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トラベラーズパスお試し版の記事 (1507)

kuro 2024/03/14 01:15

【909日目】赤い世界:マップ制作/思い出補正の正体

本屋大賞2024のノミネート作品のうち「成瀬は天下を取りに行く」を一押ししている、ゲーム作家のkuroです。
上の句が言いたいだけです。

200歳まで生きたくなるし、滋賀県に行きたくなる一冊です。

そんなこんなで本日の進捗です。
https://youtu.be/cCZckneZ81c

赤い世界

マップ制作

昨日の日誌の続きです。

建築物のマップはドアの開閉で進行方向を見失いがち。
演出、エフェクトを使い、迷わないためのヒントを模索しています。

https://x.com/rpgmaker_kuro/status/1767935038690336944?s=20

・上から下に光と背景画像を流す
・半透明のイベントをドアに向かって歩かせる

特に後者は環境を使った誘導テクニック。
ゼルダ、Sky 星を紡ぐ子どもたち、最近ではFF7 Rebirth(フクロウが誘導する)でも見られました。
書きながら気づいたのですが、効果音の位相を使って誘導することもできそうですね。

消音や音が聞こえにくい環境でプレイする可能性もあるので、音だけに依存するのはよろしくありませんけれど。

なにはともあれ、前進です。

思い出補正の正体

子供の頃に遊んだゲームが記憶の中では、とても魅力に溢れていて、2024年現在でも遜色なく遊べると感じる「思い出補正」。

人間の脳は記憶を改ざんすることが頻繁に行われているので、ある程度は情報を圧縮、要素を抽出した結果なのだろうと思っています。

興味深いのがオクトパストラベラーの開発者インタビュー。

スーパーファミコンやプレイステーションのドット絵が味わい深く感じられるのは、ブラウン管テレビのにじみがフィルターのような(カメラのぼかし効果のような)からではないかという説を話されています。

https://youtu.be/r7_sWDIJOUo?t=1321

本当に「思い出」は美しかったという話です。
「思い出補正」という言葉で考察を止めてはたどり着けない境地ですし、考えることの大切さを改めて気づかされます。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

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kuro 2024/03/13 00:42

【908日目】赤い世界:マップ制作/方向音痴な話

好きなアーティストが軒並み最高曲を更新していて、耳が幸せなゲーム作家のkuroです。

ヨルシカさんは「だから僕は音楽を辞めた」を超えた「晴る」。
Awesome City Clubは「ヒカリ」。
Vaundy、YOASOBI...もう、良い曲ばかりですよね。

5年後の音楽シーンはどんなに胸躍る曲が生まれているのか。
音楽を聴き続けられるように、耳も大切にしなければなりませんねー。

本日の制作動画です。
https://youtu.be/Vkcfbi2kcy8

赤い世界

マップ制作

時間負債を返済し終えて、制作に戻りました。
中断直前で進めていたマップ制作から再開です。

以前制作していたときは、次の2点のアイディアだけでかけあわせていたこともあり、

・薄暗い、不気味さ
・天地逆転させるギミック

ユニークや面白さよりも、わかりにくさが際立ちました。
最初のてこ入れは、動線の改善です。

私がゲームをプレイしているときに「この時間要らないなあ」と思うのは進行方向がわからなくなって、同じ場所を往復すること。

S字状の形を繰り返すマップでは、バトルやメニュー開閉などでカメラが中断されると、復帰時に方向を見失って逆戻りすることもあります。

自分が方向音痴なので、作る側になったときは配慮したいものです。
対策はというと...

ひとつは目立つシンボルをマップに置くこと。
都会における駅(線路など状況から推測ができる)とか、ユニークな高層建築のような。

もうひとつは夕焼けの世界を描く本作なのだから、夕日の日差しの傾きを方向のヒントにすること。作品の世界観と汎用性の高さから、正解はこっちのような気がします。

たとえ建築物の中でも、窓を使い光を小道具に使うなど方法はありそう。

引き続き、迷わないダンジョンづくりに精を出します。
でも迷わないダンジョンって、そもそも面白いでしたっけ?という問いも生まれたり。
疑問を浮かせたまま今回は終わります。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

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kuro 2024/03/12 00:27

【907日目】リハビリ回:立て直しの思考

「1000年前から~(例.言い続けている。知っている)」という言い回しを見聞きする度に「源氏物語や枕草子の頃かあ...」と具体的に想像を巡らせているゲーム作家のkuroです。

更新が遅れました。
リハビリをテーマにした記事です。

ここ最近の失敗や、立ち直りに向かっている話をします。
頑張っている方の励みになれば幸いです。

時間調整ができない日が続き、加えて記事が書けませんでした。
たとえば24:00に自由時間になり、PCでブラウザを立ち上げても、進捗がなく、言葉が浮かばないという状態。

読み手の方を想像すると、適当な事を書くのは気持ちが悪いので、どうにかその日を振り返り言葉を探すのですが、成果物を表現することができませんでした。

視点を変えて、何をやったらいけないかを考えました。
絶対にやってはいけないことはこの3点。

・睡眠不足
・不健康な食事
・運動不足

これらは翌日のパフォーマンスが落ちて、更に成功確率が下がります。
マイナス補正がかかった状態で、たとえるなら「6」「5」「4」がないサイコロを振り続けるようなもの(「3」「2」「1」しか出ないサイコロで人生ゲームをするようなもの)。
負債の複利です。

やるべきことは2つ。
・問題を解決可能なサイズに分解すること
・「やってはいけない」を避けること

前者は仕事の話にかかるのでぼかします。
たとえ話としては「メールを10000件処理する」場合の対応が近いです。

「10000件」という数字に思考が停止しがちですが、1年かけて良いのならば1日41件(1ヶ月20営業日として)だし、1日6時間を割り当てたとして1時間7件。

1年ではなく1ヶ月でやる場合は1時間84件なので、物理的に不可能。
前提を変える調整に労力を割くべき問いです。
処理人数を変えるとか、ソフトウェアで処理するとか(改善できない企業なら転職を考える)。

後者については土日を使いメンテナンスに当てました。

・健康的な睡眠:6時間の睡眠
・健康的な食事:菜食+鯖缶
・1日3000kcal以上の運動:エアロバイクとフットステッパーを各6時間(合計12時間)
・メンタルヘルス:インターネットの遮断

そして1日の2~3分のメモを蓄積して、この記事を書きました。
この方法ならば、細分化してゲーム制作もできるかもしれません。

「忙しい」という言葉は心の状態を示す言葉。
自他ともに丁寧な態度を崩さず、ゲーム制作のレールに戻すために、奮闘します。

遅くなりましたが、素敵な1日をお過ごしください。

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kuro 2024/03/08 00:24

【906日目】世界の最果てから:マップ・イベント実装

3~4年ぶりに風邪をひいたので、薬のストックを見たらどれも使用期限が切れていたゲーム作家のkuroです。
鼻かぜでしたので、(すぐに買いなおした)薬と水を飲んで、症状は収まりました。

世界の最果てから

テストプレイ & 修正

ここ数日、繁忙のために思考も時間管理の精度も落ちていたので、仕掛かりを作るための最小限の作業の日でした。
12:30には就寝して体力を取り戻します。

理由がわかれば安心できること

風邪をひいたのは、前日の睡眠時間が3時間だったことと、体力が落ちていたこと。
原因がわかっていると、次回の対策が考えられるので安心できます。

怖いのは風邪や体調不良の原因がわからないこと。

一昔前は信じられた心霊現象も、現代では幻覚を見るロジックが解明され、説明できるものになってしまいました。
(目から得る情報は脳の負荷を抑えるため想像で補っている。想像にエラーがあると、幻覚として認知される)

「忙しい」でさえ、脳が感じる「状態」であって、行動できない理由ではないということ。
原因を分解すると「XXにn分時間をとられて、そのことに思考が奪われて...」とちゃんと説明がつけられ、対策も見えるものです。

慌てずに落ち着いて日々を進めましょう、と自分に言い聞かせています。
それでは素敵な1日をお過ごしください。

明日は更新できますように。

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kuro 2024/03/03 23:47

【905日目】世界の最果てから:マップ・イベント実装/仕組みについて考える

本で言われるような「電車の中で吊り皮に掴まりながらつま先立ちでインナーマッスルを鍛えている人」を見たことがないゲーム作家のkuroです。

オンライン英会話をしながら(会話しながら)寝そうになるくらい睡魔が襲ってきているので、一筆がきで一生懸命書きます。

世界の最果てから

マップ・イベント実装

本日は移動時間を使い「イベント」の動きをスマートフォンで下書きしました。
帰宅後はオンライン英会話の予約を、心が躊躇う前に一気に予約して、英会話が始まるまではマップ制作。

オンライン英会話のように、時間を予約する行為は一定の緊張を生み、作業速度をあげる効果があります。
仕組みって大事。

睡眠不足の状態で行う作業や勉強は、精度や内容が半分以下になるので、そもそも「睡眠不足」やら「体調が悪い」状態にならないような仕組みづくりも大事だなあと思います。
ここでも思うのは仕組み。

仕組み=習慣といっても良いかもしれません。
習慣の一つの基準が「歯を磨くくらい無意識にできるか」です。
時間がないと思っても、場所が変わっても、歯磨きは忘れないですものね。

まだそこまでできているは多くありません。
そんなときは行動や時間のサイズを小さくして、続けることを心がけております。

明日から新しい1週間が始まります。
素敵な1週間の始まりになりますように。
それでは良い1日をお過ごしください。

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