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夢見月すぐる 2023/06/07 00:54

第18回 夢見月研究所【確認と復唱】独学で何を求められるのか

前記事までは美術の教科書の内容の解説とまとめで、
今回は自分がやっている描き方まとめです。

基本は洞窟の壁画と埴輪。


独学は「確認と復唱」

学校で学ぶことは「対策と傾向」でした。
それらの着地点は、今回の「確認と復唱」となります。

いわゆる専門家の意見

ということになります。実際にやってみて検証していきましょう。

浮世絵のように描くにはどうしたらよいか?

浮世絵は平面構成に近い構築をしている(確認)
平面構成に輪郭画を組み合わせた絵がより似ている(確認)




まず平面構成をして、輪郭画を組み合わせた絵を描いてみよう。(復唱)
その時、色の塗りは影を使わず、より鮮やかに見える配色をするべきだ(確認)

平面構成をするさい、影を使わずに鮮やかな色を選んで、単色で塗ろう(復唱)
影を使わずとも、色を重ねて奥行きを表現することが出来る(確認)
はじめに輪郭画から制作しても上手くいくかもしれない(確認)
輪郭画からはじめに描く方法もやってみよう(復唱)

浮世絵を観察したところ、簡単な図形の組み合わせで描かれている(確認)
試しに図形を組み合わせて描いてみよう(復唱)

このような具合です。
あらかじめ対策と傾向が用意出来ていなければ成り立たない論理構成となります。


「確認と復唱」で検証してみて、上手く行かない場合は、
「対策と傾向」が不足している、ということになります。

夢見月すぐる 2023/05/30 18:45

第17回 夢見月研究所 デッサンが先かクロッキーが先か



CV:さとうささら(CeVIO)
対策と傾向

学校で、特に印象に残っている出来事は、「対策と傾向」でしょう。
国語の入試試験で考えると、例えば漢字の読み書きの問題ですと、
新聞でよく使われる漢字がよく出題されるのが傾向で、
よく使われる漢字が常用漢字として、毎日少しずつ覚えていくのが対策です。

この一連の流れを、「論理構成」と呼び、10年以上掛けて覚えていくことが、
学校から求められる試験内容です。これが、どういったことに活用されていくるのか?
その話を今回はしていきます。

思想と信仰

続いて、思想と信仰について考えていきます。
一番わかりやすい事柄ですと、SNSですね。

とりあえず神社や寺に行こうという考え

日本に限った話ではありますが、何か困ったり、悩んだり、誰かと話したいとき、
まず神社や寺に行くという風習があります。「駆け込み寺」とも言われてますね。
それが図書館になったり、学校だったり、塾だったり。変わることがあっても
本質は同じです。今では個人ブログになることもあります。
ネットで特に多いのがSNSです。
これがざっくり言う日本の思想です。

次は信仰の話です。その人が何を信じているのかを知るのは、
行動する時に重要な手がかりとなります。

誰かにお願いして、それをかなえてくれる。誰も出来ないことは神様に託すという信仰

これが日本の信仰になります。より多くの人が集まる場所にいけばいくほど、
かなえてくれる確率が上がる、という考えで、人が多く集まる場所を本能で好んでいます。ですが、よく映画やドラマでありがちな、人里離れた山地や森の奥深くに仙人が住んでいて尋ねにいく描写がありますが。あれと同じ事をしないと大体解決しないのが
現状です。仙人は出世やお金に興味がないのも本当です。

思想と信仰も、対策と傾向も本質は同じ論理構成

論理構成とは学校で国語の授業で習う作文の書き方みたいなものです。
ですので、国語の授業は割と重いです。

美術の話に戻します。
絵に関して悩んだら、洞窟の壁画と埴輪の造形を意識すると大体解決します。
壁画、埴輪。この2つが、美術における神社にあたります。

これで、前置きの話がつながりましたね。

その中で疑問に感じるのは、デッサンとクロッキーは何なのか、
実を言うと、具体的に説明出来る人は少ないです。今回はその話をしていきます。

投影と造形(対策と傾向 信仰と思想 と同じ解釈)

人の認識は洞窟を照らす灯りから映る投影を見ている、とされています。
まず、投影を描くことが絵を描くだい一歩です。これが洞窟の壁画です。

そこから、造形を行い、円筒形に見立てて形を組み合わせる造形のことを埴輪と
呼んでいます。

デッサンは投影 クロッキーは造形の考え方

となっており、難しく考えなくて大丈夫です。
投影と造形 と言い換えてもよいかもしれません。

総評 
絵を描く時はまず投影(モチーフ。縁日にあったお菓子の型抜き)を意識。
その後造形(円筒形に見立ててモチーフを描くこと)これらを応用して
平面構成の構築。これらが美術の学校で学ぶこと、美術の教科書に書かれているないようです。余裕があったらパースも、無理には覚えない。という現状です。

これからどうするのか

今回の記事で丁度一年となります。実を言うと、ここまでが美術の教科書や参考書に載っている内容で、まだ不十分です。というのも、肝心の漫画の元祖である浮世絵はどうなの?ということに具体的には触れられてなく、それらを踏まえて何をしていくのか?
あなたはどういった手法で絵を描くの?あなたの意見が聞きたいという解答が出ていません。次回で、独学としての自分の絵の描き方、漫画について、の話をして、一端
夢見月研究所はお休みとして、以降本日のイラストなどの記事を作っていく予定です。
ブログでの考察は、漫画にもする予定です。本来、4年から6年かかる美術のノウハウを1年でどうにかしたので、自分としては及第点だと思います。これが自分の限界です。



※詳しくは前記事以降参照 以下復習
デッサンの一例






クロッキーの一例





デッサン、クロッキーの応用。平面構成。いわゆるイラスト

夢見月すぐる 2023/05/08 10:28

第16回 夢見月研究所 人物の三面図とクロッキー

主に、美術の教科書や専門書をどう解釈したらよいのか、の話になります。

人物の三面図を描くときの考察をします。
考え方は、理科の実験にあるロウソクはなぜ燃えるのか?の検証と仮説の立て方の考え方と似ています。

地味で目立たない要素、注目の集まらない話題は省略されてしまう。

研究するとき気をつける所は、話題にならない要素は省略されてしまう点です。
例えば、口コミで手取り13万という話が話題に上がったとき、会社にいる間は光熱費がかからず、会社によっては賄いがでる場合がある。そうすると、2万か3万は生活費として給与に
上乗せされているという可能性があるので、一概には言えないという考察は、
話のテンポが悪くなるので省略されてしまって広まっていました。これは、世間話だけではなく、学問に関しても同じ現象が起こっています。

デッサン、クロッキー、平面構成。言葉だけが一人歩きしている

前回、平面構成の話をしました。平面構成は、なんとなく言葉から伝わると思うのですが、
ではデッサンとクロッキーについてはどうでしょうか。言葉からは何のことか伝わりません。これをどうにかしなければ、行動に起こすこともできません。

手がかりは洞窟の壁画、洞窟の比喩。埴輪の造形。人は何を見ているのか?

人は洞窟に住み、松明の明かりを頼りに物事の投影をみている。
現在はそれを輪郭線で表した「投影からの輪郭線」を見ている。
発展して映画になったり、この見え方は今も変わっていない。




投影は円筒形で表すことができる。円筒形から投影を作ることもできる。



これらを踏まえて、現在の感覚に合わせて解釈すると、
絵は観光地にある記念撮影でつかう顔出しパネルのようなもの、と仮説を立てることができます。その顔出しパネルのことをつくる構想を「透視図」と呼び、
形の取り方を「透視図法」と呼ばれているようです。
そして、その顔出しパネルを簡単に表すことを「平面構成」と呼ばれていて、


その平面構成を詳しく描く方法が「デッサン」と呼ばれていて、

物事を円筒形として捉え、仮の立体物、造形として描く方法が「クロッキー」と呼ばれているようです。

ここまでが今までのまとめです。では、人物の三面図とは何か?


と考えると、見え方、解釈の仕方が変わったのではないでしょうか。
そう、人物の三面図とは、顔出しパネルを3種類つくること、と結論を出すことが出来ます。そのとき、「平面構成」様子を見て、まず「クロッキー」から入り、「デッサン」をして、「平面構成」するという操作になります。この一連の流れを組むことを「論理構成」と言って、学校の授業で主に習うことであり、今回の話は「構造化分析」と呼ばれていて、これは家庭科の授業で習う内容です。

あとがき

正直、過去記事を読み返してみて、言葉遊びになっていて
迷走してるんじゃないかと不安になったけれど、
今回の記事でちゃんとやりたいことが出来ているというのが分かって安心しました。

夢見月すぐる 2023/04/29 05:53

第15回 夢見月研究所 総集編 なぜ教科書通りに学習するべきなのか


今回は、これまでの記事のまとめになります。
自分が軍師だと思い込んで考察します。

自分は学問を国語に全振りした人間

他の教科は全然ダメでしたが、国語だけ成績が良かったので、一本に絞って学習を続けてきました。そうするとどうなるかと言うと、記号や図形、現象なども言語として認識できるようになり、小説家になることが出来ました。

絵が才能がなければ描けないと言われている理由

絵を描く時3つのグループに分けることが出来る。

A群 はじめから頭の中に描くイメージがあり、描く方法、手法も全てその場で用意出来る
→洞窟の壁画、美術館に展示されている作品
B群 頭の中に描くイメージがあるが、どう描くのか方法が分からない
→いわゆる、絵の才能がある人、美大にいったほうがいい人と評価される人
C群 描くイメージが思い浮かず、方法もわからない
→ほぼ大半の人→無知の知状態

自分も、C群になりますが、それでもある程度は描くことができます。
それはどうしてなのかと言うと、電子辞書で過去の美術品をみて考察し、教科書通りにやっているからです。
それ以外の解決策は、おそらくないと思われます。

【無知の知状態】天才になることは出来ないが、努力で秀才になることは出来る。

自分は世間で秀才と呼ばれる方法で絵の描き方を調べてきて、修練しています。
ただ、秀才といっても何のこともなく、単に教科書通りに覚えて、実践しているだけなのです。秀才、という呼び方はすごく良く、モチベが上がります。こういうのは大事です。
これが「無知の知」と呼ばれていて、無知の知に関してはググれば出てくるので省略しますが、一般の学校は無知の知状態になって卒業することが及第点です。いわば、もう一つの非公式の卒業試験みたいなものです。
実を言うと、こちらの試験に合格出来ているかどうかで、進路や就職に大きく影響して、面接でも選考の対象になります。秀才を採用したいのは当たり前なんですね。
ですが、誰も教えてくれません。

電子辞書で大体のことがわかり、美術の教科書で詳しく分かる

本題に入ります。自分は他の人と違うところが1つだけあり、それは小説が書けるという
点です。そんなことが何の役に立つのかと疑問に感じましたが、調べたり、考察したり
して、自炊で美術の教科書を作ることが出来るので、あとはその通りにすれば大体上手くいくな、と漫画を描くことにしましたが、どう考えても無茶だと思います。

まずは洞窟の壁画、埴輪から調べていこう

ということで、電子辞書で洞窟の壁画、埴輪について調べていきました。
その結果分かったことが、今回の話です。詳細は?というのは、
夢見月研究所第1回の記事から読んでみ下さい。これからもよろしくお願いします。

夢見月すぐる 2023/04/15 11:16

小説のコミカライズ漫画の途中経過報告

販売の予定について

正直、小説家が漫画を描くのは無茶だと思う。最初の一話目は、形にして出品出来るかどうかも危ういので、100円で販売する予定です。見切り発車で販売して、少しずつ差し替えなどを行っていく感じになります。

描き方を色々試している感じです

雑誌に載っている漫画と同じ描き方を試したところ、あまりにも時間がかかりすぎて、
どうやっても完成しないと結論が出て、どうしようかと困っていた所、
色を塗ることである程度カバー出来ると言うことと、下描きが不要で1コマ10分くらいで
描くことが出来る筆で描く方法を採用しました。
また、出来る範囲で手描きのコマも採用していきたいです。

ツールのGペンがよくわからない何かだった

現実のGペンは非常に描きやすいのですが、ツールのGペンは今まで体感したことのない
描き味で、自分は使いこなすことが出来ませんでした。筆のように柔らかいのに、
なぜか縫い針のように固い感触がありました。そのため、今のところ手描きで
制作する予定です。

まとめ 全体は筆描き。要所要所で手描きのイラスト

妥協案です。本当は全て手描きにしたかったのですが、時間がかかりすぎるため
この方法で制作して行きます。

※1ページ目が手描き。2ページ目以降が液晶タブレット

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