Googleカレンダーで予定をツイートさせる話
どうも、いらにかです。
先週、クリエイターさんの活動予定表がほしいよねって記事を書きました。
https://ci-en.net/creator/10765/article/519379
今回はそれの続き的な雑記です。
近年のIT界隈はRPAやら色々と「自動化」に関するツールやサービスが存在します。
IFTTTというサービスもその一つですが、簡単に言うと、サービス同士をつなげて連携させるプラットフォームです。
例えばIFTTTを使うと、「Googleカレンダーの予定の開始時刻になったら、ツイッターで予定の説明欄に書いてある内容をツイートする」といったことが出来ます。
で、それを使って未来ツイートという遊びを始めました。
https://twitter.com/happy_packet/status/1432628282051153921
Googleカレンダーの予定の説明欄につぶやきたい内容と今の日付を書くだけの簡単仕様。これで、不慮の事故に遭遇しても推しの誕生日にお祝いツイートができるし、なんかこれを題材にしてショートショートが書けそうなだとか色々と妄想していました。
IFTTTの良いところは、こうやってサービス同士をつなげて作った「レシピ」をシェアして他の人も使えるようにできるところです。今回作ったやつも公開しておきました。
https://ifttt.com/applets/TqmEPWvp-
IFTTTは無料枠だと3つまでしかアプレットを作れなくなった(以前はもっと作れた)のが少し残念ですが、こういったツールを活用することで身の回りの「手間」を減らす事ができます。IFTTTの類似だとzapirやMicrosoft flowとかもあります。
近年のITサービスは柔軟な連携を考慮して設計されているものも多く、IFTTTのようにサービスを跨いでユーザが欲しいものを簡単に作ってしまえる世の中になりつつあります。ちょっとした笑い話ですが、IT企業よりも他業種の企業の方がITをうまく活用しているケースすらあります。
ITは目的を実現するための技術であり、手段であり、道具です。
道具なので使われなければ、効果を発揮しません。
なので、ぜひともITを使ってあげてください。
ちなみに、IT活用で社会から「無駄な手間」が減ることを私は心から願っているので、9月に発足したデジタル庁を心の底から応援しています。
近年の日本のIT業界は大きな案件があまりにも不穏すぎるので、良いモデルケースになってくれるよう祈っています。
特に「規制のサンドボックス制度」がしっかりと良い方向に機能して、岡崎市立中央図書館事件やCoinhive事件のようにトンチンカンな法的執行機関に開発者も振り回されることがないよう、デジタル社会を作って欲しいです。