十二兵装物語、後半戦を考える回
近況報告
一月も終わり二月も後半戦。昨年とは少し違う形の活動を進めています。特に力を割いているのは練習!最近はポーズ模写とかやってます。想像で何となく描いていた部分を、改めて埋めなおしてる感じです。
あんまり人に見せられない絵が溜まっていく……ハーロットさん、元が半モブだから特徴が少なくてとにかく描きやすいのだ。あんまり思い入れのないカワイイだけのキャラクターだから、いかがわしい事もさせやすくて……(最悪なセリフ)
今更ながらユニコーンオーバーロードをやった話
いきなり関係無い話を、と思うかもしれませんが、滅茶苦茶関係があります。まあ聞いて欲しいのだ。
バニラウェアさんの作品って凄すぎるグラフィックのクオリティに足を引っ張られてボリュームがない印象があって、本作もあんまり食指が動かなかったんですが、やっぱり新しい評判のいい物は接種していきたい。と言う訳で、遅めの正月休みをこれに費やしました。
感想としては良かった!
今作はボリュームもしっかりしてていいですね、システムは全然違うんですが、作品の端々からFEの後輩である事が感じられます。この作品にもスロットシステム的なモノが搭載されておりまして、ゲッ、ちょっと被った!と言う気持ちが半分、やっぱこういうのいいよね、って気持ちが半分。
いい感じだと思ったのは育成部分の手厚さ。プレイヤーの手をかけられる所が多くて、満足度が高いです。戦術を組んだり街を直したり、やれる事が幅広いのだ。小隊制のおかげで、扱えるユニットの数も多くて死にユニットが少な目です。これは美点ですが、後述する欠点にも繋がっています。
本作の欠点だと思ったのはややこしさです。戦闘相性とかが直感的ではなく、個々のユニットの特徴もよく分からん……適当に編成して、なんかバラつく戦闘結果を理解しないまま何となく戦う……みたいな遊び方をしていました。これは5人編成の弊害でもありますね、多くのユニットを使える代わりに理解度が下がる……小隊制のスパロボなんかでも感じたな。
後は名前付けたかったな~。色とか自由に選べるのに、名前が変えられないのだ!自分はドラクエFF育ちなので、とにかく名前を変えたいのです。ボイスとの整合性なんて無くていいから名前を変えたい! 十二兵装のデフォネームが空白なのもその為です。必ず自分で名前を考えて付けなきゃ遊べない様になっています。宗教なんだよこれは。
で、何故この作品の話をしたかと言うと本作のワールドマップのシステムが素晴らしかったからです。
ユニコーンオーバーロードは巨大なワールドマップをうろついて、マップにちりばめられた戦闘マップを攻略して行ける場所を増やしていく、という仕組みになっています。途中から行けるマップが増えて、ケモノが欲しい場合は雪国へ、エルフが欲しいなら森へ……みたいな自由度もあります。配置されたマップの難易度が固定の為、想定された順番を通らないと手前の方のマップが簡単すぎて骨抜きになる、みたいな欠陥はあるんですが、このマップの仕組み自体は本家FEの欠陥を大きく改善した発明です。
FEの欠点はマップが順繰りに進む事です。これはプレイヤーが想定された戦力を整えてくれないと詰んでしまう事と繋がっています。フリーマップはこの欠陥を補う為に存在しておりますが、どうも作業的で面白くない……
ユオロの戦闘マップはマップ自体のボリュームも小さめな物が多く、ストーリーの要所とミニマップで緩急があります。RTS的なシステムとかみ合って、とてもいい。ちょっと数は多いんだけど、すぐ終わるからついついもう1マップ、もう1マップ……と遊びたくなってしまうのだ。
この素晴らしいワールドマップを参考にしよう、という所が今回の議題なのであった。
ワールドマップを考える
と言う訳で、試作品を作りました。この辺のフットワークの軽さが個人製作の美点であります。
なんかアクトレイザーの天使みたいな事を言ってますが、勿論これは仮です。
この様に、第四部からはワールドマップを歩きまわって自分のペースで色々なマップを攻略していく様にしようかと思っています。神器の性能強化や子世代生成もここで解禁します。クリアするたびに拠点に戻れるのがポイントで、1マップクリアしたら部隊整理や貯めた好感度を使って信頼度を上げたりできる訳です。
恐らく、舞台となる大陸は4つか5つ。全部だと冗長になると思うので、やりたいイベント分だけ使います。夢のフリーシナリオ形式だ!
この上を直接歩き回れる様にしようかとも思ったんですが、多分ドットマップで大陸ごとに分けた方が楽しいと思う。国境を防ぐ敵兵を倒して、大陸間は船で繋いで、徐々に行ける場所を広げていくのだ。
新エリアを探索すると装備を鍛えてくれる鍛冶屋を発見したり、キャラクターに関連した街を解放するとそのキャラクターの専用装備が強化されたり……マップを埋めていく遊びな訳ですね。
光栄の大航海時代2が好きなんですが、ああいう事をやりたい!探索して珍獣や遺跡を見つけて名声を稼いだり、軍資金を入手するみたいな……プレステ・ジョアンの国を探すのだ!
既知の問題として、この大陸の場合どのマップをクリアしてもスタート地点はこの位置になります。変数で出現位置を振り分ける事もできるんですが、マップ開始時にカメラがガクンと振れるので現状出現位置に固定しています。これは高さがあって上下にスクロールするマップの場合の仕様です。製作を進めて違和感がある様であれば、直すかも。
サブマップには強○出撃や出撃禁止ユニットなんかを設定して、幅広いユニットを使わせる……というより一部ユニットの育ち過ぎを避ける様にしたい。このゲーム無駄マップを作ると結構派手に育っちゃうので、ある程度絞っていこうかと思っています。
本作は、出撃して生き残るだけで好感度が上昇します。主人公が出撃する事は条件に入ってないんですよ。主人公の無双プレイもちょっと寒いので、マメに出撃禁止にしたりすると思います。子世代生成も本当は拠点でやるつもりだったんですが、この形式なら専用マップでやるのもアリかも。FEifもそんな感じじゃなかったっけ、あんま記憶無いけど……
続オルド
現実逃避して何にもやってない!やっぱ行為と選択肢は良くない気がしてる!生々しすぎる!直接的なのは一回やめようかな。もうちょっと観念的にゼノギアスくらいの解像度で……