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2018年 05月の記事 (7)

片倉九時 2018/05/02 20:43

権威とは何か?

きっかけは今年の流行語大賞だ。ある年の流行語大賞が変に政治色を帯びてなんか変だなって思ったらその大賞を選んでるのは個人が数人集まって決めてるだけであって、あの人たちが決めたあの人たちの考える今年の流行語を毎年今年は何だろうとか思ってたのだ。

 モンドセレクションやグッドデザイン賞。言ってしまえばノーベル賞も権威があると思われるから権威があるように見えるのだ。

 言ってしまえば権威とは「裸の王様」なのだろう。みんながみんなあれはいいものだ。王様だから権威があるのだと思うから権威がつくのだ。そこで王様が見栄を張ったりすれば裸で外に出なくちゃならなくなるのだろう。

 王様が見栄を張らないように忠告する人がいるか、王様が裸でも「あれは裸だ」という人がいるかいないか。それぞれによってその場の人たち物語が変わるのであろうと思う。

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片倉九時 2018/05/02 07:20

俺はドイツで生まれたらやばかったなと思う話

川口マーン恵美さんをご存知だろうか?ドイツのシュトットガルドに住んでる人で、最近は「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」が本屋に良く置いてある作家さんです。
今シュトットガルド通信として現代ビジネスでWEB連載してるのでお勧めですよ。
リンク
彼女の文が好きで最近は新刊はだいたい読んでるのでドイツネタを多く持つようになるぞ

さて、「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」に書いてある話なのだが、怖い話でドイツでは小学五年生のテストで進路が決まるのだ。

テストの結果がいい子はギムナジウム、中間は基幹学校、悪い子実業学校に行く。そして大学に行けるのはギムナジウムに行った子のみであり、しかもギムナジウム卒業するときに行われるテスト(アビトゥーア)に合格できないと大学に入学する資格がなくなるのだ。もしアビトゥーアの取得を失敗しても翌年チャンスがあるが、これを失敗するとほぼ永久に大学に行く資格を失われる。日本の大学全入時代ともいわれる現象がかわいく見えるものだ。

勿論ギムナジウムに通う子はエリートだ。しかしテストの結果いかんによって落第もありうるのだ。義務教育中でも進級できなかったり落第し、下の基幹学校に行かなくてはならなかったりするのだ。

その結果基幹学校や実業学校に通う子は劣等感のラベルを張られ、教育格差が生まれる温床になっている。

川口さんはこれらのことから日本の義務教育はドイツよりもいいと言っている。
俺自身はほんと日本で生まれてよかったと思う。

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