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2019年 10月の記事 (8)

片倉九時 2019/10/24 21:23

ダンジョン飯 58話 感想

 今までのサキュバス観が変わったね。
 最初サキュバスが出ると聞いてわくわくしたけれど、最初にチルチャックが目にした瞬間、「ぶわ」って擬音が出ててどう見ても喜んでいるようじゃないんですよね。
 そこで少し前にチルが「どんな性癖だろうが関係ない、自分でも知り得ない深層意識を読まれるんだ」って言ってるんですよね。
 つまりサキュバスには性的な魅力以外にも多分恐れや畏怖などいろんなものがあってどうしてもさけられない者がサキュバスなんだなって勉強になった。

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片倉九時 2019/10/23 21:22

超ショートショート 太陽から守るボールペン

 とあるベンチャー企業から発売された「太陽から守るボールペン」は世界を変える事となった。そのボールペンはクリック部分だけで太陽光発電することができるという優れものだった。
 このボールペンのおかげで私たちは多くの電力をボールペンから得ることができ、また付属品としてそのボールペンから様々なものに電力を供給することができるようになった。もはや電気はコンセントから得るものではなくボールペンから得るものになったのだ!
 さらにこの「太陽から守るボールペン」の発明で大切なものが守られるようになった。それは太陽が出てる時しか発電を行えないために日が落ちたら仕事が強○終了するようになり、世界的に早寝早起きせざるを得なくなったのだ。
 そう、過重労働や不健康から人類をまもってくれるようになったのだ。 

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片倉九時 2019/10/20 13:29

「ADHDの自分が片づけられない理由が分かった。」を読んで思い出した物。

 元日記ADHDの自分が片づけられない理由が分かった。
 
 を読んで思い出したことが二つある。一つは自分そっくりのロボットを作る石黒さんの本の中にフレーム問題というのがあった事。
 それは確か人間が簡単にできてロボットでは難解なものの一つで、例えば目に映るものを処理する能力が脳は優れているという問題だ。
 例えば今自分の目に映るのはティッシュ、PC、キーボードの文字、トマト缶、エロ本、手、Tシャツ、カーテン、漫画等々沢山のものがあるがそれを瞬時に理解している。だから今たって下を向いても座布団、床、脱ぎっぱなしの服等々沢山のものがあっても理解4できる。しかしロボットはそれら一つ一つを識別しなくちゃならない。
 たとえて言うならロボットはカメラで一つ一つ撮って映ったものを判断しているのに、人間はビデオを映しっぱなしでもそれら全て映るものを判断できるといったことができるといえばいいだろうか。すなわち脳の処理能力が桁違いなのだ。
 それと思う一つは昔読んだ坊さんがバスの中で目をつむって寄りかかっている本に書かれてあった事だけれど、上に書かれているように脳は目に映ったものを瞬時に判断することができる。たとえそれが自分が何かに注視していても視界に入ったもの全てをだ。しかしそれのせいで脳に負荷がかかっているから掃除したほうがいいよっていう話だ。

 まとめると、掃除したほうがいいよ。

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片倉九時 2019/10/18 21:45

超ショートショート 木になるクジラ

 旅の途中、どうやら『木になるクジラ』なるものが近くの海にいるらしいという噂があった。
 その珍しい名前をもとに噂をたどっていくとその『木になるクジラ』が出てくるという湾にたどり着いた。 
 『木になるクジラ』は遠くの海からやってきて、最初はクジラだったのがだんだん体を海上に浮かし始め、体は大地になり、塩をふく場所から一本の木が成る小さな島ができ、この湾を漂い、ついには小さな島からなる大地が埋め尽くさんばかりになった。
 私は興奮した。このような面白いものが見れるのが旅の醍醐味だ。気づくと周りに小さな獣や鳥まで集まっている。まるで祝福されているようだ。
 よくよく見てみようと近寄るとそのクジラの木には実がなってるではないか。どんな味だろう?と手に取って食べてみるとこれがおいしい!この果実を集めてひと商売してみようか。そこまで考えてきたところでここまでの旅の疲れからか眠くなってきた。どれ一つこの大地になったクジラでひと眠りしていこう。

 その旅人はそこで眠り、ついには眠りからは覚めなかった。それは近くに寄った小動物たちも同じようだ。彼らはずぶずぶとクジラの大地に飲まれていき、最後は溶かされてしまった。
 その後『木になるクジラ』は大地にあるものすべてを覆い、海水にもぐり漂って行った。彼らは海に漂う大きな食虫植物なのだ。
 

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片倉九時 2019/10/17 14:23

超ショートショート 誰も知らない嘘

 その部屋には高名な科学者は考古学者、有名な政治家や坊さん、そして新進気鋭の起業家やら音楽家までそらはもう様々な人がいた。彼らはとある富豪に集められた。彼らの依頼は集まってから発表するといい全員集まったところでその富豪からのメッセージが伝えられた。それは、
 「まだ誰も知らない嘘を教えてほしい」
 という事だった。
 それは暇を持て余した富豪が実はみんなが知らない事を私にだけ教えてくれれば大金を与えるという依頼だった。
 依頼されたものの、彼らは自信が誰かの嘘を知っていたとしてもそれは「誰も知らない」とは言えず、また、自分だけが知っているのはありかといえばそれもだめらしい。世の中にまだ存在しない者を出してくれと言われるようなものだった。
 困った彼らが出した結論は。
 「まだ誰も知らない嘘はあります」
 という答えだった。

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