スクラムマヌルズ Aug/22/2021 22:34

万策尽きました。

チームを作って何かを成そうとする時、他のチームと競おうとする時、重要なことはなんだと思いますか?

優秀な人材を囲い込むこと? 優れたリーダーを見出すこと? 潤沢な資金、豊富な時間、それとも頼りになる伝手でしょうか?

いいえ、違います。

答えは無能を仲間にしないことです。

彼らはしばしば、大切なことを無視し、忘れ、自らの失態を誤魔化します。
彼らはしばしば、見栄を張り、嘘をつき、わかっているのかどうかわからない曖昧な返事をします。

そして、その態度が許容されるギリギリの猶予、隙間、グレーゾーンでの判断において、我々は彼らに付け込まれるのです。

彼らはいわば遅効性の爆弾のようなものです。その本当の危険性がわかるのは追い込まれた後になってから。全てが手遅れになる一歩手前になって我々はその真の恐ろしさに気が付くのです。これは競争相手のチームからすれば敵の懐に常に自分たちの切り札が温存されているようなものです。勝利のための努力は必要はありません。その爆弾は最悪のタイミングで爆発し、我々を奈落の底へと叩き込むのです。

スクラムマヌルズ、死す。

第2回の記事からこのような内容になってしまったこと、本当に申し訳なく思います。まさか第1回の記事でメンバー同士が憎み合っているというギャグが伏線になってしまうとは。まだ進捗も画像も公開してないのに……。

我々スクラムマヌルズは第三回フリーゲームコンテストに応募すべく、ゲームの体験版を製作して参りました。が、それも「体験版つっつーか……なに? なにこれ? 本当になに?」という感じのクオリティになってしまう予感をひしひしと感じております。ゲーム制作において他人と意思を通わすのがこんなに難しいのか、とも思わされます。コミュ障が多いせいかもしれません。実績もないくせにプライドばかりが高いせいかもしれません。どうしようもない連中です。クズばかりです。もしあなたが街でマヌルズのメンバーを見かけたら躊躇なく「このクズ!」と罵ってもいいほどです。こんなクソみたいな記事をここまで読んでくださったあなたにはそう罵るだけの権利があります。

マヌルズはここで一度死にます。絶滅します。歴史には意味のない化石のひとつとなるのです。
そしてマヌルズは甦ります。意味のない死を迎えたように、意味もなく甦るのです。恥も外聞もなく。

我々のゲーム制作は今危機的状況にあります。サークルのメンバー、ベキトー君はよくこう言います。「これもいつかきっと良い思い出に変わるから」、と。それを聞く度、僕はこう思います。馬鹿じゃねえのか、と。

スクラムマヌルズ広報担当 マヌルネコのヌマル君

P.S.ゲーム制作は続けております。

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