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2019年 03月の記事 (12)

片倉九時 2019/03/14 21:50

映像研には手を出すな 29話 感想

 

 うーん。これはどうなんだ?
 最近フォールアウト4っていうゲームやっててどの組織に属するかで選択肢が分かれるんだけれど、そのゲームを考えながら見れば、「たぬきのエルドラド」は先住民、新たな原住民、タヌキの3組織に分かれて異星人の主人公がどこに属するか、どう立ち回るかが問題になる。
 で、浅草氏は「タヌキの意思はどうするんだ?」と確か前に発言してて、話がこうなったと思うんだけれど、これはどうかなー。
 個人的にタヌキが弱いと思う。
 最初に落ちたところでタヌキに囲まれてて異星人が話しかけようとしてみたりとかそういうのが欲しいかな。最後にタヌキに急に話しかけてびっくりした。それまでそういう伏線が全くなかったからどっちの組織に肩入れするんだ?って思ってた。
 まぁタヌキという選択肢があるならいいよ。でも急すぎかなとおもった。
 これがもし新原住民が乗っていたのが馬だったら「うまのエルドラド」になってしまうわけでしょ?
 確かに村にタヌキの像がある。見れる。それで察しろというのもわかる。でもなー。弱いよなータヌキ。
 
 

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片倉九時 2019/03/14 11:42

はねバド! 71ラリー 感想

 2019年3月号 goodアフタヌーン
 皆さん読みましたか?   
 志波姫まけてしもうた。はぁー。
 まぁ物語的には負ける流れなんだけれど、なればこそ志波姫応援してたから悔しいわ。
 物語の「トンネル」が話題になったけれど物語の「トンネル」を通りたくない人たちに思いをはせてみた話、トンネルの先が見えすぎるとどうも負けるだろう相手のほうを応援しちゃうんだよね。
 スポーツ漫画だと勝ち負けの比重が大きいじゃないですか。例えばこの大会なら羽咲とコニーが決勝に行くんだろうなっていうのがわかるじゃないですか。
 これが週刊誌だったら、例えば最近あったヒロアカのAB対抗戦ならどっちが勝ってもいい。だから先が読めない。それが楽しいんだと思うんですよね。
 勿論はねバド面白いですよ。羽咲益子、荒垣コニー、そして志波姫羽咲どの戦いも面白かった。でも!、でも!
 『どうせ負けるんやろ』
 っておもっちゃう自分がいるんですよね。
 同じように最近のディズニーも自分には合わないんです。アナ雪もラプンツェルもどうせハッピーエンドになるんだろってわかるから。
 

 がんばれ路!応援してるぞ!ここで大逆転かましてやれ!いや、見してくれ俺の裏切りを!

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片倉九時 2019/03/11 15:52

100分で名著 堕落論 坂口安吾 メモ

 たえがたきを忍び、忍びがたきを忍んで、朕の命令にふくしてくれという。すると国民は泣いて、外ならぬ陛下の命令だから、忍びがたいけれども忍んでまけよう、という。嘘をつけ!嘘をつけ!嘘をつけ!  『続堕落論』
 
 『堕落論』の中で安吾は、原点に還ることが必要だと述べています。世の中の規範、道徳、常識といった前提の条件をいったんすべて外し、いわば素っ裸の現実に直面してみろという。
 
 それまで日本人を縛ってきた道徳観、規範意識をことごとくを否定し、そこから解放されるべきことを、「堕落」という挑発的な語を用いて説きました。

 武士道にせよ、貞節にせよ、日本人をこれまで縛ってきた社会システムは、いずれも、為政者が人民を統制するために都合よく編み出した虚構にすぎない。

 戦前、戦中の軍国主義にせよ、それに代わる戦後の進歩主義や民主主義にせよ、自分の外から与えられるお仕着せの思想であるかぎり安吾はそのいずれに与することも拒否します。そうした罠にはまらずに人間はいきていかなければならない。そのためには、「自分自身の武士道」「自分自身の天皇」を編み出して、自分で自分を救わなければならない。

 切り開いていく野武士的な生き方喜んでを切り開いていく野武士的な生き方んでを切り開いていく野武士的な生き方喜んでを切り開いていく野武士的な生き方。
 
 上の「嘘をつけ!」と叫ぶ相手は、この儀式を準備した軍部や政治家と、それを喜んで受け入れた国民の両方でしょう。

 我等国民は戦争をやめたくて仕方がなかったのではないか。竹槍をしごいて戦車に立ち向かい土人形の如くにバタバタ死ぬのが厭でたまらなかったのではないか。戦争の終わらせてることを最も切に欲していた。そのくせ、それが言えないのだ。そして大義名分と言い、また、天皇の命令という。忍び難きを忍ぶという。何というカラクリだろう。惨めともまたなさけない歴史的大欺瞞ではないか。

 自分の生命力に従って生きる。野生に戻る、本能に従うともいえる。嫌なものを厭と言えない欺瞞をすて己の本能を見つめる裸の人間として復活するために「日本及び日本人は堕落しなければならぬ」

 自分の外にある価値観や道徳には頼れない。

 堕落には自分以外に頼るものがない、つまり孤独である。

 多くの場合、人はその孤独に耐えることはできず、あてがいぶちの道義やイデオロギーなどにすがってしまいます。しかし、その誘惑に屈することなく孤独の道を進み続けなければならない。

 着物は日本人に必須のものではなく、より便利な生活が必要。

 「人工の極致」こそ人間の生み出す本来の美。俗悪さを評価するという安吾の態度は、人間の本能的な欲望をそのまま肯定する、という彼の思想。

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片倉九時 2019/03/09 20:16

昴とスーさん 16話 感想

 

 うむ。今回も楽しかった。
 スーさんはめちゃくちゃおもしれー!ってわけじゃないけれど、安心してみていられて、あると嬉しい感じなんだよね。たとえるなら新聞の4コマみたいな感じで。
 今回もほんわかしたエピソードでした。そしてでかい!
 「成長してくれればいいのに」のあと暗くなったのを笑かして雰囲気をよくするってのいいですね。
 相手の知らないクセを自分だけが知ってるっていう鉄板ネタもよかった。
 次も楽しみやな!

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片倉九時 2019/03/08 15:46

TVはいらないのか?

 一人暮らしをするうえでいるものは?などでTVがいらないものに上げられることがある。それだけでなく、すでに部屋にTVがないという人もよく聞く。ではTVはいらない者なのか?
 生活必需品ではないだろう。だがちょっと待ってほしい。
 俺は、『まだこんな事言う人いるのか』という観測道具として必要だと思うのだ。
 ネットだけだと自分の考えと同じような人ばかり見るようになり、気を付けないとほかの人の考えを見に行こうなどしないだろう。
 大変恥ずかしいことだが以前、自分の身近に漫画村を使ってるという人がいたのだ。その人は何の罪悪感もなさそうなのだ。
 そしてTVのニュースを見て外見だけで善悪の判断をしている人がいるのだ。
 自分はネットに触れていれば何か問題が起きたとしても誰かが詳しく説明してくれるので、何かしらの判断は保留にしておくのだがTVの情報を鵜呑みにしている人がいるのだ。そしてそれはきっと自分の想像以上に多いのだろう。
 未だネットのニュースだけで生きている人はマイナーだと思う。だから世間とずれを知っておくためにもまだ必要なんじゃないかなと思う。

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