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いらにか 2022年05月07日 08:40

【2022年4月】道草恋歌の月例賞発表

どうも、いらにかです。
Amazon Primeに007シリーズが来ていたので、ダニエル版の映画を見ましたがやはりジェームズ・ボンドはカッコいいですね。
おかげで、ゴールデンウィークは英気を養うことができました。
今月は忙しくなりそうなのでGWで貯めた元気貯金がゴリゴリ削られそうです(超楽しみ)


道草恋歌
https://michikusa-renka.glideapp.io/


さてさて。
今回もゲスト審査員をお呼びしています。
一体誰なのでしょうか……

答えはこの後すぐ!!

というわけで、道草屋への思いを短歌・俳句で綴る道草恋歌のゲスト審査員賞と卯月賞の発表です。

国蝶賞

早速ですが問題です!私は誰でしょう?
今回のゲスト賞は「国蝶賞」つまり、国を象徴する蝶ということです。
日本の国蝶、知ってますか?
それは紫色の美しい羽を持つ蝶、オオムラサキ。

改めましてこんにちは、ゲスト審査員のオオムラサキさんです。
4月の初頭、いらにかさんに「今月のゲスト賞やらない?」と言われたので、引き受けさせていただきました。
審査がんばるます!
「国蝶賞」は2作品選びました。
こちらです。

一つ目
縁側に 並びて雨を 手探れば すかすその手に 幼きを見る
――のりひじき

二つ目
思い出のひとつひとつは点であり新たなみちを生みだす破線
――黒縁ナイロールのお客様

のりひじきさんの「縁側に~」は、縁側の良さを描いたものだと受け取りました。解説にもありましたが、縁側は実に不思議な場所です。年を重ねるにつれ失った「純粋さ」や「無邪気さ」を、縁側に座るだけで取り戻せる、そんな気がします。縁側の魅力がよく伝わってきます。
黒ナイさんの「思い出の~」は歌のつくりに感激をしました。一目惚れです。「思い出」を点とすることにより、ひとつひとつの点が離れていても「破線」として形はできていく。過去が未来に繋がる、とても素敵な表現です。また解説にもあった「みち」の解釈は、影響を受けて恋歌を作るほどお気に入りです。
お二人とも、素晴らしい歌です。

まとめ的な
先月から道草恋歌にゲスト審査員という新たな風が吹き込んできましたね。まさか4月分を担当することになるとは思わず、のんびり過ごしていたオオムラサキさんですが気が付いたらまとめを書いています、恐ろしや。気をつけてください!次はこの文章を読んでいるあなたかもしれませよ。
今後も道草恋歌に新たな風が吹くことはあるのでしょうか。黒ナイさんがこっそりやっていた「ばっくやーど数コマ」のタイトルを短歌に含むルールとかよさげですね。「数コマ部門」として開いても楽しそうです。現在、十一首しかない百人一首部門はいつ完成するのか、国蝶賞の評価規準は何だったのか、5月のゲストは誰なのか、分からないことがいっぱいですが、それもまた運命。
来月の作品も楽しみにしています。
それでは!"Good morning, and in case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!"
オオムラサキさんでした。


(原文ママ)

月例賞

ここからは月例賞の発表です。

卯月賞

待つ程に 絡まり焦れた 心では ただ好きなんだと それすら言えず

ーーーー
作者:限界お客様
部門:短歌部門
解説:
初めて貴方の声を聞いた時から、ずっと貴女の事が大好きでした。ただ好きという純粋な感情ですら、ありきたりな言葉で口に出した瞬間に陳腐なものになってしまう気がして、私はずっとこの思いを劣化なく言い表す正解を探し続けています。それでもやっぱり今日も見つからなくて、何も言えずに貴女を愛しているのです。
ーーーー

次点

横顔のスナップ写真ばかり見て「好きだ」以上の言葉が出ない

ーーーー
作者:黒縁ナイロールのお客様
部門:短歌部門
解説:
テーマはばっくやーど82話の「スナップ写真」。
「道草屋が好きだ」と言うのは簡単だけど、それは作品を一側面から見ているだけに過ぎないのではないかと思う時があります。正面から向き合えていないように感じるとでも言いましょうか……。
それが悪いことだとは言いませんが、一抹の悔しさや寂しさを覚えてしまいます。
ーーーー

佳作

君が呼ぶ「お客様」 との声はもう 何十年と 昔の事で

ーーーー
作者:限界旦那様
部門:短歌部門
解説:
ひと握りでもこんな未来への希望があるのなら、私はまた今日を生きていけるでしょう。

またね、芹さん。また来るよ。
ーーーー

願えども ただ触れられぬ 声ならば
この恋さえも 触れないままで

ーーーー
作者:左右田蓬華
部門:短歌部門
解説:
所詮は声。所詮は音。いつだって虚像を追い続ける我々です。しかしながら、そこに芽生えた心はいつだって本物。触れられないものを必死に追い求める私達の恋心もせめてあの夢に置いてきて、付かず離れず末永く、「そのまま」で居られれば、これ以上に美しい事はないと思うのです。
ーーーー

老いた日々が愛に埋め尽くされても
まだ残っていた恋の味

ーーーー
作者:いらにか
部門:自由律部門
解説:
この恋心はいずれ全て愛に変わると思っていました。
それが家族になるということで、共に歩むという事なんだろうなと。
でもそんな事はなくて、おじいちゃんになっても恋心は残っていました。
僕はまだ君に恋しています。
愛にあふれた日々の中でも。
ーーーー

総評

4月は芹さんの発売もあったため、良い歌が沢山ありました。

その中でも限界旦那様の歌がストレートで共感できる要素が個人的に好みで大賞に選ばせていただきました。
芹さんとの関係は「好きという気持ちは通じ合っているはずなのに、言葉で伝えることが出来ない」みたいな感覚があります。その独特な関係性と読み手の気持ちを述べてから最後に「それすら言えず」と打ち消しで強調している点が個人的に好きです。

次点の黒ナイさんも良い歌でした。
ばっくやーど漫画は彼女たちの日常を覗き見している側面があり、それとスナップ写真の話がさらにリンクして、解説の言葉がさらに深みを増している気がします。

振り返ると、好きという感情を歌った「恋歌」が多い月だったなと思います。
私的な感想ですが、やはり好きという気持ちは複雑性も併せ持っているせいか、詠み手の色が良い意味で出てくるなぁと思いました。
「好き」を言葉にする恋歌はやはり良いSo good……だと再認識しました。

もちろん、道草恋歌は「とにかく自由」なので恋歌以外もバッチコイです。
個人的には「すけべっち」に並ぶ鬼才を待ち望んでいたりします。


あとがき

5月から少し忙しくなるので、もしかすると来月から月例賞発表が遅くなるかもしれません。あくまで”かも”のレベルですが先に予防線を貼っておきます。

あと毎週木曜の21時から「いらにかラジオ」をしばらく配信することにしました。
もしかしたら、来月の月例賞はラジオ内の発表が先になるかもしれません。
あくまで”かも”のレベルですが。

というわけで、引き続きご愛顧のほどよろしくお願います。

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