小説「駅舎の中では誰かの声が」
キミはもしかしたら
もう忘れてしまって
いるかもしれない
風が教えてくれたあの日
季節の匂いの中で話した
他愛ない日常のことを
無人の駅で二人きり
人里離れた森の話を
覚えていると嬉しいな
紅をさした唇が
懐かしいキミの名を呼ぶ
【 応援し隊 】プラン以上限定 支援額:120円
このバックナンバーを購入すると、このプランの2018/10に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?
支援額:120円
クリエイター支援サイト Ci-en
フォローするにはユーザー登録が必要です。
皐月うしこ 2018/10/09 15:47
キミはもしかしたら
もう忘れてしまって
いるかもしれない
風が教えてくれたあの日
季節の匂いの中で話した
他愛ない日常のことを
無人の駅で二人きり
人里離れた森の話を
覚えていると嬉しいな
紅をさした唇が
懐かしいキミの名を呼ぶ
このバックナンバーを購入すると、このプランの2018/10に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?
支援額:120円
皐月うしこ 2018/10/03 15:18
光浴び 揺れ落ちて
瞳の奥 鳥の舞い
滲む灯火の中で
ひとり涙告げる
紅を差して隠した
遠い記憶の中で
誘うあなたの声が
また私を眠らせる
風が吹き舞い上がり
刹那に壊れた秋扇
風が吹き秋の匂いが
ひらりあなたと出逢う
桐一葉 揺れ落ちて
心の奥 虫の音
陰る灯火の端で
ひとり涙沈む
櫛を通し隠れた
遠い記憶の中で
触れるあなたの指が
また私を眠らせる
風が吹き舞い上がり
刹那に散りゆく草紅葉
風が吹き秋の匂いが
ひらりあなたと出逢う
染まる雲間に恋焦がれ
待宵に咲く藤袴
茜色した影の足音
ひらり ひらり
風が吹き舞い上がり
刹那に壊れた秋扇
風が吹き秋の匂いが
ひらりあなたと出逢う
推奨♡はじめまして。お知り合いになりましょう。
無料
このバックナンバーを購入すると、このプランの2018/10に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?
支援額:120円