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ロザリアは笑う 2022/08/22 22:47

【一次創作】異端の魔剣士/純白のアネモネ プロット完成および物語内容解説!

ランダム表紙絵企画終結!

誰も参加されない前提で突発的に立てた小規模有償企画「ランダム表紙絵」は、おふたりの参加者に恵まれ、表紙絵のデータも頂き、無事に終結致しました。
参加してくださった匿名希望様、雛咲様、本当にありがとうございます!!
無事にタイトルと全体のあらすじ、収録内容も正式に確定しましたので、告知していきます。
表紙絵に関しては指摘を頂いたため、いったん公開を差し控えております。


ペーパーウェル04でセブンイレブンのネットプリントサービスで配信したDies ireです。
楽曲タイトルは怒りの日で、モーツァルト作曲ですが、触発されたのはFGO第二部第一異聞帯ですね。
時期的にもまだ第一異聞帯にいました。サリエリに泣かされ、アナスタシアとカドックに泣かされました。
パツシィ、お前はずるいやつだよ……。クリア礼装でも何かが込み上げて歯軋りしました。
純白のアネモネに登場する絵手紙のようなものです。実際の登場画像はもう少し手紙風にする予定です。

異端の魔剣士 収録内容

異端の魔剣士は、表紙を担当してくださった方のスケジュールや許可を頂けたら挿絵をつけようか考え中です。

()内は元ネタ

序:青いメリーゴーランド
1章:ゼーウェル卿の謎(リスタデール卿の謎)
・春を懐くアイリス(黄色いアイリス)
・シスターフレアの虚言
・アシーエル25時55分発(パディントン4時50分発)
2章:晩餐会はラザニアを
3章:黄色いエーデルワイス
4章:漆黒の王
5章:優雅な悪魔
6章:午前零時の別離
・ティーポットの角砂糖
・禁断の地
・ワンナイト
7章:対角線上
8章:ジヴェール・イズ・マーダー

タイトルはほとんど正式に確定済です。
全編書き下ろし、小説家になろう様に公開予定です。
緋の剣士に捧ぐ交響曲の内容ではありますが、未読でも十二分にお楽しみいただけます。
元ネタはアガサ・クリスティの著書のタイトルからになりますので、全編にアガサ・クリスティの著書の概要とAmazon kindleに飛べるQRコードを掲載致します。
しかし、母と住んでいた借家が建て壊しになり、引っ越した際に売りました……。所持していた大きなリビングボードが入らないからです(。>ㅿ<。)
必ずや、買い直しをしてやると決意しました。

物語のあらすじ

諦めていた人生に、光が差し込む

生まれも育ちも平凡な男、レイザ・ハーヴィストは生きる為に過ちを冒していた。
殺生から略奪まで、幅広い罪を冒しており、いつしか人は彼を「抹殺者ハーヴィスト」と呼称するようになった。
しかし、レイザ・ハーヴィストが冒した罪は「慈悲深き殺人」のみであった。何故なら彼は平凡であるが故に殺生する理由を明確に見出せなかったからだ。
そして、彼は今日も曖昧な動機を抱えたまま、人のいる場所に現れた。
そこに居たのは、男女の肢体を切り裂き、女の肢体を見下ろしながらナイフを振り上げる漆黒の何者かだった。
何者かは、レイザに向かって話しかけた。
「いずれ、この国は病に侵されて誰も彼もが死に絶える。助けられない命に対してできることなどあるのだろうか?」
目前にいる漆黒の何者かはそう言う。しかし、その言葉に対しレイザが覚えたのは、激しい怒りだった。
「助けられない命を消す資格がお前にあると言うのか?」と返すと漆黒の何者かは「勿論」と答える。
その言葉にレイザの怒りは頂点に達し、真っ向から反論する。
「あるわけないだろう。そんな事は相手が神様でも許されない。生憎、俺には信仰心など欠けらも無いので信仰を説いても無駄だ」
しかし、平凡なレイザの回答は漆黒の何者かには無意味だった。あろう事か息絶えた美しい肢体を執拗に嬲る行為によって否定された。
レイザは決断した。絶対に許さない、と。
そして、彼は、自身が冒した罪の本当の名を知り、漆黒の何者かを暴こうと決めたのであった。

※場面描写は曖昧なものにしていますが、ある程度の明確な殺傷描写、強引な性描写がありますので、読む際は十分に注意してください。

純白のアネモネ

()内は元ネタ。

序:眠り姫の灯
1章:あの日、リリィは何故消失したのか?
・甘美な生命
・ブラックマーダー
・ホワイトクローバー
2章:白銀のメテオ
3章:牧師官の告白
4章:消えない手
5章:時計台の鐘
・キャンディポット
・ブラックアロマ
・柱時計
6章:まじないはディナーの前に
7章:ナイトメア
8章:マリーローズガーデン

タイトルは仮です。プロットは5章まで完成済です。
異端の魔剣士に比べて性描写や殺傷描写は薄めで、異端の魔剣士に比べるとかなりロマンチックな雰囲気に仕上がりそうです。
表紙絵は雛咲さんに描いていただきました!
雛咲さんに連絡してスケジュールが確認取れたらもう少し挿絵も増やしたいですね。

物語のあらすじ

物語に隠した、私の最後の希望

修道院で過ごすレイには記憶が無かった。両親の事も、故郷の懐かしさも持ち合わせていなかった。
レイにとっての世界とは修道院の生活が全てだった。
修道院の生活は楽しい。修道院の中にいる人は皆優しい。何の不満もないはずだ。
それなのに、修道院の何もかもが嫌いだと思い、閉じこもっていた。
長年の激しい嫌悪感に悩まされ、彼女は修道長に助けを求める。
修道長の名はフレア・ハーバード。レイを引き取り、大切に育ててくれた優しいひと。
誰に対しても分け隔てなく優しさを振り撒く聖女の様だとレイは思っていた。
フレアに相談した結果、彼女からは『魔王山を往く』というタイトルの本を読むよう進められ、夕方に感想を聞かせて欲しいと請われる。
フレアの意図に困惑しながらもその通りにすると決めたレイは物語を読み、黄昏が来る度にフレアと評論を交わすようになる。
毎日が少しずつ楽しくなって月日は流れていく。フレアの元に訪れた初老の紳士がレイに話しかけ、レイが本を熱心に読んでいることに注目した。
初老の紳士は言ったのだ。
『本を読めることは素晴らしいことだよ』と。
初老の紳士に触発され、もう一度渡された物語を読み返したレイは物語の展開に強烈な違和感と衝撃を受ける。
そして、物語の結末を見届けたレイはフレアが隠し通したものが何であるかを知り、立ち上がる。
『それでも、私はこの世界を』

こちらも小説家になろうに掲載予定です。異端の魔剣士よりもファンタジー要素が強いため、早くプロットを仕上げたいです。
皆さんどうぞ、どうぞよろしくお願いします✨

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