ロシア風音源集作りました。
いやはや苦節数ヶ月、ようやく完成しまいた。
そうロシア風音源集 Ekaterina 本日発売開始しました。
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もうね
これは我ながらかなり頑張りました。
参考のため数多くのロシアっぽい曲を聴いたんですが、
「そもそもロシアっぽさとはなんぞや」という疑問
1つはテトリスの曲のようなポルカ風ノリのいい短調のメロディーですよね。
そして旧ソ連を彷彿とさせるような軍歌的なアレンジはやっぱり外せないわけですよ。
そんなこんなで連日ソ連を舞台にした戦争映画をみたり、ウォッカを飲んだりしながら色々と考えたんですが
何より、素朴さというのが重要になってくるのではというのが一つの答えかと思います。
とある映画の中で兵士たちが出撃前に塹壕でジャガイモをかじりながらウオッカを飲むシーンが出てくるんですが、それが印象的で、そもそもジャガイモもウオッカも他に作物が出来ない貧しい土地という背景に繋がってくるのかなと、そんな場所では素朴な音楽がよく似合うと思ったわけです。
軍歌的なアレンジにしても、最近の映画音楽のような音色を聴かせるようなものじゃなく、
兵士たちが耳馴染みのある曲で自分たちを鼓舞するというイメージが必要だったので
持ち運びできる楽器=ブラスをメインで使う必要があるななどと、まあ色々悩みながら作りました。
短調のメロディーにしてしても、コードは極力シンプルなものを、上にのせるメロディーもシンプルな譜割を意識する、この2点を守らないと、どうもヨーロッパ風に寄って行ってしまう気がします。
これを守って作ったラフをポルカ風、軍歌風にアレンジし、より合うものを採用、あるいは両方採用、という我ながら時間のかかる作り方をしてしまったもんで時間がかかりました。
そんなこんなで以前a la carte2に収録した5曲を含む22曲入りの音源集になりましたんで、是非チェックしてみてくださいね〜