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Huyumi 2023/09/12 20:14

性癖研究

・はじめに

 やぁ、みんな! 一ヵ月ぶり!
 もうちょっとCi-enの更新頻度上げていくつもりだったのだけれど、普通に忘れてたわ。
 なんか日記みたいに内容もボリュームも軽い記事が増えてもいいから、週1とは言わずとも月2ぐらいで更新したいなって思ってる。半年前ぐらいから思ってる、ダメかもしれない。

 そんなこんなで、
 ル想リリースから、こっそり性癖研究していた話でもしましょうか。
 自分の好みを把握したり広げようしたり、他の人はどんなこと考えながら制作しているのかなとか、これらを分析した結果わたしに何が出来るのかなとか、まぁあとは単純におススメの成人向け漫画の紹介とかになります。

 変わらずCi-enは全年齢向けなので(?)あまりに直接的な表現なんかは全部DLチャンネルに押し付けますが、いつもより強い性的な発言や、なるべくぼかしているものの、透けて見えるふゆみの性事情なんかが苦手な人は我慢して見てください。


 というわけでDLチャンネルのリンク。
 ここからはあっち側を読んだ前提で話を進めます。

 さて、同じ作る立場で――と考えた場合の話になります。

・考えよう!

・主観
・男性主体

 必須、かつ容易です……と思ったけど、男性主体は無個性主人公を維持する辺り難しいなと感じました。
 ただどれだけ難しくてもここを実現しないとゲームを作る意義が失われるため維持し、お触り系システムなどでプレイヤー主体であることをアピール出来たらいいなと思いますが、あれ意外と作るの難しそうなんだよな……。
 ヒロインがメインで喋り、動いたとしても主体性を男性側に置いたままにすることは、漫画の感想を書きながら十分可能だなと感じていたので、まぁいつも通り工夫して頑張っていこうかなと。

・ご奉仕系
 上述通り。
 自分のフェチで何が一番かと自問した場合これになると思うんですが、バリュエーション出せるかと言うとル想より大きく増やしてはいけないと思います。足で――とかは嫌いじゃないけど特別好きでも無いので。
 まぁこれもやっていることはヒロインで同じでも、心境やシチュに差をつけて中身で工夫する方向性でなんとでもなるのではないかなと。

・背徳感
 今回漫画のお気に入りをまとめていて一番感じたポイントで、エロスを足すには背徳感を感じる要素を重ねればその分乗算されていくし、わたしに無かったこだわりや視点だなと。
 ただ個人差はあるでしょうし、今回まとめたスケベ関連の試みや思考、それを超える物は次の段階では制作物への反映は難しいなと。これである程度形になればいいんですが。

・物語性
 エロいらないんじゃね? みたいな懸念は振りほどけなくて、最中にシリアスは混ぜたくないし、成人向け媒体で絶対にしたいエロ以外の表現が現状絶対にあるわけでもない。
 あくまで表現の自由、その担保としてこの形式を選んでいますし、エロという一要素にコストを割けば割くほどゲームという総体のどこかから欠けていくのは事実なんですよね。
 最低限整えさえしたら、プレイヤーから怒られようともゲーム全体として整えたいのが本音です。
 エロゲ作ってんじゃねえよって怒られそうですが、いや、最果てからル想まで海外とかコンシューマーで出したら年齢制限掛かるので、やっぱ担保は欲しくなる。


・解釈の余地が生まれる
 これに関してはエロさもそうですし、物語性や、ゲームというコンテンツの多様性にも繋がるので維持したいです。
 「これいいと思いますか?」って出すことは、プレイヤーの意思決定を介さないコンテンツにも出来るんですが、
「これってどう思いますか?」って出した物に意思決定の余地、それの最終形として√やED分岐が存在し、その完成された形に対しても「自分はこう思う」って解釈の余地、プレイヤーとの対話の一つが残ることは、わたしがゲームを作る上で必要なことなんですよね。


・おわり

 とまぁ今回はこの辺で。
 職業病で理屈によってコンテンツを分解する癖がついて、コンテンツを楽しめる余地が減り、触る頻度も減り、こだわりやフェチといった妄執にも似た何かを作品に込めなければ物足りないと言われ、でも作る側になるとエロ本も感情で楽しめ無いことが――と地獄のようなスパイラル。

 まぁのんびりやったり、ある程度割り切って作って行こうと思います。
 わかって入った地獄ですしね。

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Huyumi 2023/08/15 18:19

#0 構想編『いつかキミは夢になる。』

・はじめに

Q.これなぁに?
A.次回作の紹介。

 今回は全体的にこんなゲーム作っていきたいと語るのが主で、雑多な物になります。
 内容とか色々変わる可能性が十分あるので、あくまでCi-enにて内々に「こんなの作りたい!」と語る程度に受け止めてもらえればなと。タイトルも一応仮の段階だし、キービジュアルも細かな個所は変わる可能性が高いです。
 ゲーム内容も脳内で構想しているだけで、テキストとして纏めていない箇所も多いです。もちろん実際に作ってなどいない。

 じゃあ、まだまだ制作は本格的ではない? という質問に対しては七割 yes.と答えます。
 AI色々触ってるんですが、もう100時間は吸われているにもかかわらず、ゲーム制作に必要な段階までまだ6/10段階ぐらいです。あと四割ぐらい進めれば必要なイラストを最低限の労力で量産出来る段階になるので、その時点でちょっとずつペース上げて行って本格的に取り掛かりたいと思います。
 ……え、魂削れる問題どうなったかって? どうにもなってないよ。
 ただいい加減作りたくて我慢出来ないので、エンジン入れるタイミング見計らってるだけ。
 今後の作家生命はわからないけれど、今回の作品完成まではほぼ大丈夫だろう運転。


・どんなゲーム?

 今回のキービジュアルです。
 朗らかな雰囲気ですね。ゲーム内容を一言で表すと、

「鬱病のヒロインと共同生活を送って、救おうとしたり救えなかったりするゲーム」

 です! タイトル詐欺かなんかか??

「それって、作者の下手くそな自己表現が行われる作品?」

 違います! そんな要素は5%も無いかも知れない。
 やりたいこと、テーマとしては、

「現実と空想の境界を曖昧にする」

 になります。
 過去作に類する没入感を出すための仕組みを筆頭に、幾つものギミックを仕込みどこまで境界を曖昧に出来るかに挑戦します。
 ヒロインの素性がわたしに近しいのもその一つで、ふゆみの人柄を知れば知るほど、ヒロインに作者が透けて見え、作者とヒロインの境界が曖昧になります。
 それだけでは興が削がれる可能性が上がるだけだと思いますが、他にも主人公から名前と言葉を奪い、プレイヤーと作中で呼ばれ、大雑把な意思表示のみを許すことで、没入感を増しつつ、プレイヤーと主人公の境界をぼかします。

 作中での現実世界は現代日本に近く親近感を覚えると同時に、作中に夢世界という別世界を置くことで、
 本来 現実世界→ゲーム世界
 というワンステップで移動するプレイヤーの意識を、
 現実世界→現実世界(作中)→夢世界(ホーム)→夢世界(五種類)
 と細かく分けることで、プレイヤーにとっての現実世界のウェイトを減らし、フィクションを真に迫らせることを目的にします。

 他にも多くの仕組みを採用することで、プレイヤーの体験をどこまで純化出来るかが主な目的で、なおかつ自分にとってどれが現実で、どれが好ましいかを、ループする作中の現実世界と、多くのエンディングを得て選んで頂けたらなと思っています。

 そういったクリエイターとしての挑戦が存在する他に、わたし自身の人としての挑戦もあり、どこまでヒロインとしてプレイヤーに本気で抱かれたり、キャラとして向き合えるのかなとか、憂鬱から救うというプレイヤーに近しい立ち位置から、客観的に見て今からでも何かしらの救われる道はあるのかの探索。
 また、能動的に成ろうとした自分にどこまで変化出来るのか、とか考えています。


 基本的なゲームの雰囲気は妹!せいかつシリーズが近いと思って大丈夫です。
 今回改めて同棲系ゲームを見直しましたが、アニメーションやボイスに頼らないこのシリーズが最も出来ることとやりたいことが近いと確認しました。
 そんなヒロインとの言葉を封じられた環境の中で、言葉に頼らないやり取りや、ヒロインの友人で状況を知ってから心配して顔を突っ込むようになった女の子や、主人公達に一目惚れして渦中に飛び込んだ挙句、ハーレムも提案し始める女の子、計三名を軸に現実世界を楽しんでもらえればなと。

 各種パラメータがプレイヤーの行動によって変化し、それによって一日で発生するイベントが変化したり、エンディングに分岐する予定です。
 ランダムでイベントが発生したり、ヒロインの調子が変動したりは考えておらず、ループ開始時での選択や、変動したパラメータによって細かく変化することで飽きさせない仕組みを目指そうと思っています。


 現実世界から夢世界と呼ばれる場所に移動することができ、こちらでは従来の冒険や戦闘をファンタジーやSFのような五種類の世界で旅をすることが出来ます
 現実世界の三名は仲間として段階的に連れていくことができ、また夢世界ということで現実世界とは少しキャラ変したコミュニケーションを楽しめる予定です。
 キャラは他にナビゲーションキャラとして一名、また各夢世界に一人ずつ夢主人公という枠組みで、本来終わっている過去の物語を、彼女たちに居たかもしれない誰かとして寄り添うことで、冒険を追体験できるようにと考えています。
 この辺りのキャラともコミュやイベント、シーンは考えているので、大きな枠組みで言えば攻略キャラは九名になると思います。
 ただ夢世界にはエンディングが存在しないので、メインキャラと呼べるのはあくまで三名になる予定です。

 夢世界で主人公は言葉を発することが出来るものの、魔法のように強い言葉になってしまうため、戦闘以外ではなるべく自主規制することになります。
 現実世界での様々なシーンで、印象に残った言葉を集めることで各種スキル――心装を利用し、戦闘を行って行きます。
 心装は複数組み合わせることができ、例えば「紅蓮の」「早き」「焔」みたいに三単語を一ターンで扱うこともできるが、その分消費が重く序盤では乱用できない……みたいなゲームデザインを考えています。
 ちょっと面白いことが出来る演出装置程度にしか意識しておらず、戦闘はあまり難しい物になる予定はありません。


 エロについて。
 結構語れることが少ないです。色々考えたり調べたりはしたんですが、別の記事で纏めたい感じ。
 基本的には前回と同じで、純愛よりで、恋愛要素もちょっと盛った感じ
 現実世界では三名のヒロインと、内1~3名辺りはお触りして色々出来るシステムを目指したいですが、この辺り良い物や、確実に出来るとは断言出来ず、他よりふにゃふにゃとした予定になります。
 ノベルゲームとしてのシーンは各キャラ最低三回は入れたいので3*9=27
 現実世界組は夢世界verがあるので+9で36ぐらい。
 夢主人公達もキャラ変したい欲はあるんですが、そうなるとコストが大変なことになってしまうので様子見つつで。
 シチュとしてもオーソドックスな物に、ご奉仕系中心になると思います。
 この辺何かニッチな物が自分の中に無いとしても入れたいなとは考えていて、夢世界での主人公の言葉が強すぎるが故に催○っぽくしたり、現実世界でAIちゃんパワーで楽に毎日違うぱんつをヒロインたちから見せてもらえるとか考えてます、どこまで実現できるんだろ。ぱんつは好き、たくし上げも好き。催○は普通。



 一旦こんなところでしょうか。
 最低限説明すべき個所はやったつもりですが、この辺り気になる! って箇所があれば気軽にコメントしててください。
 後々現実世界や、戦闘部分など細かく語る記事に漏れてたら入れるか、簡単な物であればコメント返信すると思います。



・おわり

 キービジュアル、AIちゃんに頑張らせて、わたしが最低限手直しして終わらせよと思ってたら、なんだかんだ素材だけ吐かせてわたしが頑張って作ってました。文字回りとかダサいってなったら大体わたしのせいです。
 AIちゃんもっと酷使出来るようにスキル磨かなきゃ……。

 Ci-enでのAIイラスト投稿について、改めて他クリエイター様など確認しましたが以前解釈した通りで大丈夫そうな感じ。
 イメージ画像として添えるのもある程度ならセーフな雰囲気を感じるのだが、まぁそんなチキンレースする気は無いので必要を感じた時に最小限にかな。
 逆に元々あんまり言えなかった技術的な話に関しては、Ci-en側が定めている活動の主体がどっちに寄ってるかがゲーム開発から離れそうな感じがして余計なんも言えねぇ……になってる。

 DLsiteに作品ページ作っておこうか悩んだけど、一応名前はまだ仮決めだし、初動である程度作品情報を充実出来ていた方がいいかなと考えて待ちで。
 略称もどうしよ……「いつキミ」か「いつ夢。」かなぁ……。
 体験版公開出来る時点でゲームほぼ完成してて、早期に体験版公開出来なくね? も何も解決してません。悩み事が多いなぁ、ずっとこれら含めて考えてはいたんですがまぁこんなもんよ。

 何時までもぐだぐだと喋っていられそうなのでこの辺で。
 この調子で#を重ねて次回作こんなの作りたい! とプロモーションしていきたいですが、今回AI進捗6/10段階で無理したことも相まって、#0が#1になるのは結構遠いかも。
 言い訳というか自責が目立ちますが、これでこれから憂いなくCi-en更新出来るようになったのでよく頑張ったわたし! それじゃあまたね、みんな!

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Huyumi 2023/08/02 10:43

ルシアの夢想、未実装テキスト

・まえがき

 ル想の、未実装フレーバーテキストを公開します。
 今更感が強いですが、当時今後も数字が伸びないだろうと見通し、まぁ需要無いし今までのように公開せずさっさと次に行こうと、リリースした作品や手元に書き出した物にえらく興味がないわたしは没テキストを公開するという選択肢をさっさと忘れました。

 何故今更公開することになったかというと、Ci-enの記事更新が滞っている現状に、テキストを読み返してみたら自分でもいいと思う個所が多く、そういえば作品と関連付けないフレーバー単体でも需要自体はあるのかなと思い立った次第。
 AIイラストのヘッダーを用意して気持ち良く記事更新出来る段階までもうちょっと時間を稼げこの記事。
 内容が即していればル想のイラストヘッダーで記事更新するの負い目無いですしね。

 簡単な告知になりますが、9/11辺りにル想の値段を440円辺りに下げる予定です。
 既に倍以上の価格帯で購入してくれた方には申し訳無いですが、次回作をどこまで値段下げられるかなと色々と考えていた結果、収入を期待してもなるべく価格を抑え、新規ファンの獲得や、Ci-enでの収入を増やした方が良い――ならル想の価格も下げるべきだなと。
 今更値段下げたところで何かしらの影響が出るとは思えず、まぁそもそもお金稼ぎにはあまり意識を向けていないんですが、少しでも出来ることは重ねた方がいいかなと。

 改めて初動に支えてくれた皆様にはありがとう&ごめんなさい。
 ちょっとでもいい感じに回して、ちょっとでもいい感じの次回作を出して行って還元出来たらなと思います。


 前書きもこの辺で以下フレーバーテキストです。
 例によって未実装だったので作者の解釈とは受け取らず適当に楽しんでもらえればなと。
 わたしも今回見返すにあたって薄文字で適当に茶々入れて楽しもうと思います。
 6000字ぐらいあります。ネタバレも注意!


・ほんぶん

魔王という化物を殺せるのは、それ以上の化物でしか在り得ない。
でも心まで化物になる必要は何処にも無いから。
そうなってしまうと、あまりにも報われ無さ過ぎるから。
どうか、主様。


これが私の、罪の証。


英雄と言う名の、罪の形。


誰かが罪を覚えていなければ、咎人が裁かれることは無いから。
だから私は、全滅を避け続けた。
執行者の名は英雄。いつか、会いに来て。


私は悪、あなたは正義。
認めよう。そして、裁けるのならば、裁いて見せよ。


ただ人より好奇心が強かっただけ。罪悪感が少なかっただけ。
戦うのが上手かっただけ。魔法を扱えただけ。
それぞれの一番は他に居たけれど、これらを総合的に持っているのは他に居なかったから。
そうして、魔王は生まれました。


憎悪が何かを生み出せることを知るのなら、愛情が何かを失わせることに気づくべきだった。


害されるのは概ね善人だが、魔王の前では全ての人が善人であった。


私が本当に怖い物は、きっと――


強さは強さを惹きつけると思った。
強大な魔王には、強力な勇者が。
強い悲劇には、強い救済が。
それが私が世界を滅ぼしかけた理由。
悲願が叶うより前に世界が滅びそうだったのでやめたけれど。


手を差し伸べて欲しいと焦がれなければ、手を差し伸べることは出来ないのだろうか。


長い長い眠りの果てに、魔王は再び現世へ目覚めました。


あなたが本当にすべきだったのは、全ての人の幸せを願うことではなく、自らの味方の幸福を掴み取ることでしたよ。
 /今回大部分のフレーバーがルシアちゃんの物です。ここは想貫未遂さんから。
 ……想貫未遂ってめっちゃ語呂が良い造語じゃない?


人型の生き物ほど狩りやすい敵は居ないと私は思います。
だって、自身と特徴が変わらないですから。
良いところも、悪いところも。


・愛子殺しのパラドックス
私はあの人を殺せない。
ルシアは主様を殺せない。
殺してしまえば、今ここに居るルシアは消えてしまうから。
魔王じゃない私に、縋りついているのだ。


夢を見るには、その光は強過ぎた。
故に世界が滅びたのだ。


地獄という夢には、祈りが道を繋げていた。


叶わぬ理想に手を伸ばした。その過程でたくさんの物が朽ちていった。


善性が欠けていたわけじゃない。
自責よりも好奇心は強く、自罰に心は揺らげど折れることは無く。
そうして傾いた天秤が勝ち続けた故に、少女は全てに勝利したのだ。


始まると同時に全ては終わっていた。
成長する必要など無い。
何かを救う必要も無い。
ただこれは、物語が終わった後に何かを証明する、そんな御伽噺の残り香。


限りある自由が与えられた時、これぐらいなら無ければ良かったと運命を嘆いた。


憎しみ無くして振るわれる凶刃が、どれほど不条理な物であったか。


・卵
英雄って、魔王って、私って――なに?


諦めるのはいつだって出来る。
だから、もう少しだけ体が動く。


凶行の自責に潰れてしまうのであればそれで良かった。
それできっと、悲劇は終わりになったのだから。
でもそうはならなかったから。
痛みへの耐性、飛び抜けた強さとは、狂気で孤独なのだと知った。


苦しいことには慣れていたけれど、初めて求めた幸福が手に入ったような気がして、私の中の強さは欠けてしまった。


あの日、魔王を殺す英雄になって欲しいというお願いを覚えていますか。
今でも私は、それを願い続けています。


あなたの痛みは、あなたの物。


この痛みは誰にも渡さない。


この傷さえ癒えてしまえば、何も残らないじゃない。


生命依存症。


魔王は己の欲求のため、自らが主導で人を殺めた場合、簡単な物ですが墓を作りました。
ただその死人が二桁を超えはじめたり、(当人が種を蒔いたとはいえその場では)受動的に戦闘が始まった場合は作らないことも多かったです。
魔王の良心なんてそのようなものです。


親の呪いなど関係無く、子は産まれ、育ちゆく。


自らの生の意味は、自らが決める。


・英雄
最も古く、確かな、祈りと呪い。


・英雄の芽
最も古き、祈りと呪いの証。
/とあるエロゲのパロです。
大体ただのパクリって言われないように+αするようにしてます。たまに意図してそのまま出すけど。


あなたの殺意すら受け止められずに、私は愛しているだなんて想いたくない。


赦して欲しいだなんて思いません。
私があなたを許せたのなら、もう他には必要無い。
/なんか毎回自罰的なキャラいない?
わたし自身そんな性質減って来たんだけど、まだ作品には出るわ。
あ、次回作もいっぱい居る予定です。6/9キャラぐらい……ひでぇな。


詠いましょう。
悲しい時に、嬉しい時に、怒った時に、生まれた時に。


きっと私の方が先に死んでしまうけれど、それを喜ばしいと思うのはあなたの死を見なくて済むからなのでしょうか。


その温もりが、視線が、鼓動が。
私を狂わせる。


気づいたら変わっていることなんて少なくて。
変わりたいと願ったら、変わっていることに気づくことが多かったです。


夢に手を伸ばせば、届きますよ。


鮮やかな痛み。


褪せた幸福


・永劫 
ラテン語でaeon
AIon
AiOn
/これ何かなって思ったけど、スペルをローマ字読みにして、AI(愛)か、AとOを強調して(love on)みたいなニュアンスにしようとしたんだと思います。


導なき道
標なき道
 シルベナキミチ


力の拮抗する剣戟は、舞踏と変わりないんですよ。
主様、愉しいですか?


祈りと呪いを背負いて、いま、歩きだす。

祈りと呪いを背負いて、産声を咆える。


魔王に抗うその姿は、きっと彼女に、よく似ていた。


諦めなければ、届いたでしょうに。
本当に、惜しい方。


答えなんて世界のどこにもないよ。
でもあなたが認めればどこにでもある。
世界の、どこにでも。


そこに、正義はありましたか?


私にとってはただの信仰だったと思います。
ただ、神を引きずり下ろすための。
/神殺しの神話 かっこいい


私はいつも、自分が死ぬ時ばかりのことを考える。
自分が死んだ後のことなんて考えたこともない。


望んでも届かぬから幻想と呼ばれるのですが。
……そんなことはなかったんだなぁと、私はここで思います。


絶望は燃えますよ。
飛び切り高く、黒い炎で。


長生きなんてするものじゃないと思いますよ。
……したく、なかった。


望まれる限り、傍に居たい。


勝った方が正義だなんて、そんなの間違っているから。


慈悲の心はありますよ。
それが結果を残したことは、無かったと思いますが。


慣れも依存もしたくはない、甘く優しい夢のような日々。


空が青く綺麗ですね。
――かつて、青くはなかったと言ったら信じますか?
えぇ、冗談です。まるで嘘みたいな、お話。


あなたが私を満たす度、私は自らの虚ろに嘆く。


私が死ぬ時は、目を開き、堪えられない苦痛で満ちて。
眠るように死ぬなんて、本当に嫌だから。


痛みの先に、何が見えますか?


憎しみの連鎖がいつか束なる矢となって、悪を穿つと願っていた。


背負う物によって強くなる人もいれば、守る物が無い方が強くなれる人も居る。
どちらも私は好ましいと思いますよ。その強さを引き出すお手伝いをしてあげたいほどに。


どうか、どうか――どうか、悪を滅ぼして。
勝者が正義と謳うのなら、正義は負けてはならないのなら。
世界よ、神よ……涙よ、憎しみよ――救ってください。
/これ何を救うか主語無いの神ですね。最近調子乗ってます、そのまま酔ってけ。


私が本当に望んでいたのは、正しさの遂行なのかな。


偽悪も、必要悪も。
正義よりも遠く遠くに感じてしまう。


罪の味はいつだってにがく苦しい物だった。
それでも正義の甘味を期待して辞めることが出来なかった。


二百年ぶりに目を開けた。
夜明けが目の前に広がっていた。


確かな物なんて、今まで一つも無かったですよ。


こんなものが正しさ/答えで、いいはずなんてない。


恋に魔王は殺された
彼女が愛を知っていたら、世界は殺されなかった。


・審判
それがあなたの選択ならば。


ただ私は私を遂げたかっただけ。
それだけで多くの人が不幸になってしまった。


誰か助けて、助けて、助けて。
それは武器を振りながら言う言葉では無いから、ただ胸の中を反芻するだけ。


王が求むは玉座にあらず、ただその簒奪だけを望んでいた。


あまりにも強いその光が、世界と少女を狂わせた。


戸惑い迷う自分の心に、いつか向き合う機会が訪れてほしい。
そんなこと、一体私は誰に祈ることを許されるのでしょうか。


また一つ、楔を穿つ。

重ねて一つ、楔を穿つ。


あなたの愛に、殺されたい。


終わりと共に、明日を駆けよう。


守りたかった物が無かったから、私は悪だったのかな。
――なんて、甘すぎる傲慢。


冷酷で在れ、冷血で無かれ。


私は謳う。英雄の素晴らしさを。
私は謳う。魔王の醜悪さを。
――どうして、そうなっていたのだろう。
きっかけがあったはずなのだけれど、今はもう思い出せず、
ただ残り火が、痛く燻り、燭台を求め続けるだけ。


春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て。
それが何年も繰り返されて、何十何百も重なって。
それでも英雄は現れなかった。


主様がそうであったように、私には私の空があったのだろう。
だからお前も、自分の空を探せ。
自らが翼を広げて、悠々と飛び出せるような空を。
お前なら、出来るだろうさ。信じているぞ。


"本物"を前にした時にこそ、人の真価が図られます。
諦めるのか、目指すのか、また別を探すのか。
主様はどうなされるのでしょう。


あなたの正義に、私は居ないだろうけれど。


誰もが忘れても、私の罪は消えません。
自分自身がその咎を、ずっと見てきたから。


誰かを守る喜びを知ったのなら。
誰かの上に立つ快感を知ったのなら。
私の力は、きっとたくさんの人を幸せにしたのでしょう。
でも、私にとっての"誰か"は。
いつも私に害を成そうとするか、そうして苦しんでいる間に遠くで見ていたり、困難を知らず後から同情する人ばかりだったんです。


ウサギは好きですよ。
愛らしく、柔らかく、美味しく――弱い生き物。
強く成れないとわかっているもの。
愛する他に見えない存在。


地獄の底に花は咲く。
けれど地獄を生み出したのなら、きっとその花に価値は何もない。


選んで殺めるのが――生かす人間を選ぶのが英雄的行為であるというのなら。
私はそれを認めることが出来ない。
自分が英雄の区分に入ることなんて認められない。
/8/25日 アーマードコア新作発売!!!!


人は変われる。
私は変われませんでした。
だから魔王と呼ばれたんでしょうね。


強さとは、どれだけ人間性を削れたのかの証明である。


捧げた人間性の数だけ、強くなれる。
化物に、近づいていく。


迷わないのは強いのでしょうか。
私には、ただ全ての可能性から目を背けているようにしか思えなくて。
だから私を。私は――。


勝者が正義を語る――そんなの、認めない。
まだ世界は負けていない、魔王は未だ勝っていない。
魔王は悪だから、正義が勝つのだから。
どうか、どうか――どうか。


死を克服した数だけ、人は強くなれます。


戦いの先にある平和、それはなんて優しい苦痛なのでしょうか。


知らないは楽しく、恐ろしく、悲しく。
怒りだけが、そこにはなかった。


欲望を、愛してください。
強くなりたい、正義を果たしたい、幸せになりたい。
奪い取らない限り、欲は人を幸福に至らせます。
――。
私はそんな生き方に、ある程度の後悔を抱いていますが。
それでも、加減を見誤らなければ、悪いことだなんてない。決して。


きっと誰もが平和を望んでいた。魔王でさえも。


怒りと嘘は、何かを守る時にしか出ないそうですね。
守護とは、必ずしも良い事では無いのかもしれません。


祈るだけならばタダですが、それを叶えるのであれば相応の、いえ、途方もない対価が必要なのだなと、魔王が教えてくれました。
……想いを一途な物にする。それ以外の何者でもないのに、どうしてでしょうね。


もしも、英雄であるあなたが殺されたのなら。
……きっと、私は殺してくれとその相手に乞うのでしょう。
復讐するわけでもなく、絶望するわけでもなく、ただ私達よりも強かった敵に。
もう、いいんです。
自分の意思で、誰かを殺したくなんてない。
強さや正しさを知るために戦いたくなんてない。
そんな穏やかな末路も悪くないと思うんです。


私は、厳密にはサイコパスでは無いと思います。
悪いことをしたら、心が痛みました。
必要以上に悪いことはしないようにしていました。
ただ、そう。
探求のために、道が見えたのなら何でもする決意があっただけで。
だから、悪い人間なんです、私。
/たぶんソシオパスとも違うので、現実的にあり得る精神的構造はしていないのじゃないのかなと。


欠けた歯車の代わりに、狂気を込めて。


死は平等に訪れる。
だけど私にはそう思えない。
思いたかったのに。


死が救いである人間には、生きる意味を与えてきた。
半分は笑い、半分は泣きながら死んでいった。


強過ぎる力は、敵を生みがちです。
私は悪と呼ばれるに相応しい人間でしたが、
主様は、望まれずにそう呼ばれないことを、願っています。


一度人を殺せば、常に選択肢へ殺人が入ってくるようになります。
私の初めては、不本意な物でした。
その不幸が無ければ、私は壊れずに済んだのでしょうか。
それが本意であったのなら、私は正しく壊れることが出来たのでしょうか。


・愚者/誰かの味方
人々は私を勇者と呼んだ。
魔王もまた、私を勇者と呼んだ。
敵わぬ物に、挑む者だと。
心と共に剣は砕け、ただ生き延びてしまっているだけの存在なのに。
自らの妄執に向き合い続けている。
そんな者が、勇者であってはならないのだ。


自ら命を絶とうとしたわけではないけれど、死のうとしたことはありました。
勝てるはずのない戦地に赴き、何度も何度も殺された。
その度に自分の欲求を糧に生まれ変わってしまって。
私が健全なままで終われず、人としてまともな個所が全て壊れ切って、
それでもこうして動けているのだから、魔王が生まれて生きてきた。


殺しても死なないのは理不尽に感じるでしょうが、死んでも勝手に生き返るのもそれは理不尽だと思いますよ。


私のこの身と、この心に空いた虚ろが、一生満たされることは無いと悟った時、
「あぁ、それも悪くはない」
そう、感じたんです。
――満たされて、良かったなぁ……。


届かないと思ったから、手を伸ばした。


・英雄の条件
もし人を幸せにしたいと願うのであれば、まず自分が幸せでなければならない。
誰かの犠牲で笑えると、その人達に思わせない、そのために。


ただ終わるまで続けるモノと知れ。


平和のために武器を取れ。
誰かを守るために殺意を抱け。
世界の未来は、その先にだけある。


この人に殺されるかもしれない。
その緊張は、恋の痛痒に、よく似ている。


魔王は多くの人を救ってもいました。
未曾有の数を殺したせいで、誰も覚えてはいないと思いますが。


百の善のために、一の悪すら許されることは稀だと思います。


不幸で始まり、勘違いで動き、
例外がずっと続いている。魔王が続いている。


光を想い生きる者が、善い存在だけとは限らない。


光を視て生き、光に焼かれて死んでいく。


私は英雄譚に捧ぐ殉教者。


「ルシアが英雄になれば良かった」
……難しいことを言いますね。
ルシアは私から大切なものを喪わせるだけ、何も守れなかった。
だから、私じゃない誰かに英雄になって欲しかったんです。
沢山の人を救ってくれる誰かに、たとえ私を救ってくれなくとも。


私は、誰かを救えるという傲慢を抱いたことはありません。
私は、誰よりも強いと驕ったこともありません。
私は、私じゃない誰かが、沢山の人を救い、誰よりも強い存在になってくれると信じていました。
私は、罪を抱いていたのでしょうか。
/私は~ で文頭が整っていながら、最後だけベクトルが違うことが芸術点高いんですが、実際に実装すると三行目の文字数が多過ぎてレイアウト崩れやすいのがゲーム制作の難しい所。


魔王に勝った時、何が残るかはわかりません。
ただ、負けた時に何も残らないことはわかります。
戦う理由なんて、それでよいではないですか。


魔王の強さは、ただ強いか弱いかの二元論の果てにしかないものです。


間違えただけ。すれ違っただけ。
勘違いしただけ。止まれなかっただけ。
魔王になってしまっただけの私は――痛いほどに、わかってる。


あぁ、この力は、力量の差は――。
勝負は時の運と呼ばれることがあります。
魔王にとってその理は一歩的な物でした。
ただ一方的に人々に強いるだけの物。
私は、勝てない。
今のあなたに何があっても勝てない。
魔王を制する英雄、その理は確かにあったのですね。


世界のどこかには居るのでしょう。
様々な化物達と同じように、戦うために進化した人が。
人型の化物、人類の英雄が。
でも私の前に現れなかったので、そういう物語じゃないんです。


獣を狩り、竜を狩り、人を狩り。
いつか私は世界を狩りかけた。


明日こそ楽になれるだろうと目を閉じて、今日も楽になれなかったと目を開ける。
そうした期待と落胆の、繰り返される日々が人生になる。


魔王様。
あなたはまるで祈るように人を殺めるのですね。


・あとがき

 以上です。懐かしいですね、一年以上経ちました。
 そろそろ充電は終わった感じはするものの、肝心な場所がいまいち構想出来ていなかったり、ちょくちょく話題に出している疲労感、魂削ってる問題に何も進展が無く、近いうちに動き始めるとあと二作ぐらいで創作者としての限界が訪れて筆を折る可能性が高いです。
 生きている限り何か作り続けていたいので、その辺クリアしてから動きたいですし、元々充電期間は倍々の勢いで増えているのでもう一年ぐらいは全然充電してもいいかなと思うんですが、創作意欲で眠れない日も度々出て来ているので、たぶん理性を振り切って感情で動く日も遠くない気がします。
 まぁ衝動的に動いて、ほんとに二作生み出して倒れる人生もあり。クリエイターポイント高い。

 対外的な話をすると、Ci-enで収入を得ているのも相まり、次回作を急ぎたい気持ちも少なからずあります。
 ついったー……旧Twitterでちょっと話したんですが、一年ほぼ進捗上げてないにもかかわらずCi-enでの収入は微々たる物ではありますが右肩上がりになっています。ありがてぇ!
 だからといって無理して作業したり、ニーズに答えて自分らしさを崩す予定は一切無いので、支援者の皆様も適当にお付き合いください。
 結構ここでの収入でコンテンツ消費贅沢出来ている事実に震えていたりはしたんですが、別に収入減るのであれば問題無い生活を心掛けるだけなので。
 ちょっと贅沢する以外だと奨学金の返済にもうちょっとだけ稼ぎたいなーぐらい。
 障害者枠で10年以上ずっと猶予してもらっていますが、返せたらお金はそれほど優先度高くないです。ありがたいことに欲しい物ほとんど手に入れながら生活出来ていますし、当面生活費や開発費も要らないですし。
 いや、世知辛い世の中にある程度の貯金は欲しい。


 それではこの辺りで――と思いましたが、お金の話で終わるのなんかやだな! そんながめつい話はしてないけど!
 なんか明るい話しよう。テキスト公開する記事がいつもの雑談になってない? 別にいい? いいよ! ありがとう!

 最近いい意味で歳とって来たなぁと思うことがあって、昔苦手だった食べ物が全然食べられるようになっているどころか、美味しく感じることが多いです。
 ピーマンとか苦くて嫌だったんですが、今だとその苦さが嬉しくて好きです。これが清濁併せ呑んできた成果……?
 エビも味は元々好きだったんですが、ぷりぷりの触感が苦手で避けていたんですが、改めて食べると心地良い触感と感じました。
 ……まぁ食べたら痒くなったりするのでたぶんアレルギーなんですが、食べたくなったら我慢せず食べちゃってます。
 死んだらごめん。他の死因と比べて流石にエビ死は申し訳無いと思うんですが、たぶん確率高い死因の中で一番笑えると思うので、もし死んだらいっぱい笑って、ちょっと怒って、それからさっさと忘れてくれると嬉しいです。
 欲求我慢出来ずにその結果死んだらクリエイターポイント高いですね。その辺貯めていくといい感じの作品生み出せるなと最近思ってるので、率先して社会不適合者目指してるまであるんですが、死んだら作品は出ないので加減は考えてます。

 ……え、死という単語が出てくる話題が明るい話題かって?
 最近一周回って死が特別じゃ無くなってるんですよね。率先して避けたり、求めない普遍的な物みたいな。
 だいぶ悟ってるというか狂って来てる。大変なことがあると自分の人生がコンテンツみたいでどう向き合うかワクワクするとか。
 人生楽しくなってきたな。

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Huyumi 2023/05/13 03:15

AI作品のコンプラ変更につきまして

・本文

 反対意見が多くなっての影響か、pixivFANBOXでのイラストAIが禁止されてから、すぐにDLsiteでのAI生成作品の取り扱いが停止されました。

 ノベル、ゲームは全面的にセーフ、他コンテンツでも一部利用はセーフでした。
 一応対岸の火事だったので今後の動向を注意しておこう、と思っていた程度なんですが、Ci-enでも変更が来てたので他人事では無かったです。

『今後、投稿記事、クリエイターヘッダー画像、プロフィール欄など、
クリエイター様が編集できる箇所にAI生成コンテンツは投稿できません。』

 "今後"、"投稿"なので解釈通りだと既存のAIイラストを使用した記事はせーふ……?
 どちらか片方だとチキンレースを避けて対処したかもしれませんが、この単語二つ用いられているのなら解釈は合ってる?

 そもそも、今までCi-enで使って来たようなAIイラストの扱い方は、コンテンツというよりもイメージ画像、記事のサポートでしかないので、「AIでの生成物を主体としたコンテンツ」には入らない可能性すらあるんですが、流石にグレー過ぎて今後、今までのような使用は避けて行こうと思います。

 AIイラストを使用したゲーム作品の背景やキャラなんかしか写っていないような作品、もしくはこのような意図で使って行こうと思っている画像ですって明記した場合は、現状はセーフだと思うので、今後進捗とか上げられる段階になると使用していこうと思うんですが、BANされたらわたしのことは忘れてください。
 解釈違い一つで消し飛ぶような活動しているアカウントなんですが、元々間違った認知で大変なことになる人間なのであんまり楽観視は出来ないです。ある程度頑張ったら諦めよう。


 FANBOXがAIイラストによって回線や認証の負荷の割には利益が出ない、という現状で民意が負の感情に寄ったため、キャパシティを超え、その結果規制という流れにDLsite系列も追従したという認識なんですが、利益と民意をチェックしながら、サイト側では主義主張をしない方針なのかなと、対応が後手で慎重になりがちだったり、規制する度に一時的という表現がついてくるのかなと思います。あくまで表現のアウトプット出来るプラットフォームで、表現の是非は決めようとしない、みたいな。

 あとDLsiteでの現状の判断軸も気になっています。
 ノベルと、あとなんかスルーされた音声作品のジェケットなんかは購買意欲には大きく関わると思うんですが、作品を構成する本質として見ると一部に過ぎないという解釈だと考えるとちょっと興味深いですね。

 ゲームでのキャラクターや背景、イベントスチルなんかがAIイラストだと、スクショでは少なくともほぼ全てAI生成物で構成されていることになりますし、プレイしていても要素の過半数には影響してくると思うので、現状セーフなんだ……この辺わたしとしては認識がズレていて、全部アウトでいいと思うんですよね。
 著作権や倫理的に問題のある要素で構成されている作品と言い換えると、まぁダメだなと。

 ゲームなどでも依存度が高い場合は公開停止対象になるという文面は、ゲームの皮をかぶったCGビューワーなんかを弾いていく方針だと思っていて、着せ替え機能なんかのイラストありきの作品作りをしている作品はセーフになりそうですがどうなんでしょう。

 FANBOXにDLsiteとCi-enという収入に直径する箇所が既存のクリエイターの市場を荒らすという理由で早期の規制。
 DMM系列は動きが鈍く、規制に動いたら今度はsteamがどうなるか。pixiv本体やTwitterでの収入にあまり影響しない公開する場は今のところは動き無し。利益の判断基準だけで言えば、画像が大量投稿される割には広告収入ぐらいにしかならないこの辺が早急に規制されると思うので、やっぱりそれだけじゃないんでしょうね。
 界隈や国同士で肩並べていられなかったら良くも悪くもアクセスは集中するだろうし、規制や風当たりが強くなった結果、AIイラストの自己申告が行われず潜伏が多用され、AIかどうかを識別するシステムや、認証するシステムの開発が進んでいるとは聞かず、AI学習元になることを防ぐことも現状無理。
 プラットフォームに依存しない商業ブランドや、配信者なんかは収入に影響していても民意で燃やしていくにはまだまだ遠い位置にいますね。
 面白い時代だなぁと。昭和後期から今までハード面が激動で、わたし自身いろいろ味わって来たはずなんですが、ここに来てソフト面で色々なことが動いていることに一番感動しているかもしれません。


 とりとめもなく色んなこと垂れ流しましたが、わたしの創作活動は特に変わらないです。
 次のゲームはAIイラストを使おうと思っているので、開発始めてから一年か二年後とかに有償作品が規制されたり、そもそも利用していたことで逮捕されるとか、そういった状況が二転三転もセーフとアウトを反復横跳びするのかもしれないです。

 一応厳密に法にアウトと言われたり、DLsiteでダメって言われたら潜伏などせずに手を出すのをやめる予定です。
 有償作品がダメって言われたら、またフリーゲームで公開すると思います。開発時期にもよるかも。
 元々AIイラストで有償作品が許されるのであれば、価格を300円ぐらいで販売して、相対的に人の手掛けたイラストを利用した作品の値段を上げるのが棲み分けだと思っていたので、まぁ300が0になっても誤差かなと。
 300だと一本当たりの所得が100と考えても、5000か10000売れれば上がった知名度の分、Ci-enやアフィリエイトの収入を合わせてワンチャン食っていけるラインに乗れるなぁとも考えていました。
 まぁ以前話した通り、創作で食っていく希望はほとんど捨てて、好きなもの作って行こうのスタンスですけど。


・終わり

 ル想のリリースからそろそろ一年ですね。
 そんな節目と、最近AIイラストを扱っているので、万が一にル想の画像が誤解されて迷惑掛けたら申し訳ないなぁということで、ついったーの固定tweetやヘッダーは取り払いました。
 Ci-enも取ろうとしたけどなんか必須って言われて、現状特に置ける物も無いので放置しながら何かないかなって考えておきます。なのでヘッダー画像が自然とサムネになる記事投稿のツイートは今回せずひっそりと。

 もう一年になるんですね! ちなみに体感は二年ぐらいです。
 進捗はダメです。AIイラストちょこちょこ触っているけど、やっぱ何も言えねえってのと、次の構想がかなり固まってきて、最近重要な要素要素の"点"が一通り揃ったので、その点をそれぞれ"線"で繋げる作業をしています……ほとんど頭の中で!
 本格的に手を動かしたり、実際にゲームデータを作り始める作業はもうちょっと遠いけど、あと数ヶ月ぐらいでは始めるんだなって感じです。

 まぁそんな感じでいつも通りのんびりよろしくお願いします。

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Huyumi 2023/04/15 13:59

2023 4月近況

・はじめに

 ご無沙汰してます。
 生存報告を兼ねて、ちょっと話題にしたい物と、あと考え事を少しでも整理するいつものです。
 特に前半は注意する物も無いと思うので、適当に始めていきましょー


 『《神》は一体、何に祈ればいい?』
 みたいなフレーバーを楽しむゲーム用のイラストとして用意していましたが、さっき起きた珍事のわたしのイメージ画像として添えておきます。

Dark and Darker

 2月にあったDaDのテストまで遡ります。話題貯めすぎ。
 ダークファンタジーでのPvPvEというありそうでなかった切り口で、かなり渋い作りになっている物の個人的にとてもハマりました。
 対人考えるとバーバリアン最強なのだが、このゲーム対人に勝つことが勝利条件じゃないので結構逃げられるし、遠距離でチクチクされるとリソース勝負がきついのだがバーバリアンは機動力があまり優れていなくて逃げられない。じゃあ遠距離系最強かというと望まぬエンカウントには弱く、相手の土壌で戦わざる終えない状況には突破が非常に難しい――など、なんというかじゃんけんが極まっているようなゲームバランス、デザインがとても優れていると感じました。

 最大三人で組めるPT、そのメンバーに応じて得意な相手、戦術などが変わり、何を主目的にダンジョンに潜り、想定外の漁夫に立てたプランが崩壊したり――など、定石が組みづらく対人ゲームとして長く楽しめそうでした。
 四月に次のテストと、ファンの声によって早期アクセスを早めに開始する……はずだったんですが、権利問題で揉めて今後どうなるかわからなくなってしまいました。わたしの生きる希望……。

 どちらの言い分が正しいのかわからないので、わたしには判断がつきませんが、とりあえず早く終わって欲しい。DaD側が悪いのであれば今後リリースされることは無いのでわたしとしても諦めがつくので。
 勿論多少遅れたとしても当初のスケジュールをなぞって動いてくれることを望んではいますが、黒であるのなら黒として処理されてほしい。
 これまでのように、続報を細目に追ってチェックしていこうと思います。

 と思ってたら本記事を清書するタイミングで、torrentで当初のスケジュールを強引になぞる様子。
 torrent自体はシステムとして優れていて、違法DL周りの文化を除けば悪い物では無いので気にならないんですが、中立的な立場からDaDの有利な是非が現状出ていないので、信頼できる企業がどうかを判断する必要が出て来ました。どうしよ。


ホグワーツレガシー

 俺たちの青春ハリーポッターの世界に飛び込める最新のゲームだぜ!
 キャラメイク微妙に足りなかったり、学園生活楽しみたかったが思いっきりその辺を舞台にしたアクションゲームだがまぁそれはそれで。

 歩いたり、飛び回っているだけで楽しいゲームでしたね。
 わたし基本的にフィールド探索するの好きじゃないので、その辺楽しめるゲームは余程優秀なマップデザインをしているのだと思います。

 実はまだクリアしていません。
 ある程度楽しんだので、ファンタジー世界に没入したい時用に取っているんですが、そんな気分になる時が少なくて中々。
 結構そんな感じで積みゲーが増えてきました。何かしたい時用としてアイコンがパソコンに並んでいて、日常的に見るからか該当する欲求をあまり覚えず、新しい欲求へ欲求へと意識が向かって気持ちもゲームも上手く消化できないそんな感じ。
 無理に消化するぐらいなら、欲求が出た時にゲームから呼ばれて遊びに行こうぐらいの、のんびりとした方針です。

確定申告

 色々ややこしいことになっていましたが、しっかり税金処理は済ませました。
 二月はこれの処理だけで、残りは徹底的に遊ぶぐらいのスケジュールだったんですが丁度良かったですね。
 面倒なのは勘弁して欲しいんですが、今年からインボイス制度とかいう何のためにあるかわからない制度始まりますね。
 真面目に絶望+1って感じなので見て見ぬふりをします。次。

サクラノ刻

 期待して待っていた商業エロゲですね。
 期待値は高い物の、前作で物語は綺麗に終わっていると思っていたので、今更何をするのかとハードルを低くして挑ませて頂きました。
 結果、満足は出来たものの、続編ではなく単体として見ればそこそこで落ち着く感じもあって、今後も商業エロゲと付き合っていくか、に関しては劇的な変化はありませんでした。
 最近のように、のんびりと興味が湧いた時だけ、程度で特にこれを機に引退なんかも考えないような漠然とした感じ。

 作品自体は何箇所も琴線を揺るがすような良いシーンに出会い(ここまで動く作品は早々無い)
 また、多く語られる創作論から新しい価値観を得ることは無かった物の、ぼんやりと抱いていた感覚を明確な物としてそこそこの数を身に着けることが出来ました。
 まぁその辺は深く語ると長くなりますし、不快に感じる方もいると思うのでとりあえず今回は無しで。


VRゲーム

 元々興味のあったVR用HMDを買ってみました。
 主な目的としては、一人称視点から感情移入しやすいような作品構成が主流だと思ったのでそれの摂取と、視線や距離感といったキャラクターの実在性、プレイヤーやキャラが存在する空間デザインが気になってでした。

 まず実際に被ってみての感想は、解像度が低い! でした。
 ゴーグルの片目は普段使っているディスプレイの解像度を超えており、よくよく見ると不満を覚えるほどの低解像度テクスチャというわけではないはずなのだが、距離があるとレンズを介したようにぼやけ、高解像度のディスプレイを至近距離で見ていることも相まってPS2程度のグラフィックを見ているような感じでした。近視のせいかもしれん。
 PCディスプレイに映ってるゲーム画面めっちゃ綺麗でいつも驚く。

 主目的としていた没入感に関しても、描写の幅が広いVRという環境が想像の余地を奪って、メリットよりデメリットが目立ち、結果的に没入感は劇的な差は生まれない、と思います。一回りぐらい没入感が増すのは確か。
 ただ没入感を増すためにユーザビリティを捨てたり、ゴーグルを装着する手間があったり、プラスマイナスの話をするとマイナスの方が多いんですよね。
 これが没入感を特別視するのであれば、何にも代えがたい技術だと思うんですが何故かわたしはその人間ではなかったようで。おかしいなぁ。

 結構ゲームの構造にも影響していて、コスト削減のために自由度下げるとか、演出のために現実と乖離するとか、見てほしい箇所を見せるためにテンポロスが生まれたり、そうした下準備をしないと見逃すとか。
 まぁ作っていて結構苦しいだろうなというのがとても伝わってきましたし、流行り始めの頃から各種機材が高くなっており多くの人が手に取りづらいジャンルになったことから、需要の少ない界隈になり発展が遅い――とゲームのラインナップ見て痛感していたりしました。

 実際に腕を伸ばしての意思決定などの重みがかなり違う、主観視点でガチ恋距離されると相応にドキドキする、など色々と良い所もあるのですが、今後を明るくは見れないかなぁ。早く脳直出来る時代が待たれる。

 ちなみに、没入感上げつつ、可愛いキャラと同じ世界に居るような感覚、かつ紙芝居やムービーに偏るような開発が行われていないゲームの一番は「カスタムオーダーメイド3D2」でした。

 大体他タイトルには何かしらの不満が付き纏うのに、これに関しては満足度が非常に高かったです。エロ抜きにしてなので、エロ込みで堂々の120点でいいと思います。

 まぁほぼ全盛が2万近くで高かったんだけど!(期間限定発売中)
 既にVR周りで6万前後出しているのでかなり買うか悩んだんですが、ゲーム以外の出費ほとんどないし、学習や時間効率のコスパがとても良いので悩む必要なかったわ。
 最低限貯蓄あれば、なるべくセールでコンテンツ買うようにしたり、食費抑えつつ、残りは全部ゲームにつぎ込んでいいのかわたしの人生。


・前半まとめ

 とまぁ最近こんな感じでした。
 制作? 今年はのんびりペースなので特には現状無いです。
 好き放題言っていいのであればちょっとは話すことあるのでこの後にでも興味のある人はどうぞ。


・ちゅうい!

 ここからは様々な話題を好き放題に語るので、閲覧は自己責任でお願いします。



AIイラスト

 まずは手始めにこの辺からでしょうか。
 不快な人は不快でしょうが、気分が大きく落ち込む話題には早々ならないと思うので。

 この辺の記事がまとめていますが、海外では規制がより強くなり、風当たりが強くなってきています。
 割と情報が古いので、今よりもより酷い状況というが現状だと思います。AIイラスト利用者への風当たりではなく、著作権や治安などのごちゃごちゃとした感じが。

 国内では規制は変わらず、悪目立ちするAIイラスト利用者が増えて、それに対する自浄作用としてAIイラスト反対派の方が強く動いているケースをよく見ますね。
 全部が全部そうではないんですが、安全圏から石を投げることを趣味にしている人も居て、そのことに関してはそこそこ不快に思ってます。
 AIイラスト利用者側が悪なのは確かなのですが、その悪に対して嬉々として石を投げる行為が法に罰されることは無いでしょうが、わたしとの立ち位置問わず傍にいて欲しい人ではない。

 もう一つ愚痴るとpixivやDLsiteでAIイラストが邪魔と言う人が多いんですが、設定でオフにした上で愚痴ってるのかなと。今までのように気に入らない新しいジャンルが出て来て、それに対応できず文句言っているのであれば声が大きいなぁと。

 まぁAIイラスト側が基本的に悪いです。こんなものが無ければ人に新しい嫌な面を見ることも無かったので。
https://twitter.com/hukumaen/status/1638179102476873730
 あとAdobeが新しくAI作っていましたが、普通に黒くて笑ったり。

 ただ新しく出ては来るものの、具体的な規制の動きが少ないここまで見ると、やはり規制するのは厳しくて共存していく方向性になるのかなぁと。
 各種動画サイトやP2Pソフトの違法性がある文化やらが需要から結局生き残ったように、何かしら優れた物を持つ悪い技術は規制し切れないが通例なのかなと。

 AIイラスト側の進歩に関しては現状そんななくて、構図指定して出力出来るようになったぐらい?
 民意による締め付けが厳しくなって、表立って技術交換を見ることが少なくなったのもあるんですが、AIイラスト界隈での主流な出力サイトがNovelAIやstablediffusionではなくなっていて、その辺から流出したデータや、有志が好き放題に作ったデータをモデルにした各々のパソコンのグラボでイラストを生成出来るローカル環境になっているっぽくて、より闇が増した上に日向を避けて歩く人が増えたアングラな現状。
 わたし自身どこまで踏み込むかは慎重にしたいではあるのですが、まぁ面白い技術なので早々には退かないと思います。
 新しい技術を見たら、なりふり構わずどんなことが出来るのか試す、そんな創作者にわたしはなりたい。でも逮捕は嫌だな。


わたしのこと

 創作論や生きる上での価値観、今後の展望なんかを纏めたものです。今から頭の中をまとめる。

 まず大きな気づきがあって「やらなくてはいけないことをやらなかった時、訪れる最悪は死」ですよね。
 死にたくなければやらないといけないこと、死んでもやりたくないこと、とも言い換えられます。
 そう、死んでもやりたくないことはやりたくない! んですね。

 普通に働くのが嫌で、創作で収入が入るのであれば生きてみてもいいかな――という開始地点を忘れていました。
 「売れるために作りたくない物は作らなくていい」んですね。作りたい物を作って売れたらラッキーなんですよ。ラッキーじゃなければ死ぬだけだし。

 次回作、同人エロゲは作ります。はい、作りたいので。
 ただ次で自分の中にエロゲで無ければならない何かを探しに行き、他の個所からエロにまでコストを割いて得たい物は多分無いのでその次はどうなるかさっぱりなんですが。

 なんにせよ、いつの間にかハマっていたある程度は作りたくない物も作らなくてはいけないという意識から抜け出せたので結構楽になりました。
 結果、ゲーム制作を売れるようにステップアップしていき、最終的には自分の食い扶持を稼ぐ普通の人間を目指す――というプランも全部破棄。
 「成長を諦めた人間」と罵られるのも仕方ないです。わたしは現状維持で毎日生きるので精一杯、好きでやる創作も苦しくて苦しくて堪らないんですから。普通には戻れない、弱者で構いません。

 親の脛齧れなくなった時点で、わたしは他の立場の人を頼るつもりは基本的に無いので生きれなくなるのですが、短期で死ぬ可能性も一気に減りますね。強いストレスが掛かるケースを結構避けられるので。
 十年前後の中期で生きれる可能性が高く、それ以降はその時の状況次第ですね。ダメ人間好きな人に養われるとかなら全然あり。親じゃない家族や友人に頼るは無理。
 まぁ将来の不安は無くなりました。最悪死ぬだけだし。


 作ろうとしていた息抜き作品も破棄しようかと思ってます。
 ちょっと作っていた物の、間に税金周りの処理なんかが挟まり当初抱いた原動力が薄れていること。
 普段ならそこから何度も思い返して完成まで頑張るんですが、今回息抜きとして最低限を構築するのに思っていたよりも遥かにコストがかかりそうなこと。
 あと、一生で作れる作品数に限度を感じたため、息抜きで魂すり減らしてるわけにはいかない、など。

 充電期間がですね、どんどん長くなっているんですね。
 最果てはやりたいで動いて、ブレハやル想はそろそろ動かないとなで動き始めたし。
 純粋に老いて筆が遅くなっているでもいいんですが、一作品生み出す度に魂が削れている感覚があります。途方もない空虚な疲労感が。
 自分のやりたい、伝えたいを死ぬ気で自分の中から削り取り詰め込んで居るので、その分「わたし」が削れているような感覚。
 どこから削ればわからなく困って、充電期間で少しでも新しく魂になるような物を詰め込むんだけど、その辺削っても熟成感が少なくて味が薄い……みたいな。

 なので一作品一作品大切にしていこうと思いました。
 単に老いや病のせいでサイクルペースが落ちているのであればいいのですが、魂理論も結構信憑性あって嫌ですね。
 結構居ません? あんな素晴らしい作品を生み出したクリエイターが、一度が二度生んだ後に精彩を欠いた作品生み出す事しかできなくなる、みたいな。
 一生で生み出せる魂の作品に数があるとすれば、それはとても悲しいことなので嫌だなぁと思いました。


 次の作品は、かなり憂鬱な物を考えています。
 今まで考えていた草案達を全て破棄して、ただ作りたいだけの物を、今までと違ったどこまでも暗い物語みたいに。
 現代ベースにした生活系の同人エロゲで、戦闘要素なんかもある純愛よりのゲーム――とか色々考えていますが、現状ではこれ以上は語らないでおきましょう。最近こんなの作りたい→破棄! みたいなケースが多くてちょっと恥ずかしいです。


 好きなように生き、好きなように死のう。
 と、より無敵の人の自覚が出てきた物の、日々の憂鬱が晴れてくれるかと言えばそうでもなく。
 生きるのつらいですね。
 みんな何のために生きているのでしょうか。
 わたしはなるべく日々の希望を摘むようにしてはいるんですが、摘める花には限りがありますし、摘むという行為にもエネルギーが必要で苦しいです。

 病みにくくなるには趣味やコミュニティを増やせというのは通例ですが、その辺増やすのもコスト必要で現状維持で必死な中割く余裕もあまりなく、まぁそもそも積極的に増やしたいわけでもない性質も相まってどうしようもないなぁと日々笑ってます。

 最近結構退屈な時間が増えているのも問題で、その辺を生き甲斐に変えるためにも制作を始めるのが良いと思うんですが、率先してステップアップしないと決めたけれど有償作品作るのは勇気要りますし、完璧主義のわたしは作品のプロットだったり、自分自身の価値観、創作論が固まり切っていない現状では到底動きたくなく、日々同じようなことを繰り返しながら、少しずつ頭の中をスッキリさせていく緩やかな時間を繰り返しています。
 それでいいのだと思いますが、それはそれとして精神への負荷はある。南無。


・おわり

 買ってきたホットドッグが逆さまになってるの気づいてまでは良かったんですが、何故か取り出す時に一回転して部屋中がホットドッグになったのがさっきの出来事です。活きが良過ぎる。
 中身のピクルスと一緒にモチベも消えたんですが、頑張って清書して記事を投稿しました。えらい。
 ホットドッグの味は薄かったです。

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