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フリーゲームの記事 (2)

エローン大君 2019/07/10 21:00

「廻転式」 (フリーゲーム) 感想

少イ左さんのフリーゲーム「廻転式」の感想でも。
廻転式ってことで、リボルバーを使ってゾンビ達を撃ちまくる(基本的に)スコアアタック系のアクションゲームです。
Major Mayhemといい、SPACE INVADERS FRENZYといい、やたらと撃つ感じのゲームを取り上げてる気がしますが、どれもゲーム性違うのでセーフセーフ。

一応ダウンロードできる旧ブログはこちら(左サイドバーにリンクあり)

作者の少イ左さんは物凄く美しいドット絵を描かれる方で、どちらかと言うとドット絵の職人さんみたいなイメージが強かったりするのですが、(現在進行形で)様々なゲームを作られている方でもありまして。
その中でも、個人的に大好きなのが「廻転式」だったりします。

内容としては、「タイムアタック形式でゾンビを倒しまくりスコアを競う」「ゾンビから女性を護衛する」など、様々なステージが用意されたゲーム集。
ゾンビを倒すと一言で言っても、ジャンプしてヘッドショットを狙う、地面や天井に撃ち跳弾で当てるなどの工夫をすることで、一発の威力が上がり一撃で倒せるという爽快感があります。
手持ちの残弾を豪快に使ってしまいますが、必殺技で敵を一掃したりすることも出来るので、「構える→撃つ」というキー操作に慣れさえすればドハマりするゲームだと思います。

ちなみに武器・必殺技、そしてアビリティ(リロード速度上昇とか)は、凄く自由に選んで戦いに挑めます。
(銃は発射するたびにランダムでブレが出て、命中率とか細かく設定されているのだ!)
ステージごとに適した武器がありますので、色々試してスコア稼ぎなどについて考えるのが楽しいですね。

護衛する場面でグレネードとか使おうものなら、女性もろとも巻き込んじゃったり。
ちなみに、旧バージョンでは無駄に自決ボタンがあったりしたのですが、新バージョンになってから出来なくなって寂しい……。
と思いきや必殺技の一つとして自決が割り当てられてました。いや、必殺ではあるんだけど。

面白いのは、使用武器が「リボルバー」であるが故にリロードに時間がかかるという点をシステム面で取り入れているところ。
また、手持ちの弾丸もそう沢山は持てない(通常36発)ので、定期的にステージ内のどこかにある箱から補給しなければならないというところも面白い。
ゲームならではの爽快感やリスク・リターンという非現実と、残弾やリロードなどの現実が入り混じった感じが、凄く面白いなぁと思っています。

あと、説明書にも書かれているのですが、ステージ内にあるオブジェクトを利用してゾンビを倒すことができる、ってのも結構面白いです。
簡単なところではシャンデリアの上に乗っかったり、シャンデリア自体を撃つと紐が切れて真下にいるゾンビが押しつぶされる。
大量のゾンビが襲い掛かってきたタイミングでランタンを撃ち落とし、地面で燃える炎で一気に焼き尽くす。気持ち良すぎる……。

全体的に凄くアイディアに溢れたゲームで、しかもドット絵も良質ですので是非気になる方は遊んでみてください。
昔のPC事情だったらあまり問題なかったんですけど、ウィンドウサイズが320×240なのでちょっと慣れがいるところではありますが……。

【超余談】
DLチャンネルでクリエイターズねくすと記事として、【指名手配】気が付きゃこんな時間だよ 時間泥棒なゲーム5選ってのを書きました。
フリーゲームでも本作みたいにその手のが沢山あったので書こうかなと思ったんですけど、「DLsiteで扱っている作品だと嬉しいですが」って運営さんから前置きがあったので、フリーゲーム系は書かん方がええかもなぁと思って全年齢作品を挙げた次第だったり。フィーバー!

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エローン大君 2019/06/26 21:01

「弾幕シミュレーション296」(フリーゲーム) 感想


シーレさん(@crepix)が製作したフリーゲーム、「弾幕シミュレーション296」で遊んでみました(シーレさんのサイトはジオシティーズのアレで……)。
ゲーム自体はふりーむさんでダウンロードできますので、気になる方は是非ー。

このゲームは、自機の移動から始まり、ちょん避け・切り返し・弾消し・スクロールアウトなど様々なシューティング技術を学ぶ、シューティングゲームの要素を切り取ってシミュレーションするといった趣の作品。
ちなみに弾幕シューティングを前提としているので弾数は滅茶苦茶多め。時代の流れですな。
この手のゲームですと、様々な弾幕を楽しめる白い弾幕くんを遊んだことがあるのですが、一つ一つ丁寧にアドバイス&リプレイ付きで見せてくれるので、「シューティングって何か苦手だなー」って人には凄くいいゲームだと思いました。

切り返しとかは高速弾メインのゲームだと、割と雰囲気で突破できがちなので、弾幕という形で「完全に逃げ場がないぞー!」というのを目で見て分かるようにしているのが、なかなか面白いなと。
そして、同じところで何回も繰り返すうちにパターンを組む重要性が分かったり、自分に足りないもの(自分の場合は敵をすぐに倒す「速攻」)が見つかったり、シューティング初心者にとっても凄く気付きがあるゲームだと思います。
ただ、1ステージ1ステージミニゲームみたいなものなので、リトライがパッと出来るようにしてほしかったのはありますね。

ただ、このゲームだけやってると勉強をしている気分で多分楽しくないと思われるので、他のシューティングと並行しながらやって上達を感じていくのがいい楽しみ方なのかなーとか思ったり。
一応サブゲームとして全3面のSTGが用意されている(こちらがメインじゃない辺りにハッキリとしたコンセプトを感じる)のですが、背景がグリッド線だったり敵のグラフィックがワイヤーフレームじみたものだったり、如何せん淡白なので派手にドカーン!という感じを楽しみたい人には向かない感じ。

・集中弾・拡散弾、それぞれ2種の機体を用意していて移動速度の差異を付けている
・グリッド線でちょっとした位置調整とかも分かりやすくしている
・当たり判定が機体にごく自然な形で表示されている

など、凄く見どころのあるゲームですので、シューティング苦手……と避けてしまいがちな方は遊んでみましょう。

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