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イギリス系の記事 (9)

SHA 2018/08/12 23:05

イギリス「失敗?いやいや作戦だよ」 パンジャンドラム








パンジャンドラム




1943
年…イギリスを含む連合軍は、ヨーロッパで調子に乗っていたナチス・ドイツをぶっ潰すため、反攻作戦を考えていた。



そんなわけで、「フランスのノルマンディーから上陸しようや!」という流れになった。



だが、そこには、「大西洋の壁」と呼ばれる、ドイツ軍が構築した「ヨーロッパ西部の海岸に構築された海岸防衛線」が存在していた。



しかも、防衛線には「コンクリート製のトーチカ」などの障害物もあったりして、まあ大変!



これらを突破・破壊するために、考案されたのがこの「パンジャンドラム」



「車輪に装着された多数のロケットモーターを一斉に噴射させる」ことによって車輪を回転させて走行するのだ!


しかし!



当時の実験では、砂浜で空回りする、どこへ転がるか予測不能、ロケットが脱落、重すぎて船が水没する…など、散々であった。



結局、「こんなの使えないよ…」ということで、開発は中止になった。





一方で、1977年にイギリスのBBCで放送されたドキュメンタリー番組『The Secret War』では…



「パンジャンドラムは、ドイツ軍に“上陸地点はフランスのパ・ド・カレーだ”と思わせるための嘘の作戦、すなわち欺瞞作戦の一環だった。」
・・・・・と説明している。



まあ、でも「イギリスが本気でパンジャンドラムを作ろうとして、それを知ったドイツ軍が勝手に勘違いして、上陸地点をパ・ド・カレーだと考えた」っていう可能性もあるかもね…





他にも、パンジャンドラムと似たような兵器に…



アメリカ軍の「ローリングボム」や日本軍の「タイヤ爆弾」っていうのがあるらしいよ。





ウィキペディアや海外サイトには載ってないみたいだから…どこまでマジかは分からないけどね。




「英国面のパワーは素晴らしいぞ」




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SHA 2018/06/07 01:38

フランス「イギリス料理は不味い」←アメリカ「ハイ、差別ぅぅww」

参考にしたサイト
イギリス料理(ニコニコ大百科)


・フランス「イギリス料理は不味い」



・アメリカ「ハイ、差別ぅぅww」





・・・・・・?





・フランス「ちょ、ちょっと待ってください!俺は誓ってヘイトスピーチはやってません!」



・アメリカ「ジタバタすんじゃねぇや!」



・ドイツ「往生際が悪いんじゃァ!」



・スペイン「全イギリス人に謝罪せぇや!」



・イギリス「怒ってないけど、面白いから黙ってよう。」



――――――――





○○国の料理は不味い」といっても、



大体は、その国の食習慣に外国人が馴染めないだけのことが多い。



日本のビールとドイツのビールの味は違うし、



日本のラーメンと中国のラーメンも味は違う。





しかし、イギリス料理の場合は、
イギリス人自身が自認・自虐ジョークをしている。



▶イギリスの小説家サマセット・モーム



「イギリスで美味しい食事をとるならば3食朝食を食べるべき」



▶イギリスの首相ウィンストン・チャーチル



「大英帝国は全世界にあらゆる食べ物を提供してきた。ただし、調理前(Before cooking)ですよ」



▶イギリスのジャック・ストロー外務大臣



フランス大統領ジャック・シラクがスコットランド料理「ハギス」を例に挙げ、
「ひどい料理を食べるような連中は信用がならない」と述べた際…



・ストロー「ハギスに関しての意見はもっともだ」



と言って、フォローしたとか…



・スコットランド「↑フォローになってねェぞオラァン!」



・フランス「誓ってヘイトスピーチはやってません!」



・イギリス「ジタバタすんじゃねぇや!」



・フランス「あ、アレ?怒ってないんじゃ…?



・イギリス「気が変わったーッ!


と言っても、不快に感じるイギリスの人もいるだろうし…





イギリスの外交官ティモシー・ヒッチンズが駐日英国大使だった時には・・・
20122017年)



大使館の広報部マーケティングマネジャーが
「英国の食べ物はまずいという、10年ほど前にいわれていたことが、日本では都市伝説化している」と指摘。



そして「イギリス料理はまずい」という固定観念が広まっていることを問題視している。



そのため、イギリス料理に対するイメージ改善を図り、
日本にイギリスの食文化を普及、発展させようと力を注いでいる。


・イギリス「…つまり、自認してるとはいえ、あまり“マズイマズイ”って言わない方が良いって事よ。」
・アメリカ「どうしても言いたかったら、サウスパークとかシンプソンズを参考にしろ。」
・フランス「えげれす たべもの オソマ。」
・アメリカ「







「イギリス料理はヒンナヒンナ!」



[

](http://stylish1history.b.dlsite.net/archives/36845888.html "リアルチート野郎(アメリカ・イギリス)")








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SHA 2018/02/28 19:27

ロビンフッドを紹介してみる【緑のアレ】

ロビンはいかにして生まれたか?

ロビンフッドはイングランドの伝説上の人物
「実在したんじゃね?」という意見もあるけど、確実な証拠・資料はない
色んな伝承が合わさって「ロビンフッド伝説」になった可能性が高いそうな
12・13・14世紀には、いくつかの資料に登場するので…そこら辺の時代に伝説的なものが作られていったのかもね
ロビンの伝説の時代設定は「イングランド王エドワード1世の時代である13世紀頃」になったり、リチャード1世の12世紀頃になったり、と変容しているよ
「弓の名手で、森に住んで、緑の服で、アウトロー集団の首領で義賊」という一般的な設定(イメージ)は比較的新しいもので、19世紀あたりから描かれるようになったそうな…
『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』を書いた「大デュマ」も「ロビンフッドを題材にした作品」を執筆しているから…
昔からなんとなくあった伝説が、近代以降のフィクション作品によって、現在のイメージが作られていったんだね





▶モデル




ロビンフッドのモデルとされる人物は何人かいるそうだよ
その1人が「ヘリワード・ザ・ウェイク」だよ
彼は11世紀の伝説的人物 フランスからやって来たノルマン人の侵攻に抵抗した貴族
以前のイングランドはサクソン人やデーン人が各地に割拠していた
だけど、ノルマン人が侵攻してきてサクソン人たちは所領を追われるハメになる 「ふざけんじゃねー!」って感じで、彼らはノルマン人に抵抗
そんなサクソン人たちのリーダー的存在がヘリワード
ヘリワードは湿地帯などに隠れて抵抗を続けたが、最後はイングランド王ウィリアム1世に降伏する。
そんな彼の人生がモデルとなり、「ロビンフッド」が生まれたんだそうな
ロビンフッドの物語のほとんどは「支配者に抵抗する」というような流れのお話が多いからね


▶その他の登場人物

ロビンフッドの物語には「Merry Men」と呼ばれる仲間や「ジョン王」などの敵キャラも登場する事が多い。
まずは、ロビンの仲間たちから紹介するよ。

1 リトル・ジョン
名前に反して大柄な体型の男
ロビンフッドを題材にした作品では頻繁に登場するキャラ
丸木橋の上でロビンと喧嘩をしたことで仲良くなるよ
「お前なかなかやるな…」⇒「ふっお前こそ」っていう王道のアレですね、分かります
物語おいては、棍棒を振り回して悪党をなぎ倒すよ
基本的にロビンと行動を共にするけど、ノッチンガム代官を懲らしめるために変装して近付くなどの小技もこなす

その他、ヒロイン的なポジションでお転婆な庶民だったり、
貴族だったりする「乙女マリアン」
禿げていることが多い「タック修道士」
モブキャラの「粉屋のせがれマッチ」や「ウィル・スカーレット」などなど…
名前は統一されることが多いけど、作品に応じて性格や設定が変わったりすることも多いよ
その辺は「円卓の騎士」に似てるね
彼らも名前は同じでも、設定とか役割が変わったりする事が多いからね


まあ…円卓の方は問題児が多い気もするけど…
ランスロットとかアグラヴェインとかモードレッドとか…

2 ジョン王
悪役として描かれることが多い実在したイングランド王
史実的にも…重税を課して反発されたり、フランスとの戦争で領土を多く失ったりと、
失敗が多い
当時から現在まで評判が悪く「英国史上最悪の君主」と呼ばれることもある…
最近では「まあ、そこまで言わんでも…」って言う声もあるけどね

3 リチャード1世
物語では「ロビンたちの助っ人的なポジション」であることが多い実在するイングランド王
獅子心王とかRichard the Lionheartとも呼ばれる
ジョン王のお兄ちゃんに当たる 弟のジョンとは違い当時から今でも評価が高い
「戦上手」とか「騎士道の鏡」とか色々褒められてるけど…
「戦争しすぎ、軍事費かけすぎ、そのツケを払わされたジョン王かわいそう」といった意見もある

その他にも「ヘアフォード司教」や「ノッティンガムの代官」とか、日本で言う「悪代官と越後屋」的なポジジョンのキャラもいる






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SHA 2018/02/17 02:00

【FGO】ガウェインの台詞の元ネタ

今回はFGOにおけるガウェインの台詞(マイルーム)の
元ネタなどを解説します。
※太文字「」にあるのがガウェインの台詞です。



▶嫌いなもの




「できれば避けたいものですか? いえ、言うに及びません。
強いて言えば、そう、年上の……いえ、これ以上は」


この台詞の「年上の…」というのは「TYPE-MOON WiKi」によると…ガウェインと結婚した「ラグネル」だそうだよ。
15世紀の文学『ガウェイン卿とラグネルの結婚』において、彼は「ブサイクな女性と無理矢理に結婚」させられちゃってるからね…かなりトラウマみたいだね。
まあ、結果的には呪いが解けて美人になるんですけどねー!


▶聖杯について

**「聖杯ですか……かつての私はそれを得ることは
叶いませんでした。我ら円卓の騎士の中で、
それを手にしたのはただ1人」
**


聖杯を手にした、ただ1人の騎士…
それはもちろん、ランスロットの息子ッギャラハッド!
ということになっているが!
『アーサー王の死』では、確かにギャラハッドだけが聖杯を手にして昇天してるけど…
それより前の作品だと、パーシヴァルやガウェインが聖杯をゲットしてるんだよね
1180年代のフランス文学『ペルスヴァルまたは聖杯の物語(未完)』やドイツの『パルチヴァール』などではパーシヴァルが。1220年代のドイツの詩『The Crown(原題:Diu Crône)』だとガウェインが聖杯をゲットしているよ。
でも、Fateの世界観だとギャラハッドだけ…みたいだね。


▶円卓の騎士サーヴァント所持時

**「間違えるはずもありません。この懐かしき空気。
誇り高き円卓の騎士たちよ。ですが、ボールスであれば
少しそこに座りなさい。教育的指導をしなくては」
**


「ボールス」っていうのは、円卓の騎士の1人だね

「なぜガウェインがボールスに教育的指導をするつもりなのか?」は、ちょっと分からなかったけど…
漫画『Fate/EXTRA CCC FoxTail』において、温泉の女湯を覗くミッションに誘ってきた間桐シンジに「ボールスを思い出す」と言っているみたいだから…
Fateだと「スケベで危なっかしい騎士」っていうキャラなのかもね…真面目なガウェインとしては、それが許せず「教育的指導」をしようとした、と…


▶兄弟について

**「私には兄弟たちがいました。
いずれも、えぇ、優れた騎士でした。
別れはみな、唐突なものでしたが」
**


ガウェインには…ガヘリス、ガレス、アグラヴェインという3人の弟がいるよ

父親は違うけど「モードレッド」も一応、弟ではあるよ
母親「モルゴース」、父親「ロット王」なのが「ガヘリス、ガレス、アグラヴェイン」
母親「モルゴース」、父親「アーサー王」なのがモードレッド
そんな彼らの「別れ」は…
アグラヴェイン ランスロットとアーサー王の妻・グィネヴィアの不倫現場を取り押さえたアグラヴェイン!
「これは大スクープになるぜ!ヒャッハー!」と喜んでいたら!
その場を脱出しようとしたランスロットに斬られちゃうよ!
アグラヴェインと一緒に現場を押さえた「ガウェインの息子・フローレンス、ロヴェル、ガングランを含む12,3人の騎士」もランスロットに斬られちゃうよ!
ガヘリス、ガレス そんなこんなでグィネヴィアは不倫の罪で火あぶりにされることに!
ガヘリスとガレスは処刑場を警護していた… そこへグィネヴィアを救出に来たランスロットに斬られてしまう
2人はランスロットを尊敬しており、万が一彼が救出に現れても傷つけないよう「非武装」だったのである…

…つまり、ガウェインは「兄弟を3人・息子を3人殺されている」ということだね…

▶ランスロット(剣)所持時


**「サー・ランスロット、貴方の言い分も分かります。
なぜなら私たちは、ともに王を救えなかったのですから。
本当に断じるべきは、貴方を許せなかった我が身の未熟こそ」
**


ランスロットの裏切りが、ある意味で王国崩壊の原因とも言えるのに…恨み言も言わず…
それどころか自分の未熟さを恥じるガウェイン…
ああ! う…美しすぎます


▶緑の騎士について

** 「かつてのブリテンのおり、緑の騎士という人物との戦いは実に過酷でした。モルガンの魔術により魔物と化した悲しき男。
あれは、私に試練を与えるために来たのです」
**

**「私は緑の騎士の試練を果たしきれなかった。
しかし、我が王アーサーは私の行いを讃えてくださった。
私こそ誉れの騎士であると。あの瞬間を、私は決して忘れません」
**


この台詞の元ネタは、14世紀のイングランド文学『ガウェイン卿と緑の騎士(作者不明ッ)』のお話だね
ガウェインが全身緑の騎士と「首切り落としゲーム」という超物騒なゲームを挑まれる
ガウェインは緑の騎士の首を切り落とすが、その騎士は死ななかった
そして、「1年後、緑の礼拝堂で待つ。そこでお前に仕返しの一撃をくれてやるわ!」と言い残し、立ち去った
こうしてガウェインは「緑の礼拝堂」を目指して旅に出た…という感じのお話だよ
ネタバレすると…その緑の騎士はベルシラックっていう人で、モルガン(モーガン・ル・フェイ)の呪いのせいで緑になっていたのだ。
モルガンって言うのは、アーサー王の父親違い(ゴルロイス)の姉だよ


▶モードレッド所持時

**「モードレッド……あの叛逆者がなぜ英霊などと……。
いや、私怨で物は語れまい。
善であれ悪であれ今は力を合わせなくては」
**


原典(アーサー王の死)におけるモードレッドとガウェインの関係は…なんか微妙
円卓の騎士「ラモラック」を「自分の父親の仇の息子」という理由でガウェインは暗殺するんだけど…
その時のメンバーが「ガウェイン、ガヘリス、ガレス、アグラヴェイン、モードレッド」なんだよね
「4人で仲良く暗殺したな~」と思ったら、ランスロットが裏切って…モードレッドも裏切って…
そしてガウェインはランスロットとの一騎打ちで受けた傷が回復しないまま、モードレッド軍と戦い重傷を負ってしまう
彼はアーサー王に「自分の強情がモードレッドの反乱を引き起こしたことを反省し…ランスロットへの謝罪と援軍を要請する手紙」を書き残して息絶えたのである…



ガウェインの他、ランスロット、パーシヴァル、マーリンについて


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SHA 2018/01/29 12:10

ギャラハッド(ガラハッド)の所持品

●ギャラハッド(ガラハッド)の所持品 円卓の騎士であり、聖杯探索に成功した1人として有名なギャラハッド君。
今回は、彼の所持品を紹介します。




▶白い盾



白色の盾で、「アリマタヤのヨセフ」の血で描かれた大きく赤い血の十字架が存在する(どんなデザインなのかは分からんッッ)



ギャラハッドはこの盾を、聖杯探索中に修道院で手に入れるのだが…「持つ者に災いをもたらす」という呪いがあった。



その証拠に、ギャラハッドの前にその白い盾を手にした男は「謎の白い騎士」にぶっ倒されている。



だが、ギャラハッドは偉大な騎士なので…白い騎士にも盾にも認められることが出来た。



まあ、この「盾」の獲得までの話も、色んな展開が
存在しているけどね…。




▶選定の剣



ある時、川のほとりに流れ着いた「石に刺さった剣」



元々は精霊の剣だったけど、アーサー王の元部下「ベイリン卿」が手に入れる。



だが、その剣には「自分の最も愛するものを殺害する」という呪いがあって…なんやかんやでベイリンは弟と戦うことになり、兄弟共に亡くなってしまう。



そんでその剣がファンタジー的な力で川のほとりに流れ着き、
ギャラハッド達の前に姿を現したのだ。



剣には「最も優れた騎士だけがこの剣を抜ける」と
銘文されており、ギャラハッドは強キャラ設定なので見事この剣を抜くことに成功する。








▶聖槍



ギャラハッドのひいお爺ちゃんであるぺラム王を、傷つけた槍。



キリストを処刑する時に使用した「ロンギヌスの槍」なんだ
そうな…作品によっては名前がついてないやつもあるよ。



ぺラム王とベイリン卿が対立した時に、ベイリンがこの槍を使用…



ぺラム王は自然回復しない傷を負い、城も崩れる。



その後、聖槍が「どこにいって、どうやってギャラハッドが
入手する」のかは…ちょっと資料不足で分からなかったんだけど…



確か、ぺラム王の城(聖杯城、カーボネック城)にギャラハッドたちが着いた時に…「ファンタジー的な力で聖槍が聖杯とセットで現れた」…だったかな?



ともかく、その聖槍は「傷を癒す力」もあったので…ギャラハッドはぺラム王に槍を当てて「自然回復しない傷」を癒したよ。



そしてぺラム王を回復させ、聖杯も入手した後…ギャラハッドは
最期に昇天するので…「聖槍も一緒に持って昇天した」っぽいね。



ちなみに、パーシヴァルを主人公とする作品では…
このギャラハッドの役目をパーシヴァルが行っているよ。








▶ソロモン王の船・ダビデの剣



「ソロモン王の船」は聖杯探索用の船で…
「ダビデの剣」はその船の中に入っていた剣。



ソロモンが古代イスラエル王国の王様で、ダビデは彼のお父さん…
2人ともFGOに登場してたね。



一応、2つともぺラム王の持ち物らしいよ…聖槍といい船といい
一体どんなルートで手に入れたんや!?



…これらのアイテムはパーシヴァルの姉「ディンドラン」の
情報提供によって、入手する…という流れになっているよ。



特定のキャラに話しかけないとゲットできないアイテム…
ゲームあるあるですね、わかります。



まあ、これも作品によってディンドラン自体が登場しなかったり、船にも剣にも名前が無いパターンもあるんだけどね。








▶聖杯



ギャラハッドたちが手に入れた聖遺物…アーサー王伝説においては「何でも願いが叶う」とかそういう設定はない。



「キリストが処刑される前夜に使った杯」…
または「キリストの血を受けた杯」なんだそうな…。



聖杯を探す理由は「ぺラム王の傷・国土を癒すため」や
「騎士、キリスト教な名誉・加護的なものを受けるため」や「何かマーリンが言ったから」など…これも作品によって異なるよ。



聖杯を探しに行ったのは円卓の騎士全員…ただし、モードレッドなど一部の騎士は登場しないよ。
『アーサー王の死』などの作品では、最終的に聖杯探索に
成功するのはギャラハッド、パーシヴァル、ボールスの3人。



ランスロットは不倫してるからダメで、ガウェインも…
何かダメだったんだよね…。



「聖杯を獲得できる条件」は高潔な騎士である事で…まあ、簡単に言えば「童貞限定」みたいなので…多分、ガウェインは
童貞じゃなかったんだね。



そんなわけで、最終的に聖杯探索に成功するギャラハッド、
パーシヴァル、ボールスは童貞になるね…別に深い意味はないよ。



「聖杯を獲得する場所」は基本的に「ぺラム王の城、聖杯城」だけど…船の中に置いてある作品もある。



「聖杯を獲得した後」は聖杯を守る王になったり、
探索自体に失敗していたりと…色々ある。



ギャラハッドが登場する作品では…
「聖杯獲得後サラスという島に立ち寄る」⇒「アリマタヤのヨセフと出会う」⇒「ギャラハッド昇天」という流れになっているよ。



聖杯そのものはギャラハッドが昇天した時に、
一緒に持って行っちゃったみたいだよ…置いてけや!



その後、共に旅をしたパーシヴァルは隠居する事を決め…
ボールスだけがアーサー王の元に帰還したのであった…。

…また、アーサー王文学初期の作品では「聖杯を獲得する騎士」はパーシヴァルであることが多い。
ガウェイン獲得しちゃっている作品もあるゾ!
つまり「ギャラハッドが登場し、聖杯に関わってくる」のは、後になってから…ということになる。
つまり、ギャラハッドは後付け設定なんだよ!(偏見)
まあ…アレですよ…「後付けじゃね?」とか言われても面白ければいいんですよ。




















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