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2020年 11月の記事 (31)

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【月1無料公開】10月19日のコラム再掲

有料パートで連日更新されるコラムの内容があまりにも謎なので、
月一回くらい前月の記事を無料公開してみたいと思います。

コラムの中でも割と内容の濃いモノをピックアップしているので、
毎日この濃度な訳ではありません。
うんこ漏らした話や、スーパーマリオが童貞っぽいって話で
一日終わることもあります。

あしらかず。

というわけで、
10月19日に投稿したCASE-0のメイキングを書いていた記事を再掲します。

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おはようございます。
緒乃ワサビです。

昨日スマホの画面を割りました。
カレンダーを確認したところ、先月の23日に画面の修理をしていたので、
26日越しに画面を叩き割ったことになります。

今回は控えめな落下だったのですが、
落ちた先がかったい石の床だったので一撃で昇天しました。

前回、月額700円のモバイル保険ってのを勧められて、
「まぁ、1年のうちにもう一回位割るかも」
と思ってはいたんですが、まさか一ヶ月経たずにこうなるとは思いもしなかった。

明日また修理に行ってきます。
月額700円×12ヶ月分で累計10万円まで修理代を補填してくれるらしい。
因みに明日の修理代は約2万8000円です。
いきなりもととれた、やったぜ。

後二回割っちゃったら、本格的に破損対策したいと思います。

今日はCASE-0のシナリオの話の第3回ですね。

さすがに今日辺りに終了したいところ。

ていうか今さらなんだけど、
やった人が色々感じてくれているところに作者が
「正解はこうです」
っていうのは中々に野暮だと思うので、
このメイキングは、あくまでも「こんな風に作ったよ!」
「こう思って欲しくて、こう演出してたよ!」
というワサビの思い出話であり、
作者から「解釈の正解」を提示している訳ではないのであしからず。

今作ほど「完成品は読み手のもの」という
先人の言葉が腹に落ちたことはありません。

童貞会に入っている鍛え上げられた童貞たちなら今さら言うこともないか。

今日はCASE-0のメイキングの締めとして、
キャラの感情の話をするつもりでした。

つもりだったんですが、まとめようと思っても
これがどうにもまとまらなかったんですよね。

で、今日このコラムに向き合って、書いては消し、消しては書きを繰り返しながら
考えたことをつらつらと書いていきたいと思います。

まさかの、メイキングのメイキングです。

まず、昨日までの設定の話や企画意図の話は、
その思考過程にしろ、一個一個の理由にしろ、
書き始めれば延々と書き続けられるんですよ。

一個一個に目的があるし、その設定につながりもあるし、
こんな風に計算して作っていった、という過程が、
自分でもちゃんと把握できている。

ところがキャラの感情をどう描いたか、
という話になると「はて、どう描いたんだろう」
となってしまう現状に、まず自分で大変驚きました。

これを考えていてふと、
「筆算のように物語を書いても面白みがない」
という言葉を思い出しました。

なにで読んだかは忘れたんだが、とにかく、
「書き手が全てを計算し尽くして、わかりきっていることを書いたってそれは、筆算と同じじゃないか」
ってことが書いてあった訳。

で、前々から配信等では触れている、自分が物語を書く意味に
立ち返ったんですが、僕が物語を書く目的はただ一つで、
「言葉ではうまく説明できない感情を、物語を通して共有したい」
と、これなんです。

例えば今回の白昼夢の青写真で浮かんだ気持ちって、
「悲しい」もきっと違うし、「腹が立つ」もきっと違う。
違うというか、言葉足らずですよね。

ここに「愛する人と一緒にいられない悲しさ」
と、補足説明が入ると少し近くなるかもしれない。

でもそれでも全然足りない。

というか、いつまで足りなくあってほしい、
というのが、書き手としての願いです。

その補足説明を足していくと、結局物語になっちゃう、みたいな。

だからこそ、こんなに長い物語を書いた訳。

白昼夢の青写真を読んだときに感じた気持ちは、
結局は「海斗と世凪の物語を追体験したときの気持ち」
であってほしいし、それは同じ体験をした人同士で、
「よかったよね」「うん、よかったよね」
(もちろん「ピンとこなかったよね」「うん、こなかったね」もアリ)
と、言外で通じ合えばいいんじゃないかって気がする。

Laplacianのブランド名は、
「明確な定義はあるんだけど、一言ではなかなか説明できない」
ものの象徴として、この言葉を選んだ。

ラプラシアン(△と書く)というのは微分演算子という、
理系の人がよく使う処理を簡単に書くために生み出した記号なんだけど、
「ラプラシアンって結局、一言で言うとどんな処理なの?」
という問いに答えられる人間が、自分の所属している物理学科にはいなかった。


そのときに「ラプラシアンって共通認識はあるのに、みんな一言ではいえないのね」
という発見をして、そのときの体験から、
「自分が描く物語もそうありたい、ブランドとしてもそうありたい」
と思って、このブランド名にしたわけ。

そんなわけで今日、今作の感情の話を体系的にまとめようと思った時に
どうにもうまくいかなかったんだけど、
それは「今作が、自分の求めていた表現の水準をある面で達した」
ということなのかもしれないなー、と、思いました。

だから正直、こんなラプラシアンの由来を全く知らない人たちが
「読後の感情をうまく言葉にできない」
と言ってくれているのをみたときはめちゃめちゃ驚いたし、
素直に嬉しかったです。

今日の話は全体公開のコラムに向けて再編集するときに、
もしかしたらもう少しわかりやすくまとまるかもしれないので、
そちらにほのかな期待を寄せてお待ちください。

今日は伊豆旅行から帰ってきた足でポケモンカフェに行ってと
大忙しだったので、この後すぐに寝ます。

今週から真面目に働かないとヤバイから頑張る。
毎週のように言っているきがするけど。

現場からは以上ですー。

緒乃

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