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元ネタの記事 (1)

役演亭 2023/01/13 17:24

「~の生徒達」の超能力用語の元ネタなど

既に Twitter や Ci-en でも何度か触れたことがありますが、「~の生徒達」シリーズに出てくる超能力用語は、主に、M●THER シリーズからの影響を受けています。

(※ 伏字になっているようで、なっていませんが、これは「わざと」です。)

例えば、装備品であるサイコストーンが「PK」という接頭辞で統一されていたり、後ろに強さの段階を示すギリシャ文字 (α/β/γ/Ω) が付いているのも、M●THER シリーズが元ネタです。

その M●THER シリーズも、やはり超能力を題材にした SF、オカルト要素のある作品です。

他にも、宇宙人やタイムマシンなど、超能力以外の SF 要素が出てくる点でも「~の生徒達」と似ていると言えます。

作者である鈴木YE自身も、この手の SF、オカルト要素が混ざった世界観やキャラクターを好む傾向があるため、むしろM●THER シリーズから影響を受けてしまったのが正解です。

M●THER シリーズからの影響は特に絶大で、SF、オカルト要素以外でも M●THER シリーズから影響を受けている箇所があります。

例えば以下の SMAAAASH!! 演出も、M●THER シリーズが出典です。

M●THER シリーズ以外が元ネタとなった箇所

作者である鈴木YE自身が「超能力」「SF」「オカルト」要素が好きということもあり、特に超能力関連の分野では M●THER シリーズ以外の一般的な SF、オカルト系用語も取り入れています。

例えば、「光の絆の生徒達」の装備品に設定されている「ロール」(役割) の名称は、「スピリチュアル」界隈で頻出する用語から取り入れています。

※ 前作「心の力の生徒達」ではエンチャントの名称として取り入れていました。

下記の 4 種類は、スピリチュアルの世界では有名な言葉ですが、スピリチュアル自体がマニアックなジャンルですので、知っている人は 4 つとも全部知っているけど、知らない人には全部分からないのではないかと思います。

  • グラウンディング
    • 「地に足を付ける」「地球と一体化する」の意。
    • ゲーム中の効果も、この意味に準じて「ミスタイプから守る」という安定性向上の効果に。
  • バイブレーション
    • 霊的な意味での「波動」のこと。原義は「振動」。
    • ゲーム中の効果も、この意味に準じて「攻撃能力上昇」の効果。
  • ライトワーカー
    • 日本語では「光の奉仕人」の意。霊的な力で他者を助ける人々のこと。
    • ゲーム中の効果も、この意味に準じて「サポート能力上昇」の効果。
  • アセンション
    • 「上昇」の意。特にスピリチュアル界隈では、1 つ上の霊的なランクに上昇 (言い換えれば「覚醒」) することを意味する。
    • ゲーム中の効果も、この意味に準じて「必殺技強化」の効果。

超能力自体も、「心」の力を具現化したものであると言えますので、スピリチュアル系用語との相性が良いと感じます。

ゲーム的にも、世界観をそれっぽく強化できるありがたい専門用語達だと思います。

チート装備のロール名称「クリエーター」について

実は、「光の絆の生徒達」でチート装備 (タイピングのみに集中できるようにするための装備) を追加するにあたって、ロール (役割) の名称をどうするか非常に悩みました。

なぜなら、既にロールとして採用済みの「アセンション」という言葉が、スピリチュアル界隈では「最強クラス」のパワーワードだからです。

他のゲームにおける「アセンション」の採用事例

他のゲームの事例を見てみると、例えば宇宙を舞台にした有名な RTS 作品 (※ イギリスとカナダに拠点を置く会社が開発した洋ゲー) である「Sins of a Solar Empire」にも、以下のように「アセンション (Ascension)」がもちいられています。

上記スクリーンショットの「一番右」側にあることからも分かるとおり、Ascention Rites (アセンション・ライツ = 上昇の儀式) は最もレベルの高いアップグレードの 1 つです。

この陣営 (アドベント) は、他の宇宙文明を「強い洗脳能力」で支配することに長けた恐るべき「宗教陣営」だけあって、他のアップグレードにも超能力、スピリチュアル関係の用語が頻出しています。

最高クラスのアップグレード名の 1 つにも採用されているくらいなので、それだけ「アセンション」という言葉は中途半端な強さを持つスキル名としては採用しづらいほどの力を持っていることを意味します。

ちなみに、上記と別のゲームでは、「アセンション」という言葉がクリア後の「裏ボス」の名前として採用されていた事例もありましたので、いかに「アセンション」という言葉が強力すぎるのかがお分かりいただけるかと思います。

「アセンション」以上のパワーワードは存在するのか?

いわゆる「悟り」や「覚醒」に匹敵する意味を持つ「アセンション」。果たして、これを超えるスピリチュアルワードは存在するだろうか?

これを悩んでいたとき、鈴木YEの頭の中に 1 つのパワーワードが思い浮かびました。

そうだ! 「創造主」(=神) だったらスピリチュアル界隈では無敵じゃないか!!

ということで、「アセンション」以上の効果を持つチート装備に割り当てるロールの名称は、以下のように「クリエーター」になりました。

要するに神様でありゲームマスター。何人たりも超えられない。まさにチートする者にふさわしい称号です。

そして、再び M●THER シリーズに回帰…

せっかくなので、ロール「クリエーター」が割り当てられた各属性のサイコストーンの名称は、宝石 (パワーストーン) ではなく、M●THER シリーズから取り入れることにしました。

なので、ロール「クリエーター」のサイコストーンだけ、名称がやたら攻めています。

  • 火属性:PKファイアーα/β/γ/Ω
  • 木属性:PKグラウンドα/β/γ/Ω
  • 水属性:PKフリーズα/β/γ/Ω
  • 光属性:PKビームα/β/γ/Ω
  • 闇属性:PKスターストームα/β/γ/Ω

M●THER シリーズを知っている方は、こう思うかもしれません。

M●THER シリーズそのまんまじゃないか!!

いえいえ…真の意味での最強装備だからこそ、あえて、思い切って「そのまんま」な攻めた名称にすべきだと思ったのです!!

ちなみに、光属性については、あえて、ス●ブラ等で有名な「PKフラッシュ」は避けて、ややマニアックな「PKビーム」という名称を採用しました。

つまり、M●THER ファンとして、ス●ブラをかじっただけの人には分からない名前も採用したのです。

…ということで、以上が、「~の生徒達」の超能力用語の元ネタなどについての解説となります!

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