾する確率を倍にする択で、損しかないのである。

モニターが小さくて見づらいと言うのも一因なんですが、エムブレマーでも初見でこんなもんは読み取れないのです。属性システムや三すくみ等はゲーム進行と共に慣れていく部分なので、一章にこんな要素を入れてる事自体が間違ってた。キャラメイクもトラップで、錆びたレイピア振り回してるのが一番強いのに刀や魔法といった別の選択肢が入ってきちゃうんですね。


無駄に選択肢が多いのは自分の作品の美点ではあるんですが、それは初見殺しの難しいゲームなんだよね。

そんな訳で、イベント後にこの辺の反省点を活かして、ゲームの改修をしています。詳しい中身は長くなるので、限定記事の方で。かなりの改善が図れて、胃が痛いけど有意義な時間となりました。

次はあるかな?


正直悩む!

いろんな人に遊んで貰って発見があって、直接褒められて、パブリッシャーの方からも名刺を頂いて、と良い事は沢山ありました。でも基本的にあの場にゲームがそぐわない感じもずっと感じていました。それでも外部に露出するのは大事だとも思ったので、小利口にやらない理由にするのではなく、滑ってもガンガン当たって行きたいとも思います。



仮に次やるとしたら、弱点属性を狙って敵をどれだけ早いターンで倒せるかのチャレンジマップみたいな形にしようかな。


多分イベントの試遊は遊園地のアトラクションであるべきなんだと思います。SRPGのゲーム的な数値計算や管理の面白さを伝えようとするのは間違いで、何を体験させるかに重点をおくべきなんだと感じたな。


何はともあれ、まずはストアオープンを目指したい。イベントでも「まだ売ってないんですか?」って質問は多めです。色んな人を待たせてるよな~。

今回のオマケ記事は制作関連をちょっとだけやります。体験版新バージョンの内容解説もこちらから。

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