ハロウィンと僕
どうも僕です。
さて10月ですね。
世間がハロウィンで浮かれるこの季節、
ハロウィンに泣かされる男の存在をご存知でしょうか、
そう、僕ですね。
今年もハロウィンが10月31日、渋谷がカオスな事になる中、
遠く離れた和歌山の地で、とあるダンスのハロウィン公演のリハ大詰めを迎えているでしょう。
そう舞台音響のお仕事ですね。
まずまずデカい会場で多分400人くらいお客さん来るわけなんですが、
毎年の事とは言え尋常じゃないプレッシャーを感じる仕事です。
この現場やり始めて今年で6年目なんですが、
そもそも「曲使って下さい」という旨を伝えに行ったところ、ちょっと手伝ってと言われやったこともない音響仕事をしたのが始まりでした。
いやもうね、
どれくらいのプレッシャーかっていうと、
毎年この時期に確実に体調崩すレベル。
去年は原因不明の下痢腹痛で病院に行き、ポリープやらピロリ菌やらが見つかるレベルです。
もうね
全然慣れない。
でも今年は
坐禅、瞑想、体感トレーニング、読経etc......
ありとあらゆる平常心を保つ修行を経てきてるんで、
なんとか今、cienの記事なんかを書く余裕があるわけです。
ちなみに音響室(高い位置にある)から見下ろした会場。
このガチすぎる空間。
照明と演出家が東京から、大道具は大阪からそれぞれガチプロがくる中
なんで音響だけ素人使ってんねん!!
いやね、音楽を生業にしてるとは言えね、僕は作る方の人だから!
野球で言ったら選手とバット作ってる工場くらい違うから!!
とまあそんなやりとりを6年前座長さんとしたわけですが、聞き入れてもらえず、
今に至るわけです。
まあね6年もやってるんで、多少は知識もついてきます。舞台の専門用語もまあそれなりに頭に入ってますよ。
先日座長さんと、打ち合わせをしていた際に、
「この曲のきっかけは舞監のキューで」
「センター(照明)のアウト見てから僕が映像さんにGO出せます」
「映像のfade outが厳しいから照明煽って・・・」
という会話を何気なくしてたんですが
どんな会話できるようになっとんねん!!
まじわし作曲家やぞ!!たぶんこんな専門用語普通の作曲家は一生のうち一度も使わないわ!!
どっちかって言ったら「この音源良いよね~」とか「Cubaseは打ち込みしやすいよね~」とか「マスタリングはozoneで決まりでしょ」とかそういう会話やろ普通!!
とまあそんなこんなで様々な疑問や憤怒に気付かないように坐禅やら瞑想をして平常心を保ちます。
そんなこんなで、今月はayato sound createもretro sound createも新作出せないと思うんですが来月なんか出せればと思ってますんで、しばし待っててくださいね~。
以上近況報告でした。