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エローン大君 2019/08/17 20:45

近況とか、やりたいなーと思ってることとか

キャンペーンが終わった途端、記事更新頻度が落ちて「あっ……」とか思われてそうだけどちゃうねん!
前回の記事投稿から15日ぐらい経ってるけどちゃうねん!

ってのは置いておくといたしまして、色々と近況やら「これやりたいなー」と思ってることをつらつらと書いていきたいなと。

なんでCi-en更新止まっちゃったのかっていうと2つ理由がありまして、

・気楽に書いてたゲーム感想も、なんかマジで書かないといけない気分になってしまった
・最近どうも、どう文章を書いていけばいいのかが分からなくなってしまった

って感じだったりします。

一応この間ゲームセンターに行った話とかが下書きで残ってたりするんですけど、どうも面白くならないししっくりこない。
感想寄稿のゲームもやったのですが、いまいちいい感じの表現が思い浮かばない上に、「エロとは何ぞや……?」とか色々考えちゃって、ちょっとしたスランプになった次第だったり。
「上手いキャッチコピーを作りたい」とか「今までのように説明・分析みたいなものではなく、純粋にテンション高く遊びたくなっちゃうような文章を書きたい」とか、色々考えすぎちゃってどうどう巡りって感じですね。

文章を書いては消し、書いては消し、頭を全力で回転させ苦しみ苦しみ、なんか色々面倒くさくなって地球防衛軍5やったりとかしてます。めんどい時はサボるのが一番。
お盆休みとかは2日連続でぶっ倒れたりしてたので、微妙に体調が悪くなってたのもあるかもしれませんにゃ。

あと、DLsiteのセール中ということで「色々な音声作品を買って良さを勉強しよう!」って感じにもなったりしてるんですが、催○音声聴いたら意識を失うかの如くぐっすり眠っちゃって、なかなか捗っておりません。
おエロいやつでゲーム形式で遊べる音声作品があったんですが、挑発的なお姉さんの台詞に「何で初っ端からそこまでボロクソに言われなければならねえんだ!!!」とマジギレしたこともありまして、作品の選び方からまず勉強している次第であります。
波の音やメカニカルキーボードの打鍵音が流れる音声作品を買ったりとか、徐々に変な方向に向かってる気がするが気のせいだろう。気のせいに違いない。


近況

私が元々病気持ちってのは何人かの方はご存知だと思うのですが、体調がちょっと悪化しちゃった上に生活がやべえ感じになったので、近いうちに色々な人の手を借りつつ生活環境を大きく変える予定です。
生活環境を変えることはDead or Aliveレベルの賭けではあるんですけど、もし何かあったらそんときゃそん時という精神で、テケトーに頑張っていきたいと思います。
その関係で同人とかこっち絡みの活動もあんまり出来なくなるかもしれませんが、その時は本気でごめんなさい……。

ゲーム感想も書きたいんですけど、最近露骨にゲームの腕が落ちたのか熱血硬派くにおくんの2面がクリア出来なくてショックを受けたので、「生半可な腕で書くのってどうなんだろ」とか考えこんじゃって書けない状態です。
スマホゲーに関しては、動画広告を出してランキングに上がってくるアプリがかなり多いので、自分の琴線に触れないどっかで見たようなゲームが辛いところだったり。
3マッチパズルとか物理演算系のパズルとかがやっぱり多い印象がありますねー……。

また、個人的に行ってきた「けもフレふぁいと!おかわり」の対戦会の規模を縮小する予定です。
今のところ、来ていただいた方には全員にお話していますが、現在毎週土・月曜日に開催しているものを、第一週・第三集の土曜日のみに縮小するだとか、そんな感じで考えています。
こちらは決まり次第、DiscordなりTwitterなりで告知をする予定。生活環境がどんな風に変わるか分からないので、簡単に決めることが出来ない歯がゆさよ。


やりたいなーと思っていること

そんなこんなでプライベートな時間が今までより少なくなるわけですが、やっぱり色々とやっていきたいこともありまして。
例えば、元々Ci-enでやる予定だった「全年齢同人ゲームのプレイ動画の作成」ですとか、「遠出した際のゲームセンター話」ですとか。
プレイ動画については
(ゲームセンター話は下書きにあるので、多分気が向いたらお出しする感じになると思います。7月下旬に行った時の話だけど)

もう一つ、個人的にDMM遊び放題で試してみたいことがあるんですけど、ちょっとお金がかかっちゃうのでこちらは余裕が出来た時にでも。
DMM遊び放題は前にお試しで使ったことあるんですけど、その時はラインナップ的にピンと来るものが無かったので、お試し期間で終了した記憶が。
今はアリスソフトの良さげなのがバンバン来てるので、試したいこととは別に遊んでみようかなと思います。
でもなー、月額制で結構お高いので急かされる気持ちになるのは確かなんだよなぁ……。アリスソフトとかゲーム性ガッツリだし、急いで遊ぶのも何というか損してる気分になっちゃう。

DLsiteがやっていたレンタル事業の形が個人的に理想的だった(作品を数日間レンタル・欲しくなったら差額を払えば買える)んですけど、ビックリするほど参入メーカーが少なくてラインナップもよりピンと来なかったという(名作とか普通にあったみたいなんですが)
同時期にはDMM遊び放題もあった気がしますので、メーカーの取り合いに負けちゃったのかなーと感じています。

DLsiteとDMMの関係性に関しては、個人的には何だかんだで共存していく形になるとは思うんですけど、最終的にどうなるかは気になるところですねー。

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エローン大君 2019/08/01 22:06

「メルマガで111ちゃん!」 第364号の感想

111さんのメルマガ 第364号 「『ゲーム作品の感想』の、感想の時代」の感想ですー。
基本的にメルマガ(もしくはCi-en)読んでないと分からない感じの記事なので、111さんのメルマガ読んでから改めてこの記事を見るのオススメです。
ついでにCi-enの方のフォローもしておくのだ。DO IT!(それをやれ!)


DLチャンネルに関する補足的なアレ

なんか凄く申し訳ない感じになったので書きますが、「1000文字以上の作品感想で500pt」はDLチャンネルクリエイターズの登録 & 「オススメ作品レビュー」タグを登録しないと駄目なんですよ……。
クリエイターズを通さないと、300文字以上書いた場合に貰える100ptのみの入手になってしまうので要注意なのだ。
一応審査もありますが、通常のクリエイターズ記事や特別企画は本当に気負わなくてもいいレベルでがばいばあちゃんなので、是非次に何かハマった作品がありましたらクリエイター記事として申請していただければ。


クリエイター記事は「どんな内容でもOK!みんなに伝えたい、みんなが楽しんでくれるまとめ記事を作ろう!」ということで、2000文字(作品紹介系は3000文字)書けば1000ptもらえます。
個人的な認識的には、「DLチャンネルのFAQを勝手に作りました。主にクリエイターズ記事作成について」がかなり正確だと思いますので、DLチャンネルで何かやってみたいなーという方は是非参考にしてください。

DLチャンネルのポイント入手周りは微妙にややこしいと言いますか、DLチャンネルクリエイターズの存在を知らない方が意外と多くいらっしゃって、非クリエイター記事のまとめの作り方絡みでトラブルも一回起きたので結構つらみだったり。
DLチャンネルのまとめページで目に行きにくいのもありそうですが、「審査がある」というのがやはり面倒くさいのでしょうか……。


「DMM専売の手」の話

「Black CycはDLsiteで取り扱ってるしー」と、個人的に体験版で遊んで気になっていた「蟲使い」をDLsiteで買おうと思ったら、まさかのDMM専売でグエーッ!となった苦い記憶ががが。
同人的な話をしますと、「DMM GAMES 遊び放題」の方が個人的に興味深かったりします。
と言いますのも、ONEONE1さんやクリメニアさんに、あせろらさんやセアロソンクなど様々なサークルさんが既に参入されていて、月額2,980円で様々なエロRPGを遊べる環境がDMM内に出来つつあるんですよね。
自由に参入できるのかですとか、そこ辺りの話は置いておくとして、こういうただの割引や独占販売ではない別方面で攻められるととDLsiteもどうなるか分からないぞ、という思いはあります。
まあ、DLsite側もDLsite側でDLチャンネルだったりCi-enだったり、様々なことに手を出しておりますので、ユーザ的には住み分けみたいなそんな感じに落ち着きそうな気がしますが……。


「気に入らないゲームレビューとかを見た時は……」

……嫌な事件だったね。(とある感想寄稿記事を見ながら)
ゲーム感想って本当に難しくて、オマージュ元が分かって、例えそれが有名なものだったとしても言及してはいけない作品とか普通にあるんですよね。
同人感想記事となると「同人感想」の部分だけに目がいきがちですが、その裏でフリーゲームなどの様々な積み上げ・そしてそれに影響された作品群がある。
で、それに言及しようとしても「コミュニティ内のみで楽しんでね」と言われたら、いくら持ち出されて有名作となっていても書くわけにはいきませんので、何らかの忖度(流行語大賞・2017年大賞)を働かさざるを得ないんですよ。
忖度とは言っても、同人作品として面白いか・エロいかとか凄く重要な部分はきちんと描いているのでユルシテ……

他の感想サイトさんを見ると、「〇〇なところがあるのにそんな点数付けるなんて!」みたいなコメントを送られてるケースもありますし、結構サイトによってもどういうコメントが来るかは異なるのかなぁと思ったりしてます。
気持ちは分かるけど、バグで進行不能だった!とかは、感想サイトよりもサークルさんに言った方がいいと思う。

個人的にスルーする派ですし、寄稿という形ではありますが書く身でありますので、出来ましたら見えないところでこっしょりと愚痴っていただければと思いますです……。


というわけで、やたらと長くなっちゃいましたが、111さんのメルマガ「第364号 『ゲーム作品の感想』の、感想の時代」の感想でした。

さて、111さんのメルマガでは同人界隈の話だけでなく、ワールドワイドなエンタメ的なお話や技術的なお話など、様々なことが書かれております。
毎週日曜日、朝の7時に配信されておりますので、(一応メルマガと言及しておりますが)見る分には正直Ci-enの方が良さげな感じがしますので、九条の会さんをフォローして記事をちょくちょく見てみてくださいねー!

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エローン大君 2019/08/01 21:00

「フリッキー(Steam版)」 (Genesis) 感想

色々とツッコミたい記事タイトルだと思うんですけど、個人的にもどのタグ扱いなのか分からないので許してほしい……。
いわゆる「おま国」で普通には買えないんですけど、Steamで配信されている「SEGA Mega Drive & Genesis Classics」を持っておりまして、その中にあるフリッキーの感想になります。
Steam扱いなのか、メガドラなのか、ジェネシスなのかいまいち分かりませんが、「操作説明画面が英語」という一点だけを取り上げてジェネシス版として扱わせていただきたいと思います。
フリッキーは、セガサターン版の「SEGA AGES/メモリアルセレクション VOL.1 」、Windows版の「セガメモリアルセレクション」も持っているから余計に質が悪い。
ちなみにセガサターン版・Windows版の挙動を見た感じだと、移植度はかなり高い印象です。サウンド面は目を逸らす。

ルールは単純で、青い鳥である「フリッキー」を操作して、ひな鳥である「ピヨピヨ」を全羽、出口まで脱出させればOKという凄くシンプルなもの。
ただし、やはり厄介なのが敵である「ニャンニャン」の存在。
ピヨピヨが触れてしまえばフリッキーの群れからはぐれてしまいますし、フリッキー自体が触れてしまえばミスになってしまいます。
それでも大丈夫!フリッキーはステージ中にあるアイテムを入手して投げつければ、ニャンニャンを倒すことができるのです。
ただし、ステージ中のアイテム数は限られているので、乱用しすぎると「猫に必死に終われる鳥」という自然の摂理を感じさせる状況になるので注意が必要です。

ちなみに、ピヨピヨの中にはひな鳥にしてグレてサングラスをかけたものも混ざっており、群れから離れた瞬間自分勝手に突っ走っていくので、頑張って捕まえる必要もあります。
ただ、本作は画面の左端と右端でループしているので、そのまま停止しているだけでも勝手にグレてるやつは群れに戻せます
反抗期が故に変わったことをするから一周回って扱いやすくなる。母性を感じる瞬間です。

変則的なドットイートゲームという感じなんですけど、ふとした瞬間に遊んじゃいたくなるゲームなんですよね。
スコア稼ぎが基本的に「一気に連れ帰ったピヨピヨの数」&「面クリアまでのタイム」に依存しているので、ニャンニャンや他の敵絡みをどうさばくかなどステージごとの攻略こそあれど、あまり気負うことなく遊べるといいますか。
それでいて、ピヨピヨを一気に連れ帰ればスコアが爆上げしますので爽快感がバッチリ。
ステージも壁や床を利用してそれなりのバリエーションがありますし、1面につき大体10秒~30秒で終わるのでさっくり。
それでいながら、せっかく完成したピヨピヨの群れを崩された時は、スコア稼ぎ的にダメージが大きいので絶望感が半端ないと、きちんとメリハリが効いたゲーム性になっていて面白いと思いました。
ただ爽快感とかそういうプラスの要素だけがあって、ストレスが無いゲームって個人的には苦手なので、その感情の落差を短いプレイ時間で味わえるのも、思わず遊んじゃう理由なのかも。
スーパーマリオブラザーズとかもそうなんですが、独特な操作のクセとかがあるのもより面白くしている印象がありますね。

こういうゲームって、「スナック感覚で遊べるゲーム」って普通は言うんでしょうけど、個人的にはなんとなく「駄菓子的なゲーム」って感じだと思ってます。
全く違うジャンルですが「10ヤードファイト」とかも好きで、アレもスナックというか「必死にタックルを避けつつ、レバーガチャガチャしてあー!やられたー!」みたいな、冷静に考えるとザックリとしたゲームなんだけど面白い。
昔ながらの駄菓子屋で遊ぶ雰囲気があると言う意味で、そういう感じの呼び方を提唱したいと思うのですが、いかがだろうか(唐突な質問)。

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エローン大君 2019/07/29 22:33

新作アーケードゲーム「WACCA」 ファーストインプレッション


ホームのゲームセンターに行ったら、マーベラスがなんか音ゲーを出していたので遊んでみました。
その名も「WACCA」。タイトルの通り、「輪っか」上のタッチパネルをタップしたりスライドしたりして遊ぶゲームです。
ちなみに、本作はハードコアテクノレーベルであるところの「HARDCORE TANOC」とタッグを組んだゲームでもあります。
あまりハードコアテクノ系を選曲しないのであれですが、「t+pazolite」や「P
Light」さんあたりは他の音ゲーでも見る方ではないでしょうか。
「あれ?マーベラスってこれがアーケード初参入?」とふと思い調べて見たら、プライズ機「トライポッド」や子ども向けの「ポケモンガオーラ」なども出しているようで。
ただここまでガッツリとしたビデオゲームは出していなかったので、凄く意外だったり。

さて、実際にどんなゲームかはこちらの公式動画をご覧いただければ。なんというかいちいち動きがウザいな!
色々と表情でも語り掛けてくる動画を見ていただいたところで、ファーストインプレッションを。
本作では、チュウニズムなどのタップ系音ゲーでおなじみの「タップ」「スライド」「ホールド」に加え、ホールドの亜種である「チェイン」と上下に手をスライドさせる「スナップ」が追加されております。
ライセンス曲の選曲あたりに個人的にセガ音ゲー臭が滅茶苦茶するんですが、ロケテがセガのゲーセンだった以外は特に何も書かれていないので、自社開発なんですかね……?

音ゲーマーの反響的にも自分的にも思うんですが、タッチパネルの関係か判定がいまいちよく分からないっていう印象が結構強いです。
なんかツイート検索してみたら、判定がよく分からなさ過ぎて幻覚かけられたかのような方がいて面白かったり。
新しい筐体なのでライトが消えるとかはないはずなんですが、チュートリアルの段階で中途半端にライトが付いていて「これ反応するのかいな」という疑念が生まれ、プレイしてても「う~ん?」という感じになっちゃうという。
フリックの判定が結構厳しいというのは言われてはいるのですが……。
あと、スナップに関しては手前・奥の概念が生まれるから視覚的にも動き的にも余計によく分からん……。全然分からん!

「回レ!雪月花」が収録されているのを見て、「あっ、これサビで回るやつだ」と思い実際にやってみたところ、見事なまでにホールドで回ってました。(上の動画参照)
動画では分かり辛いですが、実際に身体を動かすと思いの外速く回さないといけない上、ここをミスるとスコアは下がるはテンションも下がるわで、色々と残念な感じになるので頑張りましょう。成功した時はめっちゃ嬉しい。
ちなみに、私が初めて成功した時は片手で回したのですが、指が摩擦熱で凄いことになって「あっつ!!!!!」とガチトーンで叫びながら1秒間ぐらい筐体から手を離しました。両手でやるか手袋付けてやろうね。

上のタッチパネルにも触れなければならない関係で、同じ難易度でも慣れないうちはかなり個人差が出る印象です。
前述した「回レ!雪月花」と、音ゲーには大体収録されており案の定本作にも収録されている「シュガーソングとビターステップ」は、同レベルにも関わらず圧倒的に後者の方が簡単。
あと、身長が低い人は上の方を触る機会が多い譜面だと、結構不利になるんじゃないかなぁと思ったりするところも。

地味に驚いたのは「徒花ネクロマンシー」(TVサイズなのでもちろん口上あり)と、BABYMETALの「ギミチョコ!!」の収録ですかね……。
ギミチョコ!!って太鼓の達人とかギタドラ(あとCROSS×BEATSあたり)で収録してた気がするんですけど、何であそこまで音ゲーに入る率高いんだろう。

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エローン大君 2019/07/23 21:45

「Space Invader Extreme(Steam版)」 感想

Space Invader ExtremeのSteam版の感想なのじゃ。
スペースインベーダーについては、既に派生ゲーム「SPACE INVADERS FRENZY」の感想を書いているんですけども、あちらはガンシューティング。
こちらは(一応)「インベーダー達を撃って倒す固定画面STG」としてスペースインベーダーを踏襲したゲームとなってます。
とは言っても、名前に「エクストリーム」とあるだけに、ゲームシステムが一気に変わってるので相当に新鮮な気持ちで遊べることでしょう。

これまた「何でSteam版って付いてるの?」って突っ込まれそうなので一応説明しておくと、スペースインベーダーエクストリーム自体は元々DS・PSPで出たゲーム、しかもその続編まで出ている作品。
DS・PSPって時点で分かる通り、移植前の販売年は約10年前の2008年。
そこから10年越しにSteam版が移植・発売されたという経緯を持っております。

というわけで、ゲームとしての簡単な説明を。
スペースインベーダーの基本ルールとなる「キャノンがインベーダーの攻撃に被弾する」「最下段まで侵攻される」というところは踏襲。
ステージとWAVE(編隊)の概念があり、既定WAVE後に現れるボスを倒せばステージクリアと、まあここまでは普通な感じですな。
ちなみにステージ分岐があるゲームなので、難易度調整はプレイヤーのお好みで出来ますよ。

本作のエクストリームたらしめる点は数点ありまして、まずは様々な「役」がありこれによってゲーム展開等が大きく変わるところ。
「連続して縦一列でインベーダーを撃破する」「同じ形のインベーダーを10体以上連続で撃墜する」など、様々な役が用意されておりまして、役によっては「編隊が全てUFOに変わる」なんてものから、本作でのスコア稼ぎで重要となる「フィーバータイム」に繋がる「フラッシングUFOの登場」なんてものが登場します。
この役絡みが物凄く戦略的でして、「複数の役を満たせば残機を増やすことが出来る。しかし、その役を満たそうとするとスコアは捨てなければならない」というジレンマが頻繁に発生します。

しかも、何となく予想が付くと思いますが、「同じ形のインベーダーを10体以上連続で撃墜」などは恐ろしくハードルが高く、それを実現させるにはステージごとの編隊を把握しておくことが必須。
スコア稼ぎとして重要な「フィーバータイム」は3WAVEほどの敵を殲滅できるほどキャノンが強化されますが、その後のボス戦でゲームオーバーになってしまってはどうしようもない。
生存を重視するか、スコアを重視するかの戦略性がきちんと成り立っているのが面白いと思います。

そして散々言及してきました「フィーバータイム」は、本作ではかなり重要な要素。
役を成立させた後に出てくる「フラッシングUFO」を撃墜することで、ミニゲームの「ラウンド」が始まります。
それをクリアすることでフィーバータイムが始まるのですが、このミニゲームの「ラウンド」からして様々な工夫がされていて楽しいんですよ。
キャノンの挙動に慣性が付く中でインベーダーをノルマの数だけ撃破しないといけなかったり、インベーダーを撃つことでポロポロと落とすアイテムを拾いまくったり。
フィーバータイムの恩恵がデカいので是が非でも成功させたい。でもミニゲーム中に被弾するとノルマが遠ざかるので冒険は出来ない。
制限時間が刻一刻と迫ってくる中、必死かつ冷静にこなさなければフィーバータイムを発生させることは出来ないので、もう内心ヒヤヒヤものです。
ラウンドを乗り越えやってきたフィーバータイムでは、強化されたキャノン&ジャックポットUFOの登場でインベーダー達は殲滅&スコアは爆上げ!
脳汁がドバドバ出るような状態になって思わずクセになりますね。

上に挙げたフィーチャーよりはインパクトが薄いかもしれませんが、役を成立させたりする上で重要なインベーダー達に、様々な属性が付いているのも特徴的でしょう。
上のプレイ動画を見ていただくと分かる通り、凄く分かりやすいのは「形」と、役に大きく関わってくる「色」。
その他にギミックが用意されたインベーダーもおりまして、「キャノンの射撃を跳ね返す」「他のインベーダーを巻き込んで爆発する」「分裂する」など本当に様々なものが登場します。
色が定期的に変わるインベーダーなどは、色絡みの役を満たそうとしている時にめちゃくちゃ邪魔。
対処するために、編隊をただ覚えるだけでなくアドリブもある程度求められるのがまた面白いところでしょう。

そして、同じ色のインベーダーを連続して倒すと、キャノンを強化するアイテムを落とします。
それを入手すると時間制限こそあるものの、キャノンが炸裂弾のようなものを放ったり、レーザーを放ったりと何というかもうやりたい放題。エクストリームさがよく出ている。
ただし、役を作るに当たっては邪魔になるケースもあるため、強化ショットを保留するためのボタンもあったりします。
役作りのためだけでなく、「次のWAVEの厄介なインベーダーを倒すために持ち越す」という戦略もございますので、これまた奥深い要素となっているわけです。

最後に本作で一番重要なのが「サウンド」
なんというかよくある「BGMが凄いー」とか「効果音がリアルー」とか、そんなんじゃないんです。
BGMと効果音のタイミング的な親和性と言いますでしょうか、どうやってるのか分からないんですけど、どうプレイしてもBGMと効果音で音楽を奏でている感覚に陥るんですよ。
普通のゲームってインタラクティブ性を上げるために、例えば「攻撃をしたらその瞬間に効果音を鳴らす」って動きに合わせた音の出し方にすると思うんですけど、本作は「インベーダーを撃破したら効果音がなる」という感じになっているんですね。
前者のやり方をやってしまうと親和性が滅茶苦茶になってしまうのは分かるんですけど、後者で滅茶苦茶にならないってのは一体何なんだろうって凄く不思議に思ってます。
これは「Rez」とかにも言えることで、サウンド側に寄せて特化したインタラクティブってどうやってるんだろうなぁとか思ってたり。
この「サウンドの気持ち良さ」と「ゲームの気持ち良さ」が合わさって、スペースインベーダーエクストリームは物凄く面白い作品になっているのでは、と感じました。

Steam版のスペースインベーダーエクストリームはDS版の初代をベースにしながら、見た目はPSP版、スコア算出はDS版2と色々混ぜており、実質的にリメイク作みたいな立ち位置になっております。
確かDS版とかはプレミア価格だったと思いますが、Steam版はデモ版があって気軽に試せますので是非遊んでみてください。

自分は「プレミア付いてるけどほんまにおもろいの?」とちょっとイジワルな気持ちでデモ版遊んだんですけど、どっぷりはまっちゃって即買いに走った次第であります。買わないとかもうあんなの焦らしプレイだよ。
ちなみに、なんか昨日頑張って遊んでたら573位取りました。タイトーなのにコナミってなんか面白いっすね(凄くどうでもいい)。
画面左下にリアルタイムで現在のオンラインランキング順位が表示される
(キャノンが他プレイヤーを倒す演出がある)ってのも、地味に面白いところなので是非製品版買って体験してほしいなぁ……。

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